2024年5月19日(日)。天気曇り一時小雨。

昼食は、府中の「ミッテン府中」に入っている「ドトール珈琲店」にて。

より緑の深くなっている「大國魂神社」。

今日の東京競馬場メイン11Rは、3歳牝馬クラシック決戦「オークス(GⅠ)」(芝・左・2400m)です。これまで様々なレースで競い合ってきた18頭が出走します。

「東京競馬場」のバラ園は、ますます輝いていました。

昨年の「オークス」は、「リバティアイランド」(川田将雅騎手)でしたね。

2015年からの歴代「オークス」馬が掲げられています。

1番人気は、エピファネイア産駒「⑦ステレンボッシュ」(戸崎圭太騎手)。年末の前々走「阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)」は「アスコリピチェーノ」のクビ差2着、前走「桜花賞(GⅠ)」は「アスコリピチェーノ」を制してクラシック1冠目。これまでの5戦はいずれも連対。戸崎騎手は初騎乗です。なお、ライバル「アスコリピチェーノ」は、「NHKマイルカップ(GⅠ)」に路線変更して2着でした。

2番人気は、ハービンジャー産駒「⑫チェルヴィニア」(C.ルメール騎手)。母は、2016年「オークス」2着だった「チェッキーノ」。前々走「アルテミスステークス(GⅢ)」優勝を経て、「阪神ジュベナイルフィリーズ」は回避、満を持した前走「桜花賞」は直線での不利もあって無念の13着でした。2戦ぶりの騎乗となるルメール騎手を擁して、巻き直しを図ります。この人気は、ルメール騎手への期待が大きいということでしょう。

3番人気は、キズナ産駒「⑭ライトバック」(坂井瑠星騎手)。「アルテミスステークス」は「⑫チェルヴィニア」の4着、前々走リステッド「エルフィンステークス」優勝の後、前走「桜花賞」は「⑦ステレンボッシュ」、「アスコリピチェーノ」に続く3着でした。坂井騎手は、3戦連続の騎乗です。

4番人気は、スワーヴリチャード産駒「⑬スウィープフィート」(武豊騎手)。「阪神ジュベナイルフィリーズ」は7着、「エルフィンステークス」は「⑭ライトバック」のクビ差2着、そして前々走「チューリップ賞(GⅡ)」優勝の後、前走「桜花賞」は「⑦ステレンボッシュ」の4着でした。武豊騎手は、3戦連続の騎乗です。

5番人気は、キズナ産駒「②クイーンズウォーク」(川田将雅騎手)。半兄は、2020年の「朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)」、2021年の「阪神カップ(GII)」勝馬の「グレナディアガーズ」。前々走「クイーンカップ(GⅢ)」優勝の後、前走「桜花賞」は「⑦ステレンボッシュ」の8着でした。川田騎手は、デビュー以来5戦連続の騎乗です。

6番人気は、キズナ産駒「⑰タガノエルピーダ」(M.デムーロ騎手)。昨年の「朝日杯フューチュリティステークス」に紅一点で参戦、「ジャンタルマンタル」の3着でした。前々走「チューリップ賞」は「⑬スウィープフィート」の4着、前走リステッド「忘れな草賞」は2馬身半差をつけて快勝しました。M.デムーロ騎手は初騎乗です。

7番人気は、ゴールドシップ産駒「⑤コガネノソラ」(石川裕紀人騎手)。昨年10月の未勝利戦勝利から、前走リステッド「スイートピーステークス」まで、直近3戦を連勝して本レースに挑戦です。石川騎手は、前走に続いての騎乗です。

8番人気は、スワーヴリチャード産駒「⑩アドマイヤベル」(横山武史騎手)。半姉に「ヴィクトリアマイル(GⅠ)」優勝の「アドマイヤリード」。前走「フローラステークス(GⅡ)」優勝は現地観戦しましたので、本レースでも応援したいです。横山武史騎手は、前走に続いての騎乗です。

9番人気は、ドュラメンテ産駒「①ミアネーロ」(津村明秀騎手)。半姉の「ミスエルテ」は、2016年の「ファンタジーステークス(GⅢ)」優勝。前走「フラワーカップ(GⅢ)」優勝から本レースに直行です。先週の「ヴィクトリアマイル」を「テンハッピーローズ」でGⅠレース初勝利した津村騎手が、前走に続いての騎乗です。人馬とも勢いを感じます。

10番人気は、ハーツクライ産駒「⑮サフィラ」(松山弘平騎手)。全兄は、2019年の「朝日杯フューチュリティステークス」優勝、2020年の「皐月賞(GI)」及び「ダービー(GI)」で無敗三冠馬「コントレイル」の2着だった「サリオス」。半姉は、「府中牝馬ステークス(GII)」優勝の「サラキア」。「アルテミスステークス」は「⑫チェルヴィニア」の4着、前々走「阪神ジュベナイルフィリーズ」は4着、前走「クイーンカップ」は「②クイーンズウォーク」の9着でした。松山騎手は、デビュー以来6戦連続の騎乗です。

11番人気は、キタサンブラック産駒「③エセルフリーダ」(武藤雅騎手)。前走条件戦「ミモザ賞」を勝利し、本レースに直行です。デビュー以来、「オークス」にだけ照準を絞ってきたとのこと。武藤騎手は、デビュー以来5戦連続の騎乗です。

12番人気は、シルバーステート産駒「⑨ラヴァンダ」(岩田望来騎手)。前々走「チューリップ賞」は「⑬スウィープフィート」の7着。前走「フローラステークス」は「⑩アドマイヤベル」の2着で、本レースへの優先出走権を獲得しました。岩田望来騎手は、前走に続いての騎乗です。

13番人気は、ルーラーシップ産駒「⑧ホーエリート」(原優介騎手)。前走「フラワーカップ」は、「①ミアネーロ」の2着。原騎手は、前走に続いての騎乗です。

14番人気は、タリスマニック産駒「⑱ランスオブクイーン」(横山和生騎手)。半兄「ランスオブプラーナ」は、2019年の「毎日杯(GⅢ)」優勝馬です。前走未勝利戦勝利から、本レースに挑戦です。横山和生騎手は初騎乗です。

15番人気は、ドゥラメンテ産駒「⑥サンセットビュー」(三浦皇成騎手)。前々走「クイーンカップ」は「②クイーンズウォーク」の6着、前走「フローラステークス」は「⑩アドマイヤベル」の9着でした。三浦騎手は、3戦連続の騎乗です。

16番人気は、モーリス産駒「⑪ヴィントシュティレ」(北村宏司騎手)。母は、1勝馬ながら2011年「オークス」2着だった「ピュアブリーゼ」。期待が増します。本馬も前走未勝利戦勝利から、本レースに挑戦です。北村宏司騎手は、デビュー戦以来、5戦ぶりの騎乗です。

17番人気は、サトノクラウン産駒「④パレハ」(田辺裕信騎手)。前走「忘れな草賞」は、「⑰タガノエルピーダ」の6着。田辺騎手は初騎乗です。

18番人気は、ジャスタウェイ産駒「⑯ショウナンマヌエラ」(岩田康誠騎手)。7月の中京新馬戦勝利から、「新潟2歳ステークス(GⅢ)」を「アスコリピチェーノ」の2着までは好調だったのですが、「アルテミスステークス」は「⑫チェルヴィニア」の5着、前々走「チューリップ賞」は「⑬スウィープフィート」の14着、前走「桜花賞」は「⑦ステレンボッシュ」の17着と、近走は低迷しています。ここで本来の地力を発揮できるか。岩田康誠騎手は、前走に続いての騎乗です。

前走「桜花賞」組が6頭(1着・3着・4着・8着・13着・17着)、前走「フローラステークス」組が3頭(1着・2着・9着)、前走「フラワーカップ」組が2頭(1着・2着)、前走「忘れな草賞」組が2頭(1着・6着)、前走「クイーンカップ」からが1頭(他に重複2頭)(1着・6着・9着)、前走「スイートピーステークス」からが1頭(1着)、条件戦からが3頭です。また、最多勝利数は、「⑦ステレンボッシュ」及び「⑤コガネノソラ」の3勝、1勝馬が8頭。

いよいよレース開始です。

スタートしました。「⑯ショウナンマヌエラ」が好ダッシュ。これに「⑪ヴィントシュティレ」、「⑰タガノエルピーダ」、「⑱ランスオブクイーン」が続きます。中段前位に「②クイーンズウォーク」、「⑨ラヴァンダ」、「①ミアネーロ」、「⑩アドマイヤベル」。「⑦ステレンボッシュ」、「⑫チェルヴィニア」は中段後位。1000mは、「⑪ヴィントシュティレ」の独走で57秒7。「⑪ヴィントシュティレ」のリードは向正面で5馬身。4角を周ったところで「⑪ヴィンシュティル」が内で依然として先頭でしたが、あっと言う間もなく、「⑱ランスオブクイーン」が先頭に、これを「②クイーンズウォーク」が追います。そこへ、「⑦ステレンボッシュ」がメンバー最速の上りで迫って先頭を取ります。「⑫チェルヴィニア」も同じくメンバー最速タイの上りで外から追って来ました。

ゴール直前で「⑫チェルヴィニア」が「⑦ステレンボッシュ」を半馬身差でかわして、「桜花賞」の無念を見事に晴らしました。「⑦ステレンボッシュ」の1馬身3/4差の3着に「⑭ライトバック」。結局、1番人気から3番人気が、1着から3着を占めるという、堅実な結果に終わりました。

クビ差の4着に「②クイーンズウォーク」、ハナ差の5着に「⑱ランスオブクイーン」。更に1馬身半差の6着「スウィープフィート」、3/4差の7着「⑥サンセットビュー」。

勝ち名乗りをあげる「⑫チェルヴィニア」とルメール騎手。

プレゼンター佐々木希さんで、表彰式が行われました。

バラ園の美しさは、何とも言えません。

「オークス」の垂れ幕とバラの花。

「東京競馬場」の池に久しぶりに来ました。

この池の犬面魚に、7年ぶりに会いました。