[日時]2023/08/19 18:30~
[場所]みなとみらいホール 大ホール
今回は、ゼルダの伝説シリーズをじっくりやる回です。
じっくりやりたすぎて、2日間連日開催を企画してしまうぐらいのボリュームになりました。
2日間の企画にすることの意味を懇々とプレゼンされた結果、普段そこまでゼルダをやらない団員もこの機会にやってみたいというチャレンジ精神が芽生えたのか、戦曲会議の決選投票でゼルダ2DAYSに決まったのです。
そこから先の経緯は、昨年episode0として詳細を語ってきたので割愛します。
でもお時間ありましたら、以下のエントリーあたりが今の活動に直結している内容ですので、お勧めします。既に読んだことある方も復習してみて♪
・chapter0:コロナ禍から活動再開までの経緯
・第17回R:UNDERTALEの回
1日目は「時のオカリナ」から「神々のトライフォース」に流れる世界線を辿っていきます。
これを俗に時の勇者敗北ルートと呼び、その流れを再現していくわけです。
ゼルダシリーズは沢山の作品が出ていますが、ざっくり言うと主人公リンクとヒロインのゼルダ、そして悪役のガノンを主軸とした設定がベースになっています。
そんな物語の分岐の軸になっているのが、時のオカリナなのです。

(参照:wikipedia)
また、音楽的にもゼルダシリーズの人気曲として初出なのが結構多かったりします。
ゲーム的なネタバレはそれなりにあるかもしれませんが、ゼルダシリーズは謎解きを楽しむ部分が多いので、これを機に実際にプレイして「あ、ゲームと全く同じ音だ…!」を味わってほしいのです。
配信アーカイブも今回は最初から公開しています。現地、リアルタイムともご都合が合わなかった方も、ぜひこの感想を読みつつYouTubeの演奏をご堪能ください。
■プレコンサート
本編では扱いきれない他タイトルのゼルダ楽曲は、幕前にすべてやってしまおう!ということで企画しました。
リトルでは第15回のロビコン以降、幕前にお披露目する機会はなかったので5年ぶりとなります。
今まではみなとみらいホールのロビーにお客さんを集めてやってましたが、やはりまだ密集を生み出すのに抵抗があるので、今回は舞台上でやろうという提案をしました。
これで今まで参加できなかったメンバー…打楽器とか金管楽器はNGでしたが、今回は全楽器OKになりましたので、今まで見たことのないセクションのアンサンブルも日の目を見る機会となったのです。
そして従来のようにサプライズではなく、事前告知もさせてもらいました。知ってたら行きたかったのに…という声が絶対上がると思ったので。
このコーナーのアレンジは、らいぶら隊ではなく各メンバー内でやってもらってます。
らいぶら隊のたまごを見つける企画でもある…のか?
1.ハイラルトリオ
リンクの冒険より 神殿 / 大神殿 / ラストボス(ダークリンク) / ファンファーレ
フルート3重奏による、ディスクシステムの作品からのメドレー。
オケの中ではどうしても他の音色と混ぜられてしまう機会が多かったのですが、単色の音で奏でられるサウンドは、原曲の持つ恐怖感を浄化させるように聞こえます。
前回から参加されているツナさんは、古参メンバー2名のパワーに負けない程の真っ直ぐで安定した音色を持っているなぁと思いながらいつも練習を聞いてました。
2.ばよりん オブ ザ ワイルド
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドより メインテーマ
ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダムより メインテーマ
ヴァイオリン4重奏による、メインテーマづくしです。
ヴァイオリンのことをばよりんと呼び出した起源はよく分からないのですが、小さいお子様がうまく言えなくてこうなることを、技術が未熟な部分を自虐的にこういう人もいるのかもしれません。
単純に響きが可愛いから使ってる人もいるかもしれません。今回は、無理やり4文字に収めようとした結果でこうなっただけかもしれません。
でも、今回の集まったメンバーは決して技術が未熟だなんて思いません。リトル在籍歴もそこそこ長く、ゲーム音楽を演奏することの何たるかを知ったメンバーで編成されています。
最新作の刹那的なメロディを表現するために、一生懸命聞きこんで練習した成果が表れていると感じました。
3.リトル金管アンサンブル
ゼルダの伝説 スカイウォードソードより 大空 ~ロフトバードと共に~
前述のとおり、今までロビコンのチャンスが無かったメンバーと何かやりたい…そういう個人的な欲求がついに叶いました。
金管メンバーは個々の技量もですが、集団としてのアンサンブル力も着実に高まっていると感じています。
各パートトレーナーの若林先生、堀先生、辻田先生の長期にわたるご指導が根付いていることをメンバーも実感していますが、それを対外的に披露する場がなかなかありませんでした。
金管アンサンブルらしさを表現できる曲は何かないかなーと考えた結果、私のツイッター(X)フォロワーさんが教えてくれたこの曲に決まりました。
トロンボーンは合奏だとみんなで同じ動きをやるか、ホルンかトランペットの支えに回ることが多いのですが、今回はそれぞれバラバラの動きでアンサンブル特有の難易度になりました。
ちょっと短めの曲でしたが、金管セクションで一体となるという体験を出来て良かったです。
■第1部 時のオカリナ(子供時代)
1.タイトル/大妖精の泉
ゲームを起動して、オープニングムービーを見てからの、スタートボタン。そしてセーブデータ選択画面。
この曲は私お休みなので、オープニングのオカリナに聞き入ってました。
スタートボタン押下時のアルペジオはクラリネットに振ってました。流石にゲームのSEよりはゆっくりめでしたが、人には限界というものがあるのです。音が崩れない程度の安全運転を心がけておりました。
2.ガノンドロフ登場/デクの樹のテーマ/妖精ナビィ/家の中/コキリの森
物語が始まって、一通り動けるようになるまでの流れです。
城門が開くところや馬が駆けるシーンは、パーカッションとトランペットが頑張ってくれました。
妖精ナビィの曲は変拍子のオンパレード。この曲は3年前に譜面のベースが出来ていたので、割と初期の段階でガッツリ練習してた記憶があります。弦楽器の皆さん、よう頑張ってるなぁ…と思いながら聞いてました。
ゲーム中はちょっとしつこいナビィの声も入れました。最初は打楽器パートでやっていたのですが、ハイラル合唱団が結成されたことで、川田桜香さんにお任せいたしました。
あ、やっぱり発声が綺麗!子音が聞き取りやすいです。素人が言うと「エイ!」になるところが、しっかりとした「Hey!」になります。
ラストは、宝箱とファンファーレで締めました。ゼルダと言えばやっぱこれ。ごまだれ~
3.デクの樹ダンジョン/戦闘/ボス戦闘
時のオカリナで最初にチャレンジするダンジョンを、結構SE多めで再現しました。
扉が開いたり閉まったり、火を2回燭台に灯して仕掛けを解いたり…これを楽譜に書き起こすのがまあまあ大変で、譜面が出来上がったのは割と練習終盤だったりします。
そんな難産な曲ですが、その分プレイ感がすごく再現された、らいぶら隊らしさ全開のアレンジに仕上がったのではないかと。
ボス戦闘でトランペットが難解なことをやってるのには練習の度に心の中で拍手してました。
トロンボーンも、戦闘のメロディは1本に聞こえるように結構音合わせ頑張りましたヨ。
ティンパニーがめちゃめちゃ熱かったです。配信では見えませんが、志村先生が僕の背後のティンパニーのお姉さんに鋭い眼光としぐさで指示をしてくるのを見れました。これは会場組…パイプオルガン側席を取った人だと楽しめる特権かも。
4.ケポラ・ゲボラのテーマ/ハイラル平原メインテーマ
頻繁に現れるフクロウさん。ファゴットとオーボエによるメロディのリレーはとても心地よくて練習の度に聞きほれてました。
そこからのハイラル平原。プレイした人はご存じかと思いますが、敵に襲われるタイミングで曲がシームレスに変化していくなど、ちょっと特殊な曲でもあります。
今回は通常パターン・接敵パターン・景観パターンなど色々織り交ぜてのアレンジになりました。
金管的には3連符と付点のリズムの切り替えが結構惑わされやすかったり、やっぱりトランペットが難しいことやらされてるなぁという素直な感想になります。
最後3小節だけ夜になります。ゲームのシーンに合わせた照明演出は17Rのアンテ回でもやったような感じで取り入れてみました。
アンテ回を挟まなかったら、この演出やってなかったかもしれないと思うと、順番変えたことに意味はあったのかもしれません。
5.城下町~お店~的当て屋~ハイラル城中庭ゲーム~ゼルダ姫のテーマ
今回の演目の中で数少ない明るい賑やかな曲群。作中では明るいを越えてちょっと会話が成り立たない人が多めの印象ですが(ぉ
お店はトロンボーンの見せ場でした。綺麗にハモれるように下の音頑張りました。
そして城下町からの的当て屋にシームレスに移行する部分は、結構練習でも苦戦してた箇所です。
譜面を色々試行錯誤して、いい感じにまとまりました。
ハイラル城中庭ゲームも、ちゃんと1回ミスしてやり直すという部分を再現しています。ゲーム上手い人とか何周もしてる人はそんなに引っ掛かりはしないと思うので、リトルの演奏は初見プレイ勢を意識しています。
6.迷いの森
ここもゲーム再現度の高いアレンジになりました。
正しいルートの時だけBGMが聞こえる、というのを完全再現しました。
コロナ禍前に結構練習していたのを聞いてたのですが、3年後に久々にやっても割とみんな出来ていたので、すべてが失われたわけでは無かったんだなと安堵したのが印象的な曲です。
ただ音を出さないんじゃなくて、弦の人が弾き真似をしてスッと入るというところにこだわりがあるのです。
7.時の神殿~マスターソード~ガノンドロフのテーマ
少しお話を進め、紋章を集め終わった子供リンクが時の神殿に到着してからの、一連の流れです。
時の歌を覚えるところで、オカリナが吹き分けてくれたのが最高でした。
後でちょっと触れますが、舞台上にマスターソードと台座が置いてありました。ここで抜いてもらうという演出があってもよさそうでしたが、リソースの関係で無理でしたので、お客さんの心の中で抜いてもらえばいいかなと思ってました(?)
■第2部 時のオカリナ(大人時代)
8.シークのテーマ
15分間の休憩が7年に感じられましたね(ぉ
ハープとバイオリン1stによるアンサンブルです。
配信や、私の席からはしなやかに奏でられている美しいお姿しか見えないのですが、足元が超絶技巧だったようです。
ちょっとだけパタパタする音をマイクが拾っていたと思いますが、流れるようなフレーズの裏では凄いことをやっているのですね。
9.ロンロン牧場
ハイラル平原の真ん中にある牧場。
エポナのテーマをヴィオラソロで、途中からソプラノお二人の美声も重ねています。牧場の娘マロンに近づいたというイメージですね。
個人的には競走の曲も入れて欲しかったのですが、時間の都合がありますので。馬の足音は入ったので、色々解決したんだなと解釈しました。
10.カカリコ村2/風車小屋
木管アンサンブルによるカカリコ村の曲。なんで2かというと、子供時代と大人時代でアレンジが違うからです。
とはいえこの直球のタイトル名はなんなんだwまあ、他の作品だとバトル2というタイトルが認知されてるからいいんでしょうけど。
風車小屋は、嵐の歌という名称で覚えている人も多いのでは。グルグルおじさんという謎のキャラとともにインパクトの強い曲で、人気も高くて外せませんでしたね。
11.ゲルドの谷
さらに人気がある、というか今回これを聞きたかったでしょ!的な存在の曲。
ギターゲストの加藤さんも、「お声がけいただいた時、絶対コレだろうと思いました」って笑いながら言ってました。
あのイントロのソロを聞くだけでゾクッとします。
そして小刻みなハンドクラップ入りパーカッションがきて、トランペットのメロディも混ざって。
個人的にはゲルドの砦でめんどくさがってスッと抜けようとしたら見張りに何度も捕まっちゃうシーンなのですが、この曲聞けるなら何度捕まってもいいかなという気持ちもちょっとだけ湧いてきますw
ループ後に、弦セクションが力強く入るアレンジに仕立ててくれたところに、らいぶら隊の本気を見ました。
12.ガノンの塔
物語は一気に最後のシーンへ。神殿系まるまるカットされましたが、どれか一つを選ぶのが難しくて一気に駆け抜けました。
ゲームでは、ガノンドロフの部屋へ近づくたびに音が大きくなっていく時の勇者を軸とした曲なのですが、ルーシー(※1)の魅力を最大限に生かすため、原作知らないと伝わらない演出ではなく、最初から部屋で待ち構えて弾いているガノンドロフを軸にした演奏になりました。
※1)みなとみらいホールのパイプオルガンに付けられた愛称。ラテン語の「Lux」を語源とし、光り輝くような明るい音色でホール全体を音で照らす存在なのです。説明がクイズのフリっぽくなったw
13.ガノンドロフ戦闘/ゲームオーバー
ガノンドロフの部屋にリンクが到着、パイプオルガンの演奏がピタッと止まります。そしていよいよラストバトル。
超変則的な拍子の曲なので、らいぶら隊も譜面づくりに苦慮していました。
初稿を演奏してみたものの、読みにくくて演奏はバラバラ…これを志村先生が整理して演奏しやすい(=奏者がリズムを一番理解しやすい)拍子の形に整えてくれました。
それでもやっぱり難しいものは難しく、とにかくゆっくりからの練習、拍に合わせて手をたたく、歌うなど地道な練習に時間を割きました。
今回、練習回数が多い曲の一つです。
まあ、それだけ練習しても負ける流れになってしまうのですが…なので、基本的に勝利ルートの方の曲を練習してました。
ゲームオーバーはそんなに練習してなかったけど、弦の人みんなすんなり弾けてました。いっぱい聞くからねぇこの曲
■第3部 神々のトライフォース
1.タイトル/雨降りの時/ハイラル城/ゼルダ姫救助/教会
私が初めてクリアしたゼルダシリーズです。電源を入れた時になるティロリン♪の再現からスタート。
最近のゲームってこういうイントロとかメーカーロゴ音みたいなのあんまりないですよね?スーファミから初代プレステぐらいまでは賑やかだった記憶があります。
リンクが冒険をする理由を得るまでの一連の流れです。
教会はオルガンとコーラスのみの演奏。本当に教会にいるみたいでした。
当初、アマチュアコーラス団体に打診しようと声をかけたのですが、スケジュールが合わず。
構想が固まるまで時間がかかったのがすべての原因なので先方は何も悪くないのですが、こうなるとどうしたものかと。
志村先生に相談した結果、お仕事でご縁のあった方々を次々とご紹介いただきました。
最終的に8名のハイラル合唱団が結成。コーラスマスターの榛葉さんはじめ、皆様とっても気さくでムチャブリにも快く応じていただきました。
最終的には、教会っぽく全員で歌いたいという私たちのワガママも受け入れてもらい、合唱団のお手本に続いて団員が乗っかるという形になりました。
私はバスパートをセレクト。普段はテノールなんですが、全体のバランスを見つつ、この音域ならバスでもなんとか出ると思って移動しました。気持ちよかった~!
なお、教会のコーラスに備えすぎて、タイトル移行の出番がないと思い込んで楽器置いてたら、ハイラル城のイントロだけあったのを忘れていて慌てて構えました。音はギリギリ出せましたが配信で完全に抜かれていたので恥ずかしいw
2.表の地上/森/マスターソードのデモ
ゼルダと言えばこれが一番有名ではないかという、神トラのフィールド曲。
最初からある程度の形は出来てたのですが、これ結構練習回数多かったです。有名だからこそ、聞く人の耳は肥えているからシビアにそろえていかないといけないというのです。その通りだなと思いました。
森の曲、そういえばタイトルイントロのティロリン♪と同じ音が入ってるんですね。練習してて気づきました。
3.裏の山と森
初めて来る裏の世界で流れるのがこの曲。マジカルミラーを使用するところからのスタートです。
トロンボーンのグリッサンドが効果的に使われました。
勇ましい曲でとても好きなのですが、本番ちょっとテンポ速すぎません?w
テンション上がると速くなるリトルジャックあるあるですね。
ずっと細かい刻みを繰り返していて、しかも少しずつ和音の音が変わっていくからカウントミスしないようにずっと気を張っていました。
4.裏の地上/裏ダンジョン/BOSS~BGM~
ハッ!私が一番神トラで好きなのが裏の地上なのです!前の曲に引きずられてやっぱりちょっと早かったけどw
裏の山と雰囲気は似ていますが、こっちの方がリズムが主旋律になるタイミングがあって、その瞬間だけフッとテンション上がります。
ダンジョンへ入る時のフェードアウトも上手くできました。
裏ダンジョンはリンクのアクションてんこ盛り。配信コメントで爆弾って言われていましたが、あれはカサカサカサというダッシュ音からの壁激突バスドラムでもろい壁を破壊という流れでした。
ボス戦、ゲームプレイ時からこの合奏をするまでの20数年間、ずっと半拍ずれてカウントしていました。今回やらなかったら一生間違って覚えたままだったかもしれないなぁ。
この辺からトランペットずっとハイトーンしかないんだけど、トップのお兄さんがずっと頑張ってくれてました。
5.ガノン戦闘
いよいよラスボス戦。ここも変拍子祭り。
ゼルダシリーズのボスはなぜ変拍子なのか。トライフォースのバランスが崩れている状態だからなのか、トライフォース=3というのを音楽に盛り込もうとしているのか。
色々考察したくなりますが、金管パートは難易度の高い音跳躍に苦しめられました。これを百発百中というのはかなり難易度が高いのですが、とにかく頑張ってました。
一生懸命吹きすぎて演奏中は全く聞こえてこないのですが、バイオリンがワープ音をやっています。
リトルのバイオリンパートはこれまでも色んな効果音を与えられてきましたが、どれも美味しいところやってるな~とうらやましくなります。今回(も?)、パーカッションの手が足りなさそうだったので何か小物手伝いたくなりましたもん。
音楽的には同じフレーズのリピートなので、あとは楽器を変えて印象を変えていきます。実際にガノンの攻撃パターンが変化していくのをこうやって表現しているのです。
最後はどんどん音が分厚くなって勝利のファンファーレ。通常ダンジョンのボス撃破時よりもボリュームが大きく、テンポも落ちて雄大に感じたのは、これでクリアだというプレイヤーの心が自然と出たからだと思ってます。
6.トライフォースの部屋/エンディング
ファンファーレの余韻に浸る時間が少し長かったので伝わったかどうか分かりませんが、ガノン撃破後に扉が開く音をチェロとヴィオラで表現。
トライフォースに触れ、そしてハイラルの各地を見せるエンディングが始まります。
ここまでに何度か出てきた音響効果刀、リンクの家の前で刀を二本掲げる演出のために2組そろえています。そんなメジャーな打楽器でしたっけ?これは今後各種サブカル系団体で広まりそうな予感がします。
次にキングゾーラが鳴く?音。バストロンボーンにミュートを当てての音なんですが、この音を再現するのに数多くのミュートで試行錯誤していました。
最終的に行きついたのはラバーカップ。でも、自分で当てると音がこもりすぎるので、チューバのひろひろ@らいぶら隊長の協力の元、演奏されました。
隣で試行錯誤のすべてを見てきたので、今まで積み重ねた失敗を思い出してつい笑ってしまいました。ひろひろさんはニコニコ。リーダーはもうちょっと目立たせたかったなぁと言う苦笑い。
三者三様の笑いが、配信にバッチリ抜かれてました。いい仕事しますね、プラーム横浜さんw個人的にDAY1で何度も見返したいシーンの一つです。
リーダーの活躍はこれだけではありません。この先、ゲームのシーンでは鍛冶屋兄弟のあたりからになるのですが、アルペジオのファンファーレがホルンに来ます。
ただ、ホルンだけでは音がどうしても籠ってしまい、かといってトロンボーンでは音がダイレクト過ぎる。
練習中に志村先生が「バストランペットでもあればいいんだけど。何かいい方法考えておいて。」と軽く言ったところ、メ○カリでご軽率されたようです。
最終的にBachの楽器を知人に借りてきたようなことを言ってた気もしますが、ともかくものすごい練習を重ねていました。
一応バストランペットは私も音を出したことありますが、今回のフレーズがちょっと難しすぎて気軽にやりたいと言えず、結局リーダーにお任せしました。
効果音含め、ここぞというところで最高のパフォーマンスを発揮できるところが金管リーダーとして尊敬される存在なのです。
スタッフロールに入り、テンポが徐々に落ちていき、徐々に音が厚くなり、オルガンも交えて壮大な響きで大団円。
■アンコール
アンコールに入る前に、ちょっとした茶番をやろうという話が1週間前に出て、急遽シナリオを考えて当日リハで実践。
流れとしては、
・指揮者にはトライフォースクッションを、コンマスには盾のぬいぐるみをそれぞれ贈呈。
・しかし二人とも体力ゲージ限界になっていて、掲げていられないぐらいヘロヘロになる。(ピアノの警告音入り)
・そこで、他のゲストがあらかじめ忍ばせていたハートのクッションを順々に掲げていき、二人とも体力全快。(フルートの回復音入り)
・回復しきった二人に特大のアイテムゲットファンファーレ(時オカ版)をお見舞い、これで明日の勝利に向けて万全の状態に!
というストーリーでした。
クスッとしてもらえればいいなぁという程度の想定でしたが、予想以上に反響をいただきました。
これにはコンマスもニッコリ、気分良くなってアドリブでマスターソードを掲げました。
ちなみにこのマスターソードはコンマスの私物です。台座とセットで有効活用出来てよかったねw
ところでこの二人、去年もアンコールの後にヘロヘロになって舞台を後にするという演技をやっていました。まさか1年前のあのサンズがこの伏線になっているとは、私も思っていなかったです(若干こじつけ)
では改めてアンコールへ。
ENCORE:ゼルダの伝説 夢をみる島メドレー
神々のトライフォースの自作としてゲームボーイでリリースされたゼルダシリーズ。
当初、2分ぐらいで人気曲を1つピックアップすればいいかなという想定でした。
ふたを開けたら、10分越えるメドレーが出てきました。これを見た瞬間、また本番までにクリアしておかなくちゃいけないタイトルが増えたな…と思いましたw
一応、ベースになっているのはGB版の方です。
コミカルなテイストの中に、どこか儚い雰囲気も持ち合わせている作品です。それはストーリーなのか、音楽なのか、それともGB音源の特性なのか。
未プレイの方がいましたら、switch onlineで配信されているDXをぜひ遊んでいただきたいです。
物語の序盤で剣を見つけに行くまでと、紆余曲折あってタルタル山脈だけは外せなかったけどセイレーンの楽器を無事8つそろえてタマゴの前で演奏、そこからは物語の終わりまでつながります。
8つの楽器はちゃんと作中で指定された楽器でのアンサンブルでした。作中に楽器が出てくるタイトルならではの醍醐味です。
エンディングに入り、カモメの鳴き声が響き渡りますが、よく耳を凝らすとかぜのさかなのうたがうっすら聞こえます。
これは、舞台下手の裏側でワンコーラス歌っていただき、そのあと舞台上でバトンタッチ、二人でハモるという形をとっていました。
配信だと舞台裏からのかすかな歌声は聞き取りにくいですが、会場では何か聞こえるのが分かりやすかったと思います。
夢か現か、でもかぜのさかなはハッキリと見えた、というところの境界線を描く演出でした。伝わったでしょうか。
あまりにも上手すぎてマリンっぽく聞こえない問題もありましたがw
ちゃんとノーミスクリアだったことが伝わったコメントもあって、さすがだなと思いました。
土曜日の夜公演という、変則的な演奏会でしたが、いつも日曜昼の公演ばかりで予定が合わせにくかった人や、遠方からの人が宿泊してのんびりみなとみらいを堪能できるような日程を選ばせていただきました。
ここから先は、未知の領域です。体力は果たして持つのでしょうか。
→Next [勇気の章]
(chapter.126)




























