★1966年 ダットサン サニー1000 CS戦争の始まり ~ 自動車カタログ棚から 298 | ポルシェ356Aカレラ

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もう今年も残すところ10日。年末は普段会えない人に年賀状を書いたり家の大掃除をしたりお正月の準備をしたりと何かと忙しい人が多いと思います。私も年末は何かとやるべきことが多くて忙しく、それでも時間をつくって何とか「自動車カタログ棚から」の300回目アップを目指して頑張りたいと思います。
これまで1円の収入にもならないにも関わらず空いた時間にコツコツと時間をかけて記事をつくりアップしてこられたのは不思議と言えば不思議なのですが、公開されていない古いカタログなどの情報を出来る限りWeb上に記録として残しておきたいことと、顔は見えなくとも記事のアップを楽しみにしてくださっている人がいることが継続できた理由のような気がします。でも、実は300回を区切りに自動車カタログの記事は一休みしたい気持ちがあります。自動車カタログも未紹介のものがまだ沢山ありますが、来年は自動車カタログの記事よりもミニカーやブリキ自動車の紹介記事、玩具・模型カタログの記事、古い乗物の描かれた絵本の紹介記事などが増えるかもしれません。


閑話休題
今回は前回記事「初代トヨタ カローラ」のライバル「初代ダットサン(日産)サニー」をご紹介します。カローラのライバルであったサニーの車名は惜しくも日本国内では2004年(平成16年)に消滅しているので、あるいは今ではサニーの車名を知らない人が多いのかもしれません。個人的にはサニーというと、6代目サニーB12型(1985年9月~1990年1月生産)のテレビCMでビートルズやジョン・レノンの曲が使われていたのが思い出深いです。
最初のサニーは初代カローラと同じ1966年(昭和41年)=ビートルズ来日の年にデビュー、来年2016年には生誕50周年を迎えます。例によってカタログは発行されたもの全ては手元にないため、あるものだけを駆け足でご紹介します。また初代サニーには、セダンの他にクーペ、バン、トラックのボディ・バリエーションがありますが今回はセダンのみをご紹介することとします。




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★「サニー」(SUNNY) の車名は、英語で「太陽の光」「太陽がいっぱい」「陽気で快活」といった意味。日産が新型コンパクト・ファミリーカー発売に向けて1965年(昭和40年)12月~1月にかけて全国紙等にて車名が一般公募され、応募総数848万3105通の葉書の中から選考され、1966年(昭和41年)2月19日に東京・千駄ヶ谷の東京都立体育館で「サニー」の車名発表会が開催された。その発表会には、何と日産自動車の創業者で当時満85歳の鮎川義介(1880年11月6日-1967年2月13日)も立ち会った。サニーの車名決定は日産初の車名公募というスタイルによる発売前のティーザー(teaser=じらす)キャンペーンとなった。最初のカタログには、「SUNNY!お日様のように陽気で快活。誰からも愛されたいのです。サニー!この名は永遠に・・・史上最大のご応募850万通の賜物です。」と記載されている。


初代サニー(B10型)がプレス発表されたのは1966年(昭和41年)4月7日であった。追って4月23日より「ダットサン・サニー」の名称で全国で発売された。
1965年の日本ではマツダファミリア、ダイハツ・コンパーノベルリーナ、三菱コルト800/コルト1000、スズキフロンテ800といった800~1000cc大衆クラスの新車が続々と生まれていたが、日産には1300ccクラスのブルーバードより下のクラスの乗用車が存在しなかった。SV750ccでスタートした戦後のダットサンも初代310ブルーバードの時代に1200ccが販売のメインとなり、2代目410ブルーバードでは最初のMC後に1300cc(および1600SSS)となり、1000cc以下の庶民に手が届く大衆車が存在しなかったのである。
そこで開発されたのが、プレーンかつクリーンなボディに新開発の4気筒1000ccA型エンジンを搭載したサニーであった。機構的にはオーソドックスながら、癖がなく万人向けであり、軽くよく回るA型エンジンによりキビキビとよく走るスポーティーな味わいを併せ持っていた。


★しかし、トヨタがプラス100ccのカローラ1100を約半年遅れで市場に投入するとサニーは少々苦戦を強いられることとなった。
初代サニーのカタログでは、「我が国の税制では1000ccを例え1ccでも超えると税金が跳ね上がります」「馬力当り重量11.2kgはクラストップ」「サファリラリーのような過酷な競技に参加したメーカーのクルマだけが本当に信頼できます」といった明らかにカローラを意識したと思われる文章表現が見られる。カローラより65~85kgも車重が軽く、キビキビと走るのがサニーのセールス・ポイントであった。
カローラ同様、サニーも当初は2ドアセダンのみでデビューし1967年(昭和42年)4月に4ドアとオートマを追加、1968年(昭和43年)3月に若者向けのスポーティーなクーペを追加、1969年(昭和44年)8月にデラックスの更に上のグレード「GL」を追加という変遷は殆ど初代カローラも同じであり(時期的には何れもカローラの方がやや遅い)、如何に当時のCS戦争(カローラVSサニー販売合戦)が熾烈であったかが窺い知れる。
初代サニーは、3年9ヵ月生産された後、1970年(昭和45年)1月6日に2代目B110型にバトンを渡した。これは初代カローラが同年5月6日に2代目にフルチェンジするより丁度4ヵ月早く、サニーは1200ccがメインとなり今度は日産が「隣のクルマが小さく見えます」とカローラを意識したキャンペーンをおこなったのであった。



【初代サニーの変遷】

・1965年(昭和40年)12月: 車名を一般公募

・1966年(昭和41年)2月19日: 車名を「サニー」と公表

・1966年(昭和41年)4月23日: 2ドアのみ2グレード(デラックス・スタンダード)にて新発売

・1966年(昭和41年)10月22日: 改良(ボディカラー追加他)

・1967年(昭和42年)4月12日: 4ドアモデルと4速フロアシフトの「スポーツ」およびオートマチック(3速ニッサンフルオートマチック)仕様を追加

・1967年(昭和42年)7月8日: マイナーチェンジ(フロントグリル等意匠変更)

・1968年(昭和43年)3月2日: ファストバック・ボディの「サニー・クーペ」を追加(別項にてご紹介予定)

・1968年(昭和42年)10月21日: マイナーチェンジ(フロントグリル等意匠変更)

・1969年(昭和44年)8月20日: 豪華かつスポーティーな新グレード「GL」(Grand Luxury)追加

・1970年(昭和45年)1月6日: 2代目B110系サニーにバトンを渡し生産終了



【主要スペック】 1966年 ダットサン サニー1000 (1966 Datsun Sunny 1000 DX Type.B10)
全長3820㎜・全幅1445㎜・全高1345㎜・ホイールベース2280㎜・車重645kg・FR・モノコック2ドアボディ・A10型水冷4気筒OHV988cc・圧縮比8.5:1・最高出力56ps/6000rpm・最大トルク7.7kgm/3600rpm・変速機3速コラムMT・ブレーキ4輪ドラム・前輪独立懸架・乗車定員5名・燃料タンク容量35L・平坦路定速走行燃費23km/L・最小回転半径4m・電装系12V・パワーウェイトレシオ11.2kg/hp・ゼロヨン20.6秒・最高速度135km/h・東京店頭渡販売価格46万円



●週刊サンケイ臨時増刊「1000万人の乗用車 1966年春季 4月10日号」 表紙  (A4判)
表紙は紺色のサニー1000デラックスと浜 美枝さん(?)。シンプルな横線基調のフロントグリルは同時期の日産車、プレジデント150型、ブルーバード411後期、シルビアCSP311ともよく似ている。この写真の車両はどうやら試作車のようでグリル中央の「D」文字のエンブレムが付かず市販車以上にシンプルに見える。
サンケイ



●1966年4月 ダットサン サニー1000 発売直前広告 (A4判)
1966年3月26日印刷・4月1日発行 日産広報誌「ニッサングラフ1966年4月号」より。この広告写真ではフロントグリル中央に市販車と同じエンブレムが付いている。
ニッサングラフ



●1966年4月 ダットサン サニー1000 簡易カタログ (A4判・2つ折4面)
この時期の日産のカタログには発行ナンバーや発行年月の印字がなく、発行時期は全て内容から推定。サニーのカタログはグレード毎等の簡易版の数も多い。
664簡易



●1966年4月 ダットサン サニー1000 準本カタログ (縦24×横24cm・12頁)
詳しいスペックの掲載がなく頁数が少な目の簡易カタログと本カタログの中間のようなカタログ。末尾には「ボーナス月を中心に月々4000円の日産ローンで・・・お求めは冷蔵庫より簡単。日産信用保証株式会社がご便宜をお図りします」との記載あり。当時の4000円は2015年現在ならざっと10倍の4万円位だろうか。
664準(1)表紙

【中頁より】
駅の改札で(上)、雨の日の幼稚園のお迎えで(下)
664準(2)駅で幼稚園で

リアビュー。テールライトは、プレジデント、シルビア、2代目ブルーバード最終型とも似たシンプルな横長デザイン。
664準(3)411似リアビュー

家族でドライブ
664準(4)家族でドライブ

裏表紙
664準(5)裏表紙



●1966年4月 ダットサン サニー1000 本カタログ (A4判・20頁)
最初の本カタログ。シンプル&クリーンなサニーのキャラクターがこのカタログのデザインにも表れている。初期のボディカラーは赤、白、青の3色のみ。
664本(1)表紙

【中頁から】
デラックス
664本(2)デラックス

スタンダード
664本(3)スタンダード

運転席。メーターパネルは2代目ブルーバードとも似たデザイン。
664本(4)411似メーターパネル

回転半径4mを活かして410ブルーバードと130セドリックの間に縦列駐車
664本(5)410と130の間縦列

A型1000cc56psエンジン
664本(6)1000ccエンジン

図面&スペック
664本(7)図面&スペック



●1966年? ダットサン サニー1000 販売会社発行チラシ (B5判・両面1枚)
日産サニー岐阜の発行。裏面には岐阜市東興町39の競輪場電停前の日産サニー岐阜本社、羽島郡岐南町の岐阜女子高前の岐南営業所、大垣市南頬町5丁目の名神入口近くの大垣営業所、多治見市前畑町3丁目の多治見営業所、高山市松本町249の高山営業所の地図が印刷されている。約半世紀を経た同地点が現在も日産の営業所として残っているかどうか調べてみるのも面白そうだ。
66岐阜サニーチラシ



●1966年? ダットサン1000 英文カタログ (A4判・2つ折4面)
NISSAN MOTOR FOREIGN TRADE DIVISION発行。2ドアセダンとバンを掲載。エンジン出力は62HP。輸出向けにはサニーのペットネームが付かない。
66英文



●1966年10月 ダットサン サニー1000 簡易カタログ (縦22×横23cm・3つ折6面)
ボディカラー変更。ニッサンレッドと呼んでいたのがサンライズレッド、ニッサンホワイトと呼んでいたのがサンシャインホワイト等と呼称が変った上、グレイとブラウンが追加され計5色に。呼称が変ったカラーは色合いも変ったように見える。
6610簡易青



●1966年10月 ダットサン サニー1000 本カタログ (縦30×横25cm・20頁)
上掲の簡易カタログと同時期のボディカラーが変更された際の本カタログ。
6610本(1)山

【中頁から】
デラックス
6610本(2)デラックス

スタンダード
6610本(3)スタンダード

ボディカラーが3色から5色に増加
6610本(4)ボディカラー5色に



●1967年4月 ダットサン サニー1000 本カタログ (縦30×横25cm・22頁)
4ドア、3速コラムのニッサンフルオートマチック仕様、4速フロアシフトの「スポーツ」を追加。
67夕日(1)表紙

【中頁から】
4ドアを追加
67夕日(2)4ドア追加

4速フロアシフトの「スポーツ」を追加
67夕日(3)フロアシフトのスポーツ

コラム3速オートマを追加
67夕日(4)コラム3速オートマ



●1967年4月 ダットサン サニー1000 「ニッサン フルオートマチック」専用カタログ (縦26×横24cm・8頁)
ニッサンフルオートマチックの専用カタログ。表紙の女性が時代を感じさせるが、女性でも楽に運転できることをアピールしている。ニッサン フルオートマチックはセドリックやブルーバードに採用していたボルグワーナー(B-W)自動変速機の経験を活かし、日産が独自開発した3速フルオートマ。出力や燃費のロスの多い2速オートマ(ライバルのカローラが採用)に比べて加速も燃費もよいと記載されている。
オートマ(1)

【中頁から】
オートマ車はトランク左端に「Full Automatic」のバッチが付く。
オートマ(2)

オートマ(3)



●1967年7月 ダットサン サニー1000 本カタログ (縦30×横25cm・20頁)
マイナーチェンジ。フロントグリルが複雑なパターンとなり初期のシンプルな味わいが消えた。グリル中央のエンブレムとステアリングホイール中央のマークはダットサンを示す「D」からサニーを示す「S」に変更された。メーター周りも小変更され、ダッシュパネルには安全パッドが入った。このカタログは3ヵ月しか配布されなかったため残っている数が少ない。
67夏(1)表紙

【中頁から】
2ドア
67夏(2)2ドア

4ドア
67夏(3)4ドア

スポーツ
67夏(4)スポーツ



●1967年10月 ダットサン サニー1000 本カタログ (縦30×横25cm・20頁)
上掲マイナーチェンジ車両の改訂版カタログ。車両自体には変更なし。
67右前(1)表紙

【中頁から】
2ドア
67右前(2)2ドア

4ドア
67右前(3)4ドア

スポーツ。トランク左には「SPORTS」のバッチが付く
67右前(4)スポーツトランク左にエンブレム

コラム3速オートマ
67右前(5)3速オートマ

安全パッド入りダッシュなど内装を変更
67右前(6)内装変更



●1967年10月 ダットサン サニー1000スポーツ 専用カタログ (縦30.5×横22.5cm・3つ折6面)
カローラが全車フロアシフトでデビューしたのに対して、サニーはコラムシフトのみでデビューし、サニーの4速フロアシフト車はノーマルの56psエンジンのままで「スポーツ」を名乗った。カローラSLがツインキャブを付け出力を大幅に上げたのとは対照的だが、このカタログには「1100cc国産C車」がゼロヨン19.7秒なのに対してサニーは19.6秒とコンマ1秒カローラより速いことが謳われている。
67スポーツ(1)表紙

【中面から】
ゼロヨン19.6秒
67スポーツ(2)ゼロヨン19.6に向上



●1968年10月 ダットサン サニー 総合本カタログ (縦30×横25cm・24頁)
2度目のマイナーチェンジで再びフロントグリルが変り、前年よりはシンプルな印象のデザインとなった。1968年3月発売の「サニー・クーペ」も掲載された総合カタログ。1968年5月の第5回日本グランプリの優勝車ニッサンR381も掲載されている。
68左上(1)表紙

【中頁から】
68左上(2)中2台

サニーのA型1000ccエンジンと第5回日本グランプリの覇者ニッサンR381
68左上(3)エンジンとR381

ストライプ等スポーツオプション装着車
68左上(4)ストライプ等装着車

バリエーション4種(4ドア・2ドア・スポーツ・オートマ)
68左上(5)バリエーション4種



●1969年8月 ダットサン サニー 総合本カタログ (縦30×横25cm・24頁)
クーペと似たグリルを付け砲弾型フェンダーミラーを付けたGLを追加。しかし、何故かエンジンはクーペの60psを載せず、セダンは最後まで56psのまま変えられなかった。1969年の第17回サファリラリーに出場したサニー1000の写真も掲載されている。同年のサファリでは510ブルーバードが総合3位となった。
69(1)表紙

【中頁から】
4ドアGL
69(2)4ドアGLクーペ顔

2ドアGL
69(3)2ドアGL

1000ccエンジンと第17回サファリラリーの赤塗装に黒ボンネットのサニー1000。
69(4)エンジンと17回サファリ

裏表紙
69(5)裏表紙





★オマケ(その1): 米澤玩具 ダイヤペット154番 1/40スケール 1966年 ダットサン サニー1000
全長9.3cm。アンチモニー製(?)。当時定価500円。1967年4月発売。ボンネット、トランク、ドア開閉アクション付。初代サニーのミニカーは近年、エブロ、書店売りの日産名車(ノレブorイクソ)からもリリースされていますが、当時モノはダイヤペットのみ。プラモデルでは三共が1/32スケールの国産車シリーズで出来の良い製品を出しています(緑商会の再販版あり)。この時期のダイヤペットはホイールが経年劣化で曲がって折れてしまうことがしばしばあり、画像のターコイズも前輪が完全にハの字となり、いつポキっと折れてもおかしくない状況。薄茶の方は70年代の終わり頃に八丁堀のミニカーショップ「コジマ」で入手後35年以上を経ていますが、あまり劣化は見られないので個体差が大きいようです。カラーバリエーションは赤、薄茶、ターコイズなど。
ダイヤペット(1)

ダイヤペット(2)

ダイヤペット(3)



★オマケ(その2): 増田屋齋藤貿易 1/13.5スケール 1966年 ダットサン サニー1000
全長28.3cm。ブリキ製。当時定価:都内280円・全国310円。初代サニーをモデルとした玩具では最も大きな製品で出来も良い。初版はテールライトの周囲にメッキパーツ付。カラーバリエーションは赤、紺。初代サニーはモデル玩具として今回のオマケで御紹介する通り各社で競作されているが、全てデビュー当初の2ドアをモデル化しており、カローラの玩具と同様に67年に追加された4ドアのモデル化はされていない。
増田屋(1)

増田屋(2)

右の赤ボディがテールライトにメッキ枠付きの1stモデル、左の紺ボディが2ndモデル。
増田屋(3)テールライトバリエーション

増田屋(4)



★オマケ(その3): 野村トーイ 1/17.5スケール 1966年 ダットサン サニー1000
全長26.5cm。ボディ:ABS製、シャシー:ブリキ製。当時定価:都内210円・全国230円。品番228。プラ系素材で再現された出来の良いモデル。これは20年程前に札幌の某テレビ局の倉庫で複数発見されたもので、おそらく番組撮影用の小道具として使われたものが用済後にそのまま長期間倉庫に眠っていたものと推察。ボディカラーは赤のみ。
野村(1)

野村(2)

野村(3)



★オマケ(その4): バンダイ 1/17スケール 1966年 ダットサン サニー1000
全長22.3cm。ブリキ製。当時定価:都内230円・全国250円。このフリクション版の他に都内売価500円のリモコン版もリリースされている。カラーバリエーションは赤、白、空色等。
バンダイ(1)

バンダイ(2)

バンダイ(3)



★オマケ(その5): イチコー(一宏工業) 1/16スケール 1966年 ダットサン サニー1000デラックス
全長23.8cm。ブリキ製。当時定価:都内300円・全国330円。70年代後半まで市場在庫が見られた製品。初版はドアが開閉しドアには内貼りが付きシートがリクライニングしホイルキャップが専用のプリントパーツが付く。70年代の再販品ではドア開閉はなくなりホイルキャップはメッキの汎用タイプに変更されている。カラーバリエーションは赤、青、緑。
イチコー(1)

イチコー(2)

イチコー(3)



★オマケ(その6): アサヒ玩具 1/21スケール 1966年 ダットサン サニー1000
全長18.5cm。ブリキ製。当時定価:都内110円・全国120円。駄玩に近いチープな造り。一応サニーには見えるといったレベルの製品。元々、グリルや窓枠のメッキが薄く、綺麗に残っているものは見かけない。カラーバリエーションは赤、白、青メタ。
アサヒ(1)

アサヒ(2)

アサヒ(3)



★オマケ(その7): 日産名車コレクション No.2 1/43スケール 1966年 ダットサン サニー1000
全長9cm。ダイキャスト製。これは近年、書店売りされたシリーズの1台。1/43スケールではエブロからもリリースされているが、細身なフォルムと実車を彷彿とさせる濃紺のボディカラーが何とも秀逸でエブロより遥かに安価ながらもエブロ以上に出来が良いモデル。
名車(1)

名車(2)

名車(3)



★オマケ(その8): 1969年 子供の頃につくった自動車図鑑のダットサン サニー1000
1969年夏、小4の夏休みに自動車ガイドブック等を参考にして自分で作った自動車図鑑に描いたサニー(下)。上はフェアレディ2000(SR311)。今でも子供の頃とやっていることがあまり変わらないです(笑)。
図鑑



★オマケ(その9): 1966年~1970年 サニー&カローラ TVコマーシャルル
1966年4月の初代サニーとプラス100ccの余裕のコピーで登場した初代カローラ1100、そして1970年の「隣のクルマが小さく見えます」でカローラに巻き返しを図った有名な2代目サニー1200のテレビCM集。