バンコクエアウェイズのブロガー企画で
ベトナム中部のダナン・ホイアンに
行きました
旅行2日目は、
「古き良き町並み」として
世界遺産に登録されている街
ホイアンを街歩き観光。
ホイアンは、ランタンが灯る夜も有名だけど
それだけじゃあなかった!
どこを切り取っても絵になるような
歩いているだけでウキウキしてくる
とても美しくてオシャレな街並。
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▷ 01_そうだ、ダナンに行こう
そんなホイアンの街。
元々は、海から近いこともあり、
貿易の中心となった港町。
江戸時代初期には、日本人町や中国人町も
つくられ、その面影は今でも残ります。
特に「中華な雰囲気」の建物は、
細かな装飾にひときわ目を引かれちゃう。
江戸時代初期に隆盛した日本人町。
かつてタイ・アユタヤにもありました。
もしもアユタヤの日本人町が現存していたら
こんな雰囲気だったのだろうか。
アユタヤにいた日本人の一部も、ホイアンの
日本人町に流れ着いてきていないだろうか。
鎖国政策によって日本に帰ることも叶わず、
この日本人町に取り残されてしまった
日本人はその後どうなったのか。
「歴史」を感じる街だからこそ、そんな
思いを馳せながらの街歩き。
ホイアンの街は、
どこまでも続く黄色い壁の建物、
たくさんの緑とその木漏れ日が
美しいトコロです。
どの建物も、壁の色はみーんな黄色!
青い空やカラフルなランタンと並ぶ姿は、
思わず写真を撮りたくなっちゃう
そんでもって、可愛い雑貨やベトナム衣装を
売るお店がたくさんあって、お買い物を
するにも宝探しみたいでワクワクする!
なんていうか、もうね、観光客の心を
グッと掴んで離さない術を心得すぎ…!
実はちょっと憧れていたのが、
ベトナムの日傘。
屋台のおばちゃんに紐を調節してもらった
ものをかぶっていました。
コレをかぶっていると、身も心も、
かんっぜんに「観光客」ってカンジ!(笑)
のぼせそうなくらい、暑くて暑くて!
暑い東南アジア共通の光景なのか、
野良わんこも日影でお昼寝。
日傘があって助かったんだぜヾ(*´∀`)ノ
ホイアンの街は「夜のランタンまつり」も
有名なので、ランタン屋さんもたくさん。
夜のランタンまつりでは、こういう
骨組の状態を目にする機会はないから新鮮!
ひとつひとつ異なるカラフルなランタンも
骨組はこんなにシンプルなんだね。
コレに白い和紙を貼ったら、日本でも
馴染みのある提灯になりそう!
ホイアンのランタンは、コレらの骨組に
色鮮やかな布を張るようです。
まだ昼間なのに、すでに綺麗
コレは…ランタンまつりに期待が高まる!
ホイアン街歩きに戻り。
とにかく日差しが強くて、暑い!
だけど、カラっとした暑さでもあり、
緑による日陰の中を、時折そよいでくる風を
受けながら、休憩をしつつ歩きます。
観光用に、人力車のようなサービスも。
この空の青さと、緑の鮮やかさよ!
影も色濃く、とにかく暑い
しかし写真には綺麗に映えるので、
思わず暑さも忘れてパシャリパシャリと
夜のランタンばかりに期待していたけれど、
昼間のランタンも美しい
お店によって、飾るランタンのセンスが
違っているのも、面白いヾ(*´∀`)ノ
夜はあまり意識していなかったのだけれども、
昼のランタンは、緑との相性が本当にステキ。
地面に色濃く落ちるランタンの影も、
昼間の暑さの中だからこそ。
昼間はあまり期待していなかっただけに、
想像以上にカラフルでたくさんのランタンに
心が踊らないワケがない!
街中もランタンや建物が可愛らしくて
良いのだけれど、川沿いもまた美しい。
なんとも溢れる異国情緒。
いや、異国なんだけどね!
貿易の拠点となっていただけあって、
水路が綺麗に整備されており、
今も船が行き交います。
そして!
多くの日本人観光客が集まっていた
日本橋(来遠橋)にも行きました。
400年近く昔、秀吉の時代に、この地に住む
日本人たちがつくったものなのだそう。
石と木で造られた橋で、塗色や木材の
劣化の様子が経る年月を感じさせます。
…と言っても、30年近く前に修復された
姿らしいので、当時の様子そのままでは
ないのかもしれないけれど。
橋の上からは、川も見下ろせる。
橋に飾られたランタンには、
日本語で「ホイアン」や「ファイフォ」の
文字が書かれています。
「…ファイフォ…先入先出…?」と思ったら
ホイアンの旧称は元々「ファイフォ」
だったんだね…!Σ(❛□❛✿)
橋の入り口と出口には、猿と犬の像。
猿と犬がそれぞれいるのは、
申年に橋を建て始め、
戌年に橋を建て終わったから、だそう。
橋の向こうも、街は続きます。
だけど少し、静かでゆったりとした雰囲気。
美術系のお店が多かったのも印象的でした。
こういうどこに続いているのかわからない
小道というのも、そそられる〜!
どこを歩いても絵になるし、
「探検ぼくのまち」みたいでドキドキする…
橋の向こうにある観光スポットのひとつ
「フンフンの家」という場所にも
行きました。ふーんふーん。
200年程前に建てられた商人の家なのだそう。
今もなお、子孫の方が住んでいるとのコトで
手入れもきちんと行き届いています。
んもうっ、このノスタルジー感、たまらん!
中華なカンジがもう、ね…!
冷房はないものの、風がよく通るような
造りになっていて、昔ながらの生活の知恵を
感じられるのが楽しい!
奥には数名の女性たちがベトナム刺繍に
精を出されていて、出来上がっていく繊細な
刺繍もまた美しかったです
2階にあがると、「バルコニー」にあたる
場所へとつながっています。
この歳月を重ねたカンジと、しかし綺麗に
磨かれているカンジとを重ねた木の重厚さが
たまらんですたい…
2階から見ると、こんな景色。
こういう場所から静かにランタンまつりを
眺めるのもまた趣深いのだろうなあ
ところで。
ホイアンの街歩きをする中には、一部
有料チケットを買って入場する場所も。
チケットは1ヶ所ずつ購入するのではなく、
綴りになっていて、1回購入すると、
好きな場所に共通して使うコトができる。
フンフンの家や、日本橋の観光でも
必要となります。
購入したのは、5枚綴りで120,000ドン。
約600円で5ヶ所の有料スポットに入れます。
その有料スポットのひとつが、
中華式の建物「廣肇會館(広東会館)」。
「広東会館」の名の通り、中国・広東省の
商人たちが1786年に創った集会所だとか。
入り口には、大きな龍!
ど迫力のパワースポット。
そして天井に吊るされた赤いぐるぐる
渦巻き状になったお線香で、
全部燃え尽きるまで数週間程度はかかるそう。
ぐるぐるの真ん中には、願いごとを記した
白い紙が吊るされており、お線香が全て
燃え尽きると、その願いごとも叶うとか。
…燃え尽きるのに数週間…ずいぶんと
ゆったりとしたお願いごとだなあ
ああ…それにしても、どうにもこうにも
こういう道にそそられてしまう…
「トンネルを抜けたら異世界でした」
そんな風景が、ホイアンには多すぎる。
他にも観光向けに解放されている民家を
訪れたり、一服したり、そんなこんなで
ホイアンの街にも夜がやってきました。
ダナンに来た最大の目的、ランタンまつり。
忙しさにかまけて早2ヶ月も経ってしまった
けれど、その美しい記憶は色褪せず。
あと2回で書き終わります。