親父の独り言 R34
Paul Walker氏の劇中の活躍でJDM人気が加速し、そこへのアメリカ25年ルール解禁と長期の円安。国内にあったR34GTRは根こそぎ国外へ嫁がされていったような気さえする今日この頃。バブル期にとあるイギリス人が程度の良いMGやオースティンヒーレーは日本に流失してしまって心苦しいと嘆いていた記事を思い出します。当時イタリア、イギリスを始めヨーロッパからヴィンテージバイクも相当数が日本に流れたようで、昨今では為替レートの関係もあってヨーロッパ市場より日本にバブル期に買われていった車両の方が程度も良く何しろ安い理由から日本から再び『買い戻され』故郷へ里帰りされている車両も少なくないようです。そんな時代の変化と一向に良くならない日本経済を痛感しながらダイキャストモデルの世界に束の間の現実逃避を求めてしまっているのかも‥。そんな逃避の手助けをしてくれる各ダイキャストモデルメーカーが毎年市場投入してくるモデルはどれも更にディティールがリアルになり感心するばかり。ディティール重視に走るならそれなりのコストも必要になって1:64スケールで5,000円超えは当たり前になってきています。余程に思い入れのあるキャストでもない限りそこまでは奮発はしない自分は所謂レギュラーベーシックキャストで満足です。物価上昇と為替レートの影響で日本は本当にコレクターの物欲を刺激してくるのでインバウンドの興奮度は我々の想像を遥かに超えています。もうすぐお盆帰省した時に地元のそこかしこのお店でインバウンド達とバッティングしないように祈るばかりです。笑先日スーパーへ買い物へ足を運んだところペグから落ちていた個体の中にR34がおりました。今となっては実車は手の出せない価格帯のワールドコレクターズアイテム車両となってしまいましたが、3インチ程の中にバランスよく再現された様子を見て速攻ショッピングカートへ入れておりました。R34現役リアルタイムでトミカ等を手に取っていたので今時の金型で作られているキャストを見ると再現力の進歩に感動すら覚えます。大きなお世話かもしれませんが、ここに上げた画像を通して楽しさが伝われば幸いです。もうすぐカバヤさんより販売開始されるようです。『ジャパンシリーズ』はドアやボンネット開封ギミックがあるのとヘッドライトの塗りつぶしやタンポ印刷ではなくクリアパーツによる再現力が個人的には魅力です。お一つ手にとってみてご判断下されては如何でしょうか。