東邦金属工業 ゴールドカセットボンベ
イソブタンガスは気化温度が低いので、低温時でもすぐれた火力を維持できます。
高気化ガス(イソブタン配合)イソブタンの割合が70%です。
成分:イソブタン70%、ノルマブタン30%
1缶当たり発熱量:2,757kcal
カセットガスに関してはこちらで詳しく検討していました。
通常使うカセットガス缶はこちらですね。
ニチネン マイコンロ専用ボンベ マイボンベ・L [250g×3個]
普段使いはこれで十分でしょう。ヨドバシで無料で届けてくれて
1本単価100円以下で百均よりお安い価格設定です。
成分的にはノルマブタンは95%以上含まれているそうです。
カセットガス缶は、ボンベの寸法が JIS S 2148 で細かく規定されているので
実際はどこのメーカーのカセットボンベでも使うことが出来ます。
メーカー品のイワタニカセットガス オレンジで揃える必要はないと思います。
但し、低温性能はノルマブタンの多いカセットガス缶では不安です。
イソブタンを多く配合したカセットガス缶も用意しておきましょう。
特にコルドリーブスのカセットガスのセットされる位置は後方の奥
冬場は気温も下がると燃焼に不安があります。
そこで低温にも強いイソブタン配合のカセットガス缶も用意しておきます。
こちらもヨドバシで無料で配達してくれて、1本単価230円程度です。
イソブタンがメインのガス缶にしては最安値かな
ちなみにsnowpeakのイソブタン配合のアウトドア缶だと
GP-250SR [ギガパワーガス 250イソ]
の半額近くの値段なので経済的ですね。
各社のカセットガス缶の使用期限は
東邦金属:約6年
ニチネン:無期限(但しボンベの周囲に少しでも錆びが付いたら処分してください)
イワタニ:6~7年(ボンベ内部のゴム製パッキングが経年劣化してしまうため)
って事なのでカセットガス缶は6年を目安に使い切るのが理想ですね。
【快適化?】
カセットガス缶の保管にはダイソー 「缶ストッカー」 を使います。
快適化と言えるほどではないですが、本来の使用方法ではないので。
我が家は冷蔵庫のないストイックなキャンピングカー(笑)
缶ストッカーは本来の使い方を想定していません。
車内に積むカセットガス缶の整理に使用します。
350mml缶と比べてカセットガス缶の方が若干大きめ
お尻がきついので反対にして入れるとシンデレラフィット(笑)
4本入れると多少振っても落ちないのでガタツキもありません。
【まとめ】
車内もキャンプも我が家はカセットガス缶で統一するのは予定通り
カセットガス缶は今やコンビニでも手に入る手軽さですからね。
ストックは缶ストッカーに入れて整理しておけば
足りないかどうかひと目で分かる仕組みです。
冬は低温に強いゴールドカセットボンベが活躍しそうです。
一応キャンピングカーは冬メインの使い方ですからね。
7月20日追記
カセットこんろ用燃料容器の規格 JIS S 2148 によると
9.6 「耐圧試験」には
1.3 MPa で 30 秒間保持した後,漏れがないこと及び容器各部の変形がないこと
1.5 MPa に加圧したとき容器各部が破裂するか確認
と規定されています。
では、カセットガス缶が何度になると内部圧力がそこまで上がるのかということですね。
蒸気圧(MPa) - 温度(度)の蒸気圧曲線によると
ノルマルブタンが主成分の通常缶で1.5MPaに達する温度 95℃、
イソブタンが主成分の寒冷地用カセットガスなら 90℃と読み取れます。
SOTO等のプロパンが入ってるモデルだともっと低温で1.5MPaに達します。
では夏場の車内の温度って?っていう事を考えると
http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/usertest/temperature/detail2.htm
こちらテストでは直射日光の当たるダッシュボードの最高温度で74度
直射日光の当たらない車内平均温度で47度という事です。
以上のことから車内と言っても直射日光の当たる場所での保管は危険ですが、
戸棚などの日陰になる場所なら大丈夫でしょうね
ただし、カセットガス缶の注意事項に40度を超えての保管は駄目よとありますので、
基本的にカセットガス缶の車内での保管は推奨されていません。
あくまでも自己責任でって事ですね。
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