★1966年バンダイ初代ダットサン サニー1000 ~ ブリキ自動車コレクションから 184 | ポルシェ356Aカレラ

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★引続きバスカタログ委託出品
個人的に思い入れの薄い1980年代以降のバスのカタログを原則として手放すこととした件、先々週終了のいすゞバス、先週終了の三菱ふそうバスに続き、日野及び日産ディーゼル(そして、一部再度いすゞ)のカタログを9月22日(木)夜終了のヤフオクに色々委託出品していますので、是非ご覧ください (以下は抜粋。赤字クリックでヤフオクに飛びます)。
この時代のバスのカタログは基本的にメーカーやディーラーで無料で頂いていますが、大半のカタログは入手後、そのままダンボール箱に入れて保管していましたので状態は比較的良いものが多いと思います☆☆


1)バスカタログ1982年 日野レインボー路線用RJスケルトンバスA4大判8頁 動物的な表情を見せる丸目2灯



2)バスカタログ1982年 日野レインボー観光用/自家用RJスケルトンバス A4判16頁 角傷み有



3)バスカタログ1982年? 日野 一般観光/自家用RC・REバス昭和54年規制適合車 A4判8頁



4)バスカタログ1982年4月 日産ディーゼル大型バス 長距離高速観光用 K-RA51型 A4判18頁



5)バスカタログ1983年?日産ディーゼル 長距離高速観光用バスDA66国産初の3軸大型観光バス A4判18頁



6)バスカタログ1984年? 日産ディーゼル中型バス観光用/自家用 RM81型A4判16頁



7)バスカタログ1991年 日野レインボーRB/AB型A4判28頁


中頁から



8)バスカタログ1990年3月 日野レインボー7W型 A4判28頁 南国表紙



9)バスカタログ1990年7月 日野ブルーリボン路線用/自家用バスRU型 A4判12頁



10)バスカタログ1990年1月 日産ディーゼル U33/UA33/UA50 大型路線用/自家用/観光用バス A4判30頁




★閑話休題
今日は「ブリキ自動車コレクションから」シリーズ第184回記事としてバンダイの初代サニー1000 (B10型)をご紹介しますne☆☆☆



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★初代サニー
「サニー」(SUNNY)という車名は、英語で「太陽の光」「太陽がいっぱい」「陽気で快活」といった意味。車名は発売に先立ち1965(昭和40)年12月~1月にかけて一般公募して決められたものでした。初代サニー(B10型)は1966(昭和41)年4月23日に「ダットサン・サニー」の名称で発売されています。プレーンかつクリーンなスタイルに新開発の4気筒1000ccA型エンジンを搭載したサニーは、機構的には手堅くオーソドックスながら、癖がなく万人向けであり、軽くよく回るA型エンジンによりキビキビとよく走るスポーティーな味わいを併せ持ったクルマでした。


●綺麗な水色のサニー
1966年のセールスカタログより。発売初期に設定された、ブリキではバンダイ製のみが再現したカラーリング。








キャブオールと併走


初代シルビアCSP311とのランデブー。テールライト周りなど2台のデザインには近似性が感じられます。




【1966年 ダットサン サニー1000 実車 主要スペック】 (1966 Datsun Sunny 1000 DX Type.B10)
全長3820㎜・全幅1445㎜・全高1345㎜・ホイールベース2280㎜・車重645kg・FR・モノコック2ドアボディ・A10型水冷4気筒OHV988cc・圧縮比8.5:1・最高出力56ps/6000rpm・最大トルク7.7kgm/3600rpm・変速機3速コラムMT・ブレーキ4輪ドラム・前輪独立懸架・乗車定員5名・燃料タンク容量35L・平坦路定速走行燃費23km/L・最小回転半径4m・電装系12V・パワーウェイトレシオ11.2kg/hp・ゼロヨン20.6秒・最高速度135km/h・東京店頭渡現金販売価格46万円



【バンダイ 1/17スケール1966年ダットサン サニー1000ブリキ製モデル玩具 主要データ】 (1/17scale 1966 Datsun Sunny 1000 Type.B10 by Bandai Tinplate Toy KEY DATA)

・商品名: ダットサン サニー
・バンダイ製品番号(製品管理番号): 不明
・基本素材: ブリキ
・発売時期: 1966(昭和41)年9月下旬(フリクション仕様)、同年10月下旬(リモコン仕様)
・販売価格: フリクション都内230円/全国250円、リモコン都内500円/全国530円(後に都内550円/全国580円に値上げ)
・全長: 225㎜(実車比1/17.0スケール)
・全幅: 86㎜(実車比1/16.8スケール)
・全高: 72㎜(実車比1/18.6スケール)
・ホイールベース: 134㎜(実車比1/17.0スケール)
・スケール表記: なし
・モデルとした実車年式: 1966年~1967年前期
・動力: 後輪フリクション、電動(リモコン)
・箱のサイズ: フリクション 縦95×横228×厚さ75㎜、リモコン 縦140×横234×厚さ66㎜
・シャシー再現: 殆どなし
・バリエーション: フリクション仕様とリモコン仕様
・カラーバリエーション: 赤、水色 等(白塗装も有りとの未確認情報あり)
・入手難易度: 10段階評価でレベル6~8程度
・2022年現在のアンティーク・トイ市場の推定評価額: 5~10万円程度(箱付未使用ミントコンディションの場合。リモコン仕様よりも実感的なプリントホイールキャップ付のフリクション仕様の方が高目)


●東京玩具商報1966年9月号 バンダイ広告 (国立国会図書館の蔵書より複写) 
全長285㎜のムスタング、全長260㎜のポルシェ911、全長380㎜のガイドさん付バス等と共に新製品としてフリクション仕様が9月下旬発売として掲載されています。





●東京玩具商報1966年10月号 バンダイ広告 (同上) 
年末商戦向け本命シリーズとして、フォードセダン、シボレーポリス、三菱パトロールジープと共にサニーのハンドルリモコン仕様が「これほど確実に売れるものがほかにありますか」とのコピーと共に10月下旬発売として掲載されています。






★バンダイ 1/17スケール1966年ダットサン サニー1000 水色/フリクション仕様(箱付・ミラーリプロながらも全体には美品)
箱付の美品ながらミラーが欠損した状態で出土した個体で、クロームメッキがあまりにも綺麗なフェンダーミラーはリプロダクション。初期の実車に存在したこの美しいカラーリングを再現したブリキはバンダイ製品のみ。テールライトが少々小さ過ぎるといった難点はあるものの、スレンダーなサニーのプロポーションを巧みにスケールダウンした製品。








上箱横短辺左上の数字2325は、都内230円/全国250円の売価を示します。












1/64 TLV初代サニーとの大きさ比較




概ね正確に再現された運転席廻りのプリント




シャシー裏


Sunny1000の浮彫



【初代サニー3種の並び】
手前から1/64TLV、1/40ダイヤペット、1/17バンダイ。







【バンダイ初代サニー 工場出荷時のルーフシール】
2018年10月14日に53200円で落札されたヤフオク出品画像より。本体にはかなりの錆が発生しているものの、工場出荷時のルーフシールが付いています。






★バンダイ 1/17スケール1966年ダットサン サニー1000 赤/リモコン仕様 (箱付・美品・可動品)












上箱上面左上の数字5558は品番ではなく、都内550円/全国580円という売価を表しています。


1/64 TLV初代サニーとの大きさ比較




運転席廻りのプリント




★バンダイ 1/17スケール1966年ダットサン サニー1000 フリクション仕様とリモコン仕様の並び 










シャシー裏にSunny1000の浮彫が入るのはフリクション仕様のみ。


1/64TLVとの並び




元箱2種




※1966年サニー1000の実車カタログについては2015年12月20日の自動車カタログ棚からシリーズ第298回記事をご参照ください。


※増田屋1966年サニー1000については2021年9月12日のブリキ自動車コレクションからシリーズ第138回記事をご参照ください。この増田屋サニーの記事ではクーペを含めた当時物初代サニーのプラモデルの情報も多数掲載しています。


※イチコー1966年サニー1000については2022年6月26日のブリキ自動車コレクションからシリーズ第173回記事をご参照ください。






★オマケ(その1): 2022年9月トミカ新製品
2022年9月17日(土)はトミカ新車発売の第3土曜日ということで、例によって近所の家電量販店に買いに行ってきました。何かプラモデルの人気商品の発売日と重なったようで長蛇の列でした。今回入手したのは、22番1/63ボルボC40リチャージ、74番1/64ランボルギーニ カウンタックLP800-4(通常:白、初回:黄色 以上のトミカは税込550円)、127番1/100程度?三菱ふそうスーパーグレート コンクリートポンプ車(ロングトミカ税込1045円)、トミカプレミアムunlimited 09「湾岸ミッドナイト 悪魔のZ」(税込1320円)のみの入手とし、トミカプレミアム ホンダタイプRの3台セットとトミカプレミアムunlimited 01「ワイルドスピード 三菱ランエボⅦ」はスルーしましたが、タイプRのセットは考えてみれば3台でTLVの乗用車1台分程度というお値段はお買い得な感じがします。しかし、今月のイチオシはやはり、127番の三菱ふそうスーパーグレート コンクリートポンプ車でしょう☆






悪魔のZ


横浜ナンバーがそそります♪




★オマケ(その2): デアゴスティーニ隔週刊「日本の名車Collection」第1号 1/64トヨタ2000GT白
2022年9月13日(火)発売。ダイキャスト製。税込定価790円。書店売りミニカ―付分冊百科。元々は1台だけ入手のつもりが、手が滑って固い床に落としたら破損してしまったため、やむなく2台目を入手(大汗)。2号以降は税込1990円となるようですが、それでもTLVの乗用車より安いというのは格安感あり。シリーズを通して、年式・型式名・車名が台座に印字されるという点については年式の省略例が多いTLVに勝る美点と思います。
しかし、第2号がハコスカというのもベタですが、第3号が86トレノというのは、1980年代以降の日本車には思い入れの薄い自分には違和感があり、第3号もトヨタ車からということであれば、せめて1970年の初代セリカあたりを第3号とすべきと思えます。既に沢山の車種が出来上がっている試作品の画像や今後の発売予定を見ると、何と観音最終のRS31型クラウン1900DX、デメキンスバル、1965年いすゞベレット1600GTといった車種が含まれており、今後、毎号は買わないにしても是非入手しておきたい車種が幾つかあります。






プロポーションは若干ズングリしています。






★オマケ(その3): 今日のビートルズ「Twist and Shout & etc・・・」 1963
1963年11月4日、プリンス・オブ・ウェールズ劇場でのエリザベス皇太后(エリザベス女王の母君)やマーガレット王女等の英王室を前にした有名なライブ。5:00位からのツイスト&シャウトに入る前にジョンが「安い席の人は拍手を、あとの人は宝石をジャラジャラ鳴らしてください」と話したことが翌朝の新聞に載り、ジョンの発言がユーモアを解する英国ではビートルズ人気を更に高めたと言われます☆☆