2024年4月21日(日)。天気曇り。

いよいよ今週から、春の東京競馬場開催が始まります。

間もなくGI5週連続開催です。

この入口を見ると、毎年ワクワクしますね。

まだバラは咲いていません。

パドックとフジビュースタンド。

「ディープインパクト」の「ダービー(GI)」出走時のゼッケンなどが展示されていました。

牝馬で「ダービー」馬となった「ウオッカ」の銅像。

「東京競馬場」には、こんな線路があるのです。

久しぶりに「競馬博物館」に入ってみました。

「ソダシ」がいました!

歴代年度代表馬の企画展をやっていました。

本日の「東京競馬場」メイン11Rは、クラシックを目指す3歳牝馬重賞「第59回サンケイスポーツ賞フローラステークス(GⅡ)」(芝・左・2000m)。2着までの馬に、「オークス(GⅠ)」の優先出走権が与えられます。今年は14頭が出走です。

1番人気は、ロードカナロア産駒「①バロネッサ」(津村明秀騎手)。11月東京新馬戦3着、続く中山未勝利戦2着、前走東京未勝利戦優勝と、着実に進歩してきています。前走はC.ルメール騎手騎乗で、津村騎手は初騎乗です。

2番人気は、スワーヴリチャード産駒「⑧アドマイヤベル」(横山武史騎手)。8月新潟新馬戦勝利の後、前々走条件戦「「百日草特別」3着、前走条件戦「フリージア賞」2着。半姉に「ヴィクトリアマイル」を制した「アドマイヤリード」。これまですべて騎手が変わっていて、横山武史騎手は初騎乗です。

3番人気は、キタサンブラック産駒「⑭クリスマスパレード」(石川裕紀人騎手)。12月中山新馬戦、前走条件戦「水仙賞」を連覇して、本レースに挑戦です。石川騎手は、デビュー以来3戦連続の騎乗です。

4番人気は、リアルスティール産駒「⑥トロピカルティー」(戸崎圭太騎手)。10月東京新馬戦勝利の後、前走条件戦「若竹賞」3着。戸崎騎手は、新馬戦以来、2戦ぶりの騎乗です。

同じく4番人気、エピファネイア産駒「⑬カニキュル」(北村宏司騎手)。9月中山新馬戦2着、前々走東京未勝利戦勝利の後、前走「フラワーカップ(GⅢ)」に挑戦して6着。この馬も、これまですべて騎手が変わっていて、北村宏司騎手は初騎乗です。

6番人気は、シルバーステート産駒「③ラヴァンダ」(岩田望来騎手)。本レースで6戦目。前走「チューリップ賞(GⅡ)」に挑戦して7着。岩田望来騎手は、2戦ぶりの騎乗です。岩田望来騎手は、前日の「福島牝馬ステークス(GⅢ)」を「コスタボニータ」で優勝しました。勢いに乗っています。

7番人気は、カリフォルニアクローム産駒「④エルフストラック」(横山和生騎手)。本レースで7戦目。出走馬中で一番タイのベテラン?です。前走「フラワーカップ」は5着。横山和生騎手は初騎乗です。

8番人気は、サトノダイヤモンド産駒「⑪ユキワリザクラ」(鮫島克駿騎手)。12月中山新馬戦3着、前走中山未勝利戦優勝。これまでは戸崎騎手騎乗でしたが、鮫島克駿騎手に乗り替わりです。

9番人気は、ドゥラメンテ産駒「⑩マルコタージュ」(菅原明良騎手)。1月東京新馬戦勝利の後、前走「フラワーカップ」は8着。これまでは杉原誠人騎手騎乗でしたが、菅原明良騎手に乗り替わりです。

10番人気は、ドゥラメンテ産駒「⑨サンセットビュー」(三浦皇成騎手)。本レースで5戦目。前走「クイーンカップ(GⅢ)」に挑戦して6着。三浦騎手は、前走に続いての騎乗です。

11番人気は、ダノンバラード産駒「⑦コスモディナー」(松岡正海騎手)。この馬も本レースで7戦目。「阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)」(9着)にも出走しています。前々走「クイーンカップ」8着、前走リステッド「アネモネステークス」9着。松岡騎手は、デビュー以来7戦連続の騎乗です。

12番人気は、ネロ産駒「②ニシノコイゴコロ」(野中悠太郎騎手)。この馬も本レースで7戦目。重賞は初挑戦になります。前走条件戦「菜の花賞」は9着。奮起を期待します。野中騎手は、3戦連続の騎乗です。

13番人気は、リアルスティール産駒「⑫コンテソレーラ」(吉田豊騎手)。12月中山新馬戦14着から、前々走中山未勝利戦2着、前走中山未勝利戦優勝と、這い上がって来て本レースに挑戦です。吉田豊騎手は、過去に落馬負傷を乗り越えています。吉田隼人騎手の早い回復を祈ります。

14番人気は、ミッキーロケット産駒「⑤メアヴィア」(田辺裕信騎手)。12月中京新馬戦8着、前々走中山未勝利戦3着、前走中山未勝利戦優勝で本レースに挑戦です。これまですべて騎手が変わっていて、田辺騎手は初騎乗です。

レースは、一線のスタートから、「⑤メアヴィア」と「⑪ユキワリザクラ」が前に出ました。これに「⑭クリスマスパレード」、「③ラヴァンダ」が続きます。更に「⑧アドマイヤベル」と「①バロネッサ」。「④エルフストラック」は大外からせりあがってきました。「⑥トロピカルティー」は中段後ろ、「⑬カニキュル」、「⑩マルコタージュ」は後方からです。「①バロネッサ」は段々後ろに下がっていってしまいました。1000m通過は59秒7のペース。4角を周って直線を向いたところでも、依然として「⑤メアヴィア」と「⑪ユキワリザクラ」の追い比べでしたが、「⑤メアヴィア」が脱落、「⑪ユキワリザクラ」も勢いが衰える中、外から「⑧アドマイヤベル」、内から「③ラヴァンダ」が発進して勢いをつけます。「⑧アドマイヤベル」は上り3Fをメンバー2位の突進で、「③ラヴァンダ」に1馬身差をつけてゴール。2着「③ラヴァンダ」に1馬身1/4差遅れて、上り3Fメンバー最速の「⑬カニキュル」が3着。ハナ差の4着に「⑭クリスマスパレード」、クビ差の5着に「⑥トロピカルティー」、ハナ差の6着に「④エルフストラック」。この辺りは一団でのゴールでした。ここから2馬身半差遅れて7着に「①バロネッサ」。津村騎手によると、ゲートがうまくいかなかったそうです。周りを取り囲まれて、やる気をなくしてしまったのでしょうか。

「⑧アドマイヤベル」と「③ラヴァンダ」が、「オークス」への優先出走権を獲得しました。

 

帰りに「大國魂神社」に寄りました。

「けやき並木」の緑が濃くなってきています。