私が学生時代には聞いたことがなかった
起立性調節障害について。
ここ最近小学生~高校生に増えていることを
知って、とても驚いたのですが
多い年代は
10歳~16歳
私には知識が浅いので、改めて詳しく調べて
みました。
■起立性調節障害
→自律神経の不調の1つのこと。
・立ちくらみ
・気分不良
・倦怠感
・食欲不振
・朝起きられない
この様な症状があります。
交感神経が優位になっていたり、副腎疲労の
症状にも似ています。
原因としては
・何かのストレス
・食事のとり方
・血糖値の問題
・貧血
この様な問題と重なっている事が考えられ
ます。
■起立性調節障害は4つのタイプがあります
①立直後性低血圧
→起き上がった直後に、強い血圧低下が起こ
って、頻脈が出ることもある低血圧症状と
しては「立ちくらみ」、「全身の倦怠感」
を感じることが多いです。
②体位性頻脈症候群
→起き上がった時の血圧低下はありませんが
症状としては「頻脈」「ふらつき」
「倦怠感」「頭痛」などの症状があります。
③血管迷走神経性失神
→起き上がったときや立っている最中に
急に血圧が低下して「意識の低下」や
「意識消失」が起きます。
④遷延性起立性低血圧
→起き上がった直後の血圧の反応は、正常で
すが、立っている状態を続けると血圧がだ
んだん低下します。
■何科を受診すればよいのか?
→まずは小児科を受診して、明らかに精神的
な問題の場合は、子供の治療もしている診療
内科や精神科を受診して相談することができ
るそうです。
まずはお薬を使わない治療方法の4つのポイ
ントをお伝えします。
①朝食を食べる
→塩分を取ることで、体の水分を保持して
血圧を下げにくくするためです。
②朝日を浴びる
→日中(15時まで)は、日向側を歩くなど
太陽光を浴びるようにすることで、体内
時計のリセットをしてくれます。
③飲料療法
→水分不足は症状を悪化させます。1日1.5
ℓ~2.0ℓを目標に水分を摂りましょう。
④運動療法
→自律神経を働かせるためには、運動が
大切です。
縄を使わないエア縄とびやスクワットなど
無理なく自宅で簡単にできるものから始め
てみましょう。
起立性調節障害は、親や学校の先生など周り
にいる大人の理解がとても大切で時間をかけ
て、少しずつ不調を改善することが必要です。
詳しくは、今回参照したホームページのリン
クを添付いたしますのでご参照ください。
【参照情報】
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