練習問題を解くことが大切としつこくしつこく書いてある本を、
練習問題やらずに読んでいるので、
読んだと言い切っていいかは微妙ですが。

一通り読み終わりました。
C++で一番偉い人であるストラウストラップさんの書いた本。
1200ページ、47mm、1.6kg。
監修者の前書きには鈍器に最適とあります。
大著です。

原題は「Programming」らしい。
このタイトルで堂々と本が出せる人が世界に何人いるのか。
素晴らしい本ですね。

C++の本ではありません。
C++は単に例を書くのに使っているだけです。
まあなのでC++でカバーしてないところは書いてないですが、
C++はカバー範囲は相当広いですから問題ないでしょう。

日本語タイトルには「入門」とついてますが、別にこれも間違いではないです。
入門者のための入門書ですね。
基礎の基礎からしっかりとかいてあります。

とはいえ。基礎をかじっておしまい、という本では断じてありません。
基礎を完全にマスターするほんです。

とにかく基礎を理解するってのは大事です。
基礎を始めるのは簡単ですが、完全に理解するってのは難しい。
基本概念を完全に理解することになりますからね。
本当にそれができているなら、あとは応用なんて簡単なものです。
まあ本当にできているなんて人はほとんどいないわけですが。

この本をしっかり勉強すれば。
かなり完璧に近く、基礎を理解することができるでしょう。
そういう本です。

新入社員研修で2か月くらいかけてこれ一冊勉強する、なんて使い方もよいですね。
かなり実力のある新人が育成されることでしょう。
むしろ教えられる人が社内にいるのかどうかが問題ですかね。
常にC++の文法を理解し、現在の文法に最適なプログラミング技法を追及していないと、
教えることはできませんから。

教え方の構成を見ると、C++が何かということが理解できる本でもあります。

char配列としての文字列、配列、ポインタが出てくるのは半分を過ぎてからです。
代わりに最初から出てくるのはvectorやstring。
本当に基本的なのは何で、上級者がこったテクニックに使うためのものが何か、
ちゃんと整理したうえで書いてますね。

それが本当のC++なのでしょう。
ストラウストラップさんがそういっているのだから間違いないです。
そう考えると、C++はかなり高級な言語であることがわかりますね。

なんかC++の話になってきましたが。
C++に限らず、プログラミングをやる人なら一度は読んでおくべき本ですね。
C++の練習問題が山ほどあって、しかもこれやらないと読んだうちに入らないと明言されているのが、
C++に首までどっぷりつかりたくない人にとってはちょっと難ですが。

その場合でも文章だけ読んでも、大変役に立つ本です。