最近やたら眠いです。
おかげでいろいろドラマが見られてません。
先週から期待の韓国BL「My Sweet Dear」が始まりました。
もちろんソッコーでU-NEXTに加入です。
ところが。
なぜかU-NEXTで最初に見たのはこの映画でした。
「欲望という名の電車」
ビビアン・リーとマーロン・ブランド。
古!
なぜか私の中で定期的に巡ってくる古典映画のターン。
でも不思議なことに古い映画ってまったく眠くならない。
紙芝居でも見てるかのようにサックサクお話が進みます。
とにかくタイトでミニマム。
そしてしっかり面白い。
▼前回の古典
子供の頃読んだテネシー・ウィリアムズの戯曲「欲望という名の電車」
妙に印象に残った、というか何かが引っかかったのです。
のちにテネシー・ウィリアムズが同性愛者だと知って、何かふにおちた感覚がありました。
とは言え「欲望という名の電車」は映画の中ではブランチの夫が同性愛者だという描写もなかったし、深読みしない限りクィア的要素は皆無です。
というか、そもそもなぜ急にテネシー・ウィリアムズなのかと言うと。
きっかけは少し前に読んだ小説「パワー・オブ・ザ・ドッグ」でした。
この小説の作者も同性愛者とのことですが、なぜか読んでいて唐突にテネシー・ウィリアムズを思い出したのです。
何がどう似てるのか分かりません。
共通点はどちらもアメリカの作家、同性愛者ということくらい?
でも読んでいてなんとなく心が苦しくなるような、物悲しいような気分になるところが似ています。
それにしてもテネシー・ウィリアムズなんて「焼けたトタン屋根の上の猫」とか「ガラスの動物園」とか子供の頃に読んだきりで、映画は見たことがあったのかすら忘れかけていたのに、突然何かのきっかけで思いついたらこうしてデジタル配信で好きな時に映像が見られるわけです。
便利な時代。
ついでにアメリカ作家つながりでスタインベックの「二十日鼠と人間」や「エデンの東」の映画も見たくなったりしたのですが、「二十日鼠と人間」はU-NEXTになくて残念。
これは今度FOXで放送されるので録画しようと思います。
そして今、これから読もうと思ってる小説があります。
パトリシア・ネル・ウォーレン
「ハーランズ・レース」
私史上最強海外BL小説「フロント・ランナー」の続編になります。
「フロント・ランナー」
これは活字派のBL愛好家には必読図書として強力に推薦したい超名作です。
▼「フロント・ランナー」の記事はコチラ
とは言え、実は「フロント・ランナー」を読んだ後はあまりの放心状態で、とてもじゃないけど続編なんて読める心境じゃなく…
そのあともたびたび思い出しては読もうかどうしようか…と迷いつつ…
やっと受け入れられそうな気持ちになれた、というかまた何年かぶりに思い出してやっと読もう!と思えたというか。
そう、気付いたら2年以上経ってました。
けっこう分厚いので時間かかりそうですが…
心を落ち着けて読みたいと思います!