RX-3というよりサバンナって呼ぶ方がしっくりくる印象。幼稚園の頃にルーチェワゴンやロータリーカペラ(オレンジ色)をきっかけにマツダ車が割と身近だった環境だったのがGメン75の劇中に搭乗した暴走サバンナによって暴走族御用達GTへと変貌してしまいました。そのワルな印象は『太陽を盗んだ男』でジュリーが池上季美子を乗せて逃走したRX-7(SA22C)が登場することで過去のものとなっていきました。

 

以降ずっと子供の頃に見かけた暴走族写真集やホリデーオート、ヤングオートなんかのグラチャン写真集上のカスタムされたサバンナ達は昭和ノスタルジーを代表する一台として君臨し続けておりました。そんなある時に出張で訪れたシドニーの車専門書店で見かけたローターリー車専門指南書にドラッグレースで活躍するカペラやルーチェに混ざってサバンナがクーペ、セダンを問わず結構な台数が掲載されているのを見ておったまげました。笑

 

ホットウィールにもパープルメタリックを纏いJ.クラシックシリーズとして初登場した後にRace Dayでリカラー再登場してきた時にはマテルにツボを押された気分に。そして今回、Toonedキャストとして新たな装いで現れてきました。マッドマイクの人気と連動しているマツダ車キャスト展開及びこのToonedシリーズはRyu ASADA氏のバハバグの流れを引き継いでいるものと受け止めておりますが、一体どこまで継続展開されていくのか非常に楽しみなラインの一つ。

 

 

見た目は、これまた幼少期に模型店でよく見かけたマルイのノッポシリーズやニチモのノッポボーイと同様のオーラを感じます。同シリーズキャストのシボレーC-10なんかダレてきてる印象があったのですが、サバンナを手にとってマジマジと観察して再び期待が持てるようになりました。四輪共に同サイズに纏めたのも良かった。唯一、フロントグリルもしっかりとメリハリある再現してるだけにリア部のタンポ無しは、残念です。後期型のテールは前期🔴テールと違って塗り分けが難しいんですよね。総合点は高いと思います。