CSSはあまりちゃんと勉強したことがなかったので読んでみました。

本当に、画面の構成は完全にCSS任せにできるようになってきているのですね。

Silverlightとかでも同等の表現力はあると思うのですが、
コンピュータ上で表示する仕組みというインターフェースになっています。
それに対してCSS3のほうは、雑誌の紙面の指定に使うようなイメージになっていますね。

より抽象度が高いので理論的には先進的なはず。
とはいえ、実際に使いやすいとは言えないようにも思えますが。なぜでしょうね。
指定方法が全然階層化されていないのが理由かもしれません。

ちょっと使い慣れてみないとわかりませんけどね。
慣れてないせいでそう思えるだけかもしれない。

CSSではなく本そのものについては、
大変デザインがきれいにまとまっている本ですね。

日頃デザインを考える人に売るのですから、
内容が良くてもデザイン的にわかりにくければ、
手に取ってもらえないのかもしれません。

説明やサンプルが位置や色などで分類してわかりやすく配置されていていました。

まあ全体的にはとにかくTipsがリファレンス的に並んでいるだけですけどね。
CSSで何ができるか、一通り知っておきたいならよい本だと思いました。
半導体の仕組みから、オブジェクト指向あたりまで、
プログラムを構成する要素が書いてある本です。

プログラミング入門する人が、
それ以前に読むのはやめたほうがいいとは思います。
理論立ててものを学ぶのが好きな学者さんとか、
好奇心に満ち溢れた人は別かもしれませんが。

ただわかりやすく書いてあるので、読んでもいいかもしれません。
ある程度プログラムがわかったうえで読むのも良いのかも。

プログラムをやるには論理的な思考が求められます。
そして、論理的な思考をしていると、原理から知りたくなります。
あることの原理を知ったら、そのさらに原理が知りたくなり。
ということでどんどん知識を手繰っていくことになります。

たとえばCを知ればアセンブリ言語が知りたくなり、
アセンブリ言語を知ればマシン語が知りたくなり、
マシン語を知ればワイヤードロジックが知りたくなります。

少なくとも初心者を過ぎたあたりにはひとつ前の技術が知りたくなるものでしょう。

まあこれもある意味もろ刃の剣であり。
知識が深まれば深まるほど時代を逆行していくことにつながったりもしますが。

ある意味Cの要素となっているのはアセンブリ言語ですが、
アセンブリ言語を完全に理解すればCのすべてが理解できるものではありません。
創発と言って、要素を組み合わせることにより生まれる概念があります。

とはいえ要素技術を知ることも大切なことは確かです。
論理的思考がしやすくなりますからね。

また、ある要素技術を極めているベテランの話を聞こうと思ったら、
前提としてそのさらに要素技術の知識が求められる、っていうことはよくあります。
そういう意味でも原理は覚えておいて損はありません。

そうやって知りたくなる原理を、最初のほうまでさかのぼって解説してある本です。
本当に最初というには半導体物性やらシュレディンガー方程式やらが抜けてますが。
まあプログラマーやっていてそこまでさかのぼる人はほぼいないので、まあよいのでしょう。

単にさかのぼるなら、それぞれの分野の専門書を読めばいいのですが、
この本ではさかのぼる過程で、一つ隣の階層との関係を説明してあり、
一つ一つ階層をさかのぼって勉強していくには大変わかりやすい本になっています。

読んでおくべき本ですね。

JavaScriptのライブラリであるjQueryについて書かれた本。

完全にTips集ですが、
jQueryは便利に使えるように作られたライブラリなので、
Tips集にこそその本質が集約されているようにも思えます。

JavaScriptでよく行われる、HTMLのDOMの操作について、
基本的な動作が非常にシンプルな形で記述できるようになっている、
大変優れたライブラリですね。

そこで必要とされる処理の内容からして、
メソッドチェインでつないでいくという方針は大変すばらしい。

オブジェクト指向的にはなりませんが、
オブジェクト指向を使うような複雑なデータ構造は持たないため、
問題ないです。

なんかコレクション志向というか。
スクリプトのパイプなんかではあった方針なのかもしれませんが。
コレクションに次々処理を行っていくという思想で、
思った処理がどんどん実行できていくプログラムが書けます。

JavaScriptのライブラリですが、
それでJavaScriptとは別のパラダイムの一つの言語となっているような。
こういうこともできるのですねえ。
考えてみれば.NETのLINQもそうなのかもしれませんが。

またそういうライブラリが、
拡張性高く作ることのできるJavaScriptという言語も、
かなりのポテンシャルをもっていると言えるでしょう。
多少見にくくなりがちなところがありますが、良い言語ですね。

また、高度なUIのカスタマイズも結構簡単にできるようで。
かっこいいテーマなんかもできる模様。

この辺についてはコードがややこしくなりがちでしたが。
そこはオブジェクト指向とか使えないのがあだとなっているのか。
それとも使えるけれどこの本の範囲を超えるので書いていないだけなのか。
その辺はこの本だけからは良くわかりませんでしたが。

結構実用的なところまでみっちり書いてある本でした。
お買い得。
Ruby on Rails 3の解説本。

基本的には淡々とTipsを紹介していく流れの本です。

ただし、最初のほうの章で概要を説明してから、
詳しい説明に入るなど。
わかりやすくまとめてはあります。
一番最初にインストール方法から説明してあるところもわかりやすい。
まあ入門書なら当たり前とも言えますが。
あまり入門書っぽくないけれどもそういうところはきっちりしてます。

MVCの概念の説明がないなど、本当の入門にはきつい面もある気がしますが。
まあRuby on RailsのMVCはややこしいものではないので、
まあこんなものかもしれません。

全体的には、Tipsの集合ではあるのですが、
説明が丁寧で全体のまとまりがよく、
結構よくわかった気分になれると思います。

Ruby on Railsの簡潔な記述のよさを堪能できますね。
堅実で派手さはないものの、良い本だとはいえると思います。
練習問題を解くことが大切としつこくしつこく書いてある本を、
練習問題やらずに読んでいるので、
読んだと言い切っていいかは微妙ですが。

一通り読み終わりました。
C++で一番偉い人であるストラウストラップさんの書いた本。
1200ページ、47mm、1.6kg。
監修者の前書きには鈍器に最適とあります。
大著です。

原題は「Programming」らしい。
このタイトルで堂々と本が出せる人が世界に何人いるのか。
素晴らしい本ですね。

C++の本ではありません。
C++は単に例を書くのに使っているだけです。
まあなのでC++でカバーしてないところは書いてないですが、
C++はカバー範囲は相当広いですから問題ないでしょう。

日本語タイトルには「入門」とついてますが、別にこれも間違いではないです。
入門者のための入門書ですね。
基礎の基礎からしっかりとかいてあります。

とはいえ。基礎をかじっておしまい、という本では断じてありません。
基礎を完全にマスターするほんです。

とにかく基礎を理解するってのは大事です。
基礎を始めるのは簡単ですが、完全に理解するってのは難しい。
基本概念を完全に理解することになりますからね。
本当にそれができているなら、あとは応用なんて簡単なものです。
まあ本当にできているなんて人はほとんどいないわけですが。

この本をしっかり勉強すれば。
かなり完璧に近く、基礎を理解することができるでしょう。
そういう本です。

新入社員研修で2か月くらいかけてこれ一冊勉強する、なんて使い方もよいですね。
かなり実力のある新人が育成されることでしょう。
むしろ教えられる人が社内にいるのかどうかが問題ですかね。
常にC++の文法を理解し、現在の文法に最適なプログラミング技法を追及していないと、
教えることはできませんから。

教え方の構成を見ると、C++が何かということが理解できる本でもあります。

char配列としての文字列、配列、ポインタが出てくるのは半分を過ぎてからです。
代わりに最初から出てくるのはvectorやstring。
本当に基本的なのは何で、上級者がこったテクニックに使うためのものが何か、
ちゃんと整理したうえで書いてますね。

それが本当のC++なのでしょう。
ストラウストラップさんがそういっているのだから間違いないです。
そう考えると、C++はかなり高級な言語であることがわかりますね。

なんかC++の話になってきましたが。
C++に限らず、プログラミングをやる人なら一度は読んでおくべき本ですね。
C++の練習問題が山ほどあって、しかもこれやらないと読んだうちに入らないと明言されているのが、
C++に首までどっぷりつかりたくない人にとってはちょっと難ですが。

その場合でも文章だけ読んでも、大変役に立つ本です。
いろいろやってはいるのですが、
最近まとまった作業が進んでませんな。

まあ全体的に勉強時間もあまり取れてませんが。

Office Open XMLを扱うライブラリも、
それなりに評判の良いものが出てきた模様。

別に自分で作るよりそれを使えばいいかなとも思いつつ、
考えてきたLINQと相性がいい宣言型のインターフェースが使いたいので、
自分で作ってみたくもある。

とりあえずRubyの勉強もしたくなったので、
一度RubyでOffice Open XMLのインターフェースを作ってみようかと挑戦中。
それができてから.NETに移植して、のほうがいいですかね。

Ruby Silverの試験の公式参考書。
試験受けることになったので読んでみました。

参考書にしては試験に関係ない、
Rubyの始まりについても書いてあったりして、
好感が持てます。
単なる試験に受かるためじゃなくて、好奇心をもって勉強しないと。

参考書には詳しくないですが、
内容もわかりやすくまとめられていてよかったのではないですかね。
あまり参考書らしくつめこみって感じもしませんでしたし。
けっこうわかりやすく簡潔にまとまっていたような。

ほか、過去問及びその解決もあるので、
試験に必要な細かい部分の知識もそれなりにつきます。
試験受けてみたら同じ問題が何問か出てました。

けっこう好感触の本ですね。
読んだのは3回目。
相変わらず素晴らしい本です。

最近いろんな言語の理念を取り込んでよいプログラムを書くべく、
いろんな言語の本を読んでいるのですが。

それぞれの言語開発者の目指すところとかはわかるのですが、
コードを書いていないので文法の細部は忘れがちです。

しかし。
Rubyに関してはこの本があるので安心です。
200ページ程度の、わかりやすい文章を読み返すだけで、
文法についてかなりの部分まで理解できます。
極めてうまいことまとまっております。

とはいえそろそろ頭に定着させたいところではありますが。
ちゃんとRubyでプログラム組んでみましょうかね。
ユニコードの委員会で、日本を代表して闘ってきた経緯を書いた本。

英語能力や、世界に通用する交渉力を鍛え、
文字コードの理想を目指して戦ってきた記録。

英語や交渉力を鍛えるエピソードは、
大変親しみやすいものとなっています。
が、それだけになにやら勉強せねば国際社会でついていけない的な、
陳腐な説教臭さを感じたりもします。

文字コードの理想については、何やら小難しい理論が書いてあり、
理解できるような理解できないような。
とにかく理想に向かって立ち向かっているのはわかりました。

という感じで一つ一つのエピソードを見ると今一つな面もあります。
そして全体としてまとまっているわけでもなく、個別のエピソードの羅列でどうも流れがわからない。

という本なのですが、
そのいろいろ混ざったごちゃまぜ感が妙にリアリティを醸し出していて、
サスペンス小説のように一気に読めてしまいました。

というよくわからない本。
事実は小説より奇なりということか。
ノンフィクションとしてある意味傑作なのかもしれませんね。
会社が資格を取れというので、
Ruby Silverをとってみました。

Rubyの可読性には興味があって、
Rubyの本は何冊か読んでいましたが、
コードを書いたことはほぼなし。

で受かるのだから簡単といえば簡単でしたな。
文法はわかっていたけれど、
よく使うメソッドの戻り値とか破壊的とか、
その辺に少々てこずりました。

というか資格試験そのものが思ったより簡単でした。
全部選択式なんですね。

Goldもとってみようかと思えてきました。