スピリチュアルではよく「分離と統合」とか「ツインレイの統合」という言葉が使われるので、馴染みがある方も多いかと思います。

 英語では「極性統合」は"Polarity Integration"といいます。

 

極性統合ののプロセスとは、対極にある2つの対照的な要素同士が引き寄せ合って融合し、両極を完全な三位一体エネルギーバランスとユニティの状態に戻すプロセスです。

このプロセスにおいて、物質における母なる原理と、そのパターンやブループリントにおける父なる原理を癒し、聖なる結合あるいはヒエロス・ガモスを創造します。

宇宙の全体性は三位一体のパターンであり、エネルギー的なバランスに戻る為の内なる完全性と完成をもたらす神聖幾何学を伝達し、私達はニュートラル点(ゼロポイント)を通して永遠の神格へと帰還します。

Polarity Integration - アセンション用語集 (ascensionglossary.com)より

 

 「統合」や「ブループリント」、「ニュートラル」「ゼロポイント」という言葉に馴染みはあっても、一体何の為に何をしようとしているのか、実際よく分かっていない人も多いのではないでしょうか?

 

 魂のレベルでは、インディゴ3契約や遺伝的パスカッターの契約を結んでいるスターシード・インディゴも多いことでしょう。

 それによって困難な状況に追い込まれ、知らず知らずのうちに偽のアセンションマトリックスに誘導されてしまった人も多数います。

 

 まず個人的にすべきなのは、

マインドの規律

●痛みを生み出す感情的ダメージを癒し、回復させる

●判断せずに向き合う

●ペイン・ボディとネガティブ・エゴの克服

です。

●このアセンション・サイクルの意味とネガティブエイリアンのマインド・コントロールの力を理解する

 個人的には、ここから更にダークアーツトレーニングや、エイリアンインプラントの除去、明け渡し、ヒエロス・ガモス(女性性と男性性の統合)などのフェーズに入っていきます。

 識別力が高まれば、自分が偽の光に惑わされていたことにも気付くきっかけが訪れるでしょう。

 

 私達が地球にやってきた狭義の理由であり魂の目的は、「地球の次元上昇の為」「自分の霊的進化の為」「人間のオリジナルの12本鎖のDNAを体内で復元し、体現すること」です。

 しかし、もっと大きな視点や高次のアイデンティティの目的で言うと、この人類という種が作られた目的に関係してきます。

 それは、「分裂してしまった宇宙の裂け目を治癒させて、源へと回帰する原動力とルートを作ること」です。

 なぜなら、2つの太陽が爆発した時に、螺旋を描きながら源から逆方向に向かっていってしまったからです。

 

 人間という種のテンプレートは、それができるように設計されました。

 それには錬金術的な力が必要で、極性統合の時の融合のエネルギーがそれに該当します。

 このような大規模な分裂が起きると、一旦宇宙が閉鎖されて元の状態に戻されることもありうるのですが、この人間の種というテンプレートを使って統合時の錬金術的な力を使っての修復を試みることにより、閉鎖せずして源に回帰するという方法を取ることができます。

 

 「この宇宙がブラックホールにいったん吸い込まれ、ホワイトホールから抜け、そこで新しい宇宙を創るというアセンションプランが進行していて、私達はそんなワクワクするような面白いゲームに参加している」という情報を流しているスピリチュアルリーダーがいますが、宇宙がブラックホールに吸い込まれるというのは、全ての創造物が紙に戻されるということですし、何より生きとし生けるものがブラックホールに吸い込まれて再び分裂の苦痛を味わうことに対して、胸が痛まないのでしょうか。

 

 神の計画によるアセンションプランは本来、宇宙の閉鎖を伴わず、人間という身体のテンプレートを使って統合することによって起こる錬金術的な力を利用し、宇宙の分裂を癒し、ゼロポイントの源に回帰するというプランであることに注意が必要です。

 それに何より、かつて2つの太陽のうち1つが爆発してブラックホールを通過することで分離が生まれたのに、分離を統合する為にまたブラックホールに吸い込まれるというのは辻褄が合いません。それは更なる悲劇と分離を生むだけです。

 ブラックホールに吸い込まれることをエキサイティングなとして待ち望むのは、破壊的な思考に他なりません。

 

 「源への回帰」に関しては、アセンション用語集には次のように書かれています。

生命力のエネルギーが三位一体化された構造を通して源のフィールドに引き戻されると、源の光との相互作用のフィードバック・ループが生成され、拡大されます。

複合エネルギーはフィードバック・ループとしてゼロ・ポイント、つまり全ての創造の源に引き戻す三位一体のトーン(ニュートラル・フィールド)を作成することが、この新しい時間サイクルでの私達の目標です。

 

この三位一体化された形は、宇宙の主体者である「一なるものの法則」の具現化であり、これが人間の12次元の設計図であり、人類という種の為に創造された本来の意図です。

(これは二極化/二元化された現実システムに分裂する前の、元々のワンネスです)

二極化のシステムに分裂したことにより、二波形が作成され、生きた光の次元システムとその個別の時間マトリックス内で別々の男性/女性原理として現れました。

これは「粒子と反粒子宇宙」とも呼ばれ、私達が「反粒子」の二重の状態を克服して融合すると、種として再びワンネスを体現します。

そして、人類は再び三波の波形を具現化します。

index.php/Trinitized_Form - アセンション用語集 (ascensionglossary.com)より

 「三波構造(tri-wave)での源とのエネルギーのフィードバックループの形成」を「エネルギーの内なる持続」と言います。

 「エネルギーヴァンパイア」という言葉を聞いた事がある人もいらっしゃるかと思いますが、二波構造(bi-wave)では「他からエネルギーを奪う」ことで生命を維持しようとします。

 これには「他者のエネルギー」も含まれます。

 ですから、二波構造を脱して三波構造で源とのエネルギーの交換によって生命を維持するように、変容していく必要があるのです。

 

 又、アセンション用語集にはこのように書かれています。

人間という種が神聖な結合を妨害されてきたのは、神の源のコードが三位一体の波動であり、男性的エネルギーと女性的エネルギーの融合といった極性統合を通してアクセスできるからです。

聖なる結合、あるいはヒエロス・ガモスは、人間にとっての神聖な生得権であり、この有機的な構造は今、人類に戻りつつあります。

この男女のエネルギーのパターンは、地球でシフトしており、神聖な結合の擬人化は、ジェンダー原理間の完璧な内的エネルギーバランスに関するものです。

Trinitized_Form - アセンション用語集 (ascensionglossary.com)

 

 「極性統合」にも色々あり、インディゴ3契約を結んでいる人はまず、「2つの極端な魂の側面を同じ生体エネルギー フィールドに統合し、そのテンプレートの作成に協力する」という極性統合器としての役割があります。

 2つの極端な魂の側面とは、「ガーディアン奏者種族である有機的な遺伝子を持つオラフィム」と、「アヌンナキが人類支配の為に作ったオラフィムとレプティリアン遺伝的ハイブリッドであるネフィリム」のことです。

 それらの両極とでも言うべきものを統合するのですから、かなりの苦痛が生じますし、ダークサイドに墜ちて這い上がって来られない人もいるぐらいの、過酷な任務なのです。

 

 その極性統合を終え、魂のレベルのインディゴ3契約を完了させると、惑星グリッドワーカーになる人もいれば、ジェンダー原理間の統合に進む人もいます。

 後者の場合、ジェンダー原理間の統合の一環として自分の内なる男性性と女性性の統合に取り組んだ後、ジェンダーツインである遺伝的同一パートナーとの統合過程に進む人がいます。

 オラフィムは宇宙メルキゼデクの血統に由来し、6次元意識のインディゴファミリーのプロトタイプボディとして使用されるものなので、高次のアイデンティティのステーションに進むと、今度はその上位の宇宙メルキゼデクのミッションに移行するからです。

 

 2つの太陽の爆縮による分裂を癒すには最終的に神聖な宇宙のロッドとスタッフが再び統合されることが必要であり、このロッドとスタッフを個人の遺伝子レベルで体に保持しているのが、太陽女性メルキゼデクとその遺伝的同一パートナーである男性です。

 このカップルの霊的使命は、神聖な結合であるヒエロスガモスを達成する為のプロトタイプの設計図をテンプレート化し、これを物質界に顕現させて、その成果にもたらす為に働くことです。

 この男女のペアが出会うにはまず、太陽女性メルキゼデクのライトボディ内の12本鎖のDNAテンプレートを活性化し、高次のアイデンティティと再び繋がり、太陽女性キリストのスタッフ・コードを取り戻すことが必要です。

 なぜならそれまでは、遺伝的同等のパートナーを見つけ、磁化することはできないからです。

 

 高次のアイデンティティのステーションの活性化の準備が伴わないまま、エイリアン ラブバイトに遭って偽のツインレイのストーリーにハマり込んでしまう女性の多くは、このような使命感をネガティブエイリアンに利用されてしまったからだと思います。

 このストーリーにハマり込んでしまうと、低次の第2チャクラを狙われ、低次のアイデンティティに留まり、共依存状態で停滞することになります。

 もちろん、本物の遺伝的同等パートナーを見つけることはできません。