【タイトル】
イップ・マン外伝 マスターZ(原題:葉問外傳 張天志/英題:Master Z:Ip Man Legacy)
【概要】
2018年の香港映画
上映時間は108分
【あらすじ】
イップ・マンに敗れたチョン・ティンチは武館を閉鎖し、息子と共に小さな食料品店を経営していた。ある日、麻薬売買を仕切るキットから逃げるジュリアを助けたことからティンチは目を付けられてしまう。
【スタッフ】
監督はユエン・ウーピン
音楽はデイ・タイ
撮影はセッペ・バン・グリーケン
【キャスト】
マックス・チャン(チョン・ティンチ)
デイヴ・バウティスタ(オーウェン・デイヴィッドソン)
リウ・イエン(ジュリア)
ミシェル・ヨー(クワン)
【感想】
「イップ・マン 継承(2015)」でイップ・マンに挑んだチョン・ティンチを主演に据えたスピンオフ作品で、シリーズで武術指導をしていたユエン・ウーピンが監督を務めた。また、イップ・マンの武術「詠春拳」の開祖とされる人物を描いたユエン・ウーピンの監督作「レディ・ファイター 詠春拳伝説(1994)」に主演したミシェル・ヨーが本作に出演している。
映画としては序盤こそそこそこ面白いのだが、中盤以降はかなり退屈になって来る。この内容で108分はちょっと長いと感じたし、もう少しソリッドに仕上げれば90分くらいの上映時間に出来ただろう。
香港を取り締まる外国人が悪役というのはもはや「型」だと思うが、その外国人の悪役が主人公と直接的な関わりをほとんど持たないためラストで逮捕されたところであまりスカッとした感じはない。
アクションのできる女優として活躍してきたミシェル・ヨーにもアクションの出番が用意されているところは嬉しいところである。ただ、シリーズの外伝映画としてはまずまず。
【関連作品】
「イップ・マン 序章(2008)」…シリーズ第1作
「イップ・マン 葉問(2010)」…シリーズ第2作
「イップ・マン 継承(2015)」…シリーズ第3作
「イップ・マン 完結(2019)」…シリーズ第4作
「イップ・マン外伝 マスターZ(2018)」…シリーズ第3作のスピンオフ
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