眼窩腫瘍・・・ 君の名は腺様嚢胞がん -2ページ目

93か月検診(術後97か月)に行ってきました


年も半ばになって今年初ブログです。

先日、放医研へ検診に行ってきました。

梅雨入りして蒸し暑い雨の日でした。
駅から放医研まで歩いて行きましたので、
汗も出ています。
早速、CT検査なので涼しい部屋に入り、
汗もスッと引きます・・・
と書きたかったのですが、CTの造影剤で身体が熱くなり、
暑さが収まりません。

ただMRIの部屋はCT室以上の寒さで
良い気分でした。
目を開けて1点を見ていないといけないのですが、
こんな気持ち部屋の中、いくら大きな工事現場の音がしても
ついつい寝てしまいました。

検査の結果は、再発、転移については問題無し。

副作用としての脳の浮腫についても
大きさは変わらず問題無いだろうとのことです。
脳として余り重要な役割はしていない場所らしいですが
大きくなると記憶に影響が出る場合があるそうです。
厭なことをすぐ忘れることができるならば良いのですが。

1点、先生に相談事がありました。
問題無いとのことでしたので、今後、このことについては、
ブログに書ければ良いなと思っています。

ランチは前回と同じステーキ&ハンバーグ屋さんです。
ついつい食べ過ぎて歩くのも辛くなりました。(笑)

次回、検査は12月です。

87か月検診(術後91か月)に行ってきました


先日、放医研へ検診に行ってきました。

毎度のこと、血液検査、MRI検査、CT検査、
医師による診察です。

・再発/転移は見られない
・再発で一番気にしているのは眼窩の骨のところだが、
 重粒子を多く当てているところでもあるし、今のところ問題は無い
・転移は肺、首のリンパ、稀に肝臓に起きることが多いが、
 今のところ問題は無い
・副作用として、骨の線維化、脳の浮腫が心配される
・眼窩の骨に当たって一部欠けている骨のところが、
 将来、線維化が進めば、痛みが出てくる
 かなり痛いらしい・・・と医師にサラッと言われた。(笑)
・脳の浮腫が大きくなっていくと脳を圧迫することになり、
 問題となるが、今のところ、大きさは変わっていない。

と言うことでした。

人間、窮地から逃れると色々と欲も出るようで、
再発/転移は絶対に起きないで欲しい!
副作用として、眼球へのダメージは、
起きてしまったので諦めるしかないけど、
眼窩の骨も脳の浮腫も、痛みだけは起きないで欲しい!
と願っています。

今回で重粒子治療から7年を過ぎましたが、
一応、10年位までは、今まで通りの定期検査を
していくことになりました。

検査結果も良かったので、自宅へ帰る途中に昼食を、
名古屋で食べた残念なお寿司屋と同じ会社経営の
ハンバーグ・ステーキ店で食べてきました。

カットステーキとハンバーグに目玉焼きをトッピングです。


ハンバーグは、普通かなぁ、でも、ステーキは美味しかった。
サラダ、コーンスープ、ライス、カレー、ソフトクリームの
食べ放題も付いてきます。

当面、株式は温存、放医研の帰りのランチ場所と決めました!
 

みゃあ、みゃあ、名古屋だ、みゃあ(4)最終回


旅行中の食物特集・他です。
旅行の目的には、株主優待券消費がありましたので、
所謂「名古屋めし」中心とはなっていません。

朝食は、初日にマクドナルド。
名古屋の喫茶店のモーニングサービスの良さは有名ですが、
6時過ぎという早朝のため、マクドナルドでした。
業績不振で不採算店の閉店が進められていますが、
早朝・深夜にはなくてならないお店です。
閉店となるお店には、悲しいポスターが貼られていますが、
反対側のドナルドくんの顔は、泣き顔なのでしょう。


他の日の朝食はホテルのブュッフェ。
いつも旅行では、朝食ブュッフェを食べ過ぎて、
体重を増やして帰ってくるので、
今回は注意しようと思っていました。

幸い?無料の朝食ブュッフェサービスでしたので、
選択肢も多くは無いので、
多少はセーブできたかも知れません。

あっ、十分に美味しく満足できましたよ。

初日の昼食は、名古屋めしのニューウェーブと言って良いかも
「台湾まぜそば」を食べました。
勿論、発祥の店の有名店で・・・とは、いきません。
株主優待券を消費するために、お店を選びました。
ピリ辛かな、と甘く考えていたら、かなり辛いです。
旅の疲れもあってか、ズド~ンとお腹に響く食事となりました。


初日の夕食も、名古屋めしをたべるため「世界の山ちゃん」に
行きました。
「世界の山ちゃん」は、新宿5丁目のお店をはじめとして
かなりの数があるので、ワザワザ名古屋に行って・・・
とも思いましたが、なんと何故か、初世界の山ちゃんなので、
名古屋で行くことにしました。

名古屋駅の新幹線口に5店舗もありましたが、
一番ホテルに近いところにしました。
「手羽先」美味いよぉ、美味すぎるよぉ、
ビールが進んじゃよぉ・・・状態だったのですが、
手が汚れるのが嫌いで蟹も食べない私にとっては、
素晴らしい人生一度の経験としておきます。(笑)

「みそ串カツ」、「どて煮」など、
他の名古屋めしも美味しかったです。
・・・でも、「天むす」期待外れだったぞ!(笑)


翌日からは、完全に優待券消費の食事。
昼食は「台湾まぜそば」を食べた店と同じ経営で、
別ブランドのお店で中華を食べました。
マーボー豆腐、チャーハン、マンゴープリン。
前回の教訓から、マーボー豆腐の辛さを
初心者向けにして頼みました。
丁度良かったです、美味しかった。
東海地方にお店を展開していたのですが、
ふと調べると、上野、東京、台場にいつの間にか開店、
食べに行かないと!

夕食は私の行動範囲に余り使えるお店が無い会社の優待券が
名古屋は、使えるお店が同じビルに4店舗あるという絶好な場所。
折角だから、寿司でも食べようと決めました。
寿司と言ってもホームページで見ると寿司居酒屋のような
敷居は高くない感じでした。
エレベータを降りると、そこには非常口階段に付いているような
無機質な鉄の扉。
閉店してしまったのかと思いましたが勇気を出してドアノブを回すと、
ちゃんとお店がありました。
狭くもなく、広くもなくテーブル席がゆったりと配置されていました。
他のお客さんはいません。
・・・食べ終えるまで、他のお客さんは来ませんでした。(笑)
つまみとお酒、寿司もそれなりに食べた割には、
リーズナブルな値段でしたが、
味では、回転寿司や磯丸水産で食べた方が、満足したかも。
もう2度行かない(笑)
優待券が余っているので、次回、放医研の帰りに、
ハンバーグ・ステーキ店で使おう!
もし、そこでも満足できなければ、株式をたたき売ってやる!(笑)

最終日の昼食は、熱田神宮に行ったついでに、
二駅先のイオンモールの中で、優待券の使える蕎麦屋で食べました。
蕎麦ブランドのチェーン店なので、あくまでも蕎麦です。
味噌煮込うどんまでは願わないけど、
せめて、きしめんはおいて欲しいかも。

最近、国内旅行では、イオンモールでお土産を集中的に買うとともに、
株主の特権、イオンラウンジを使うようになりました。
郊外のイオンモールも多いので全店舗制覇は難しいでしょうけど、
できるだけつぶしていきたい。
お惣菜コーナーの「天むす」も良いお土産になりましたよ。(笑)

このイオンモール凄いです、端から端まで全長500m近くもあり、
車も展示販売しているくらいの大きさです。
映画館も併設しているし、この付近に住んでいる人は、
生活に不便を感じることが無いかも。
でも、名古屋は夏暑いから、私はパスかな。(笑)


・・・で結局、1kg以上、太って帰ってきました。

おしまい。

みゃあ、みゃあ、名古屋だ、みゃあ(3)

翌日と翌々日の帰りのバスに乗るまでは、
名古屋市内観光です。
市内観光に便利な交通機関は、
なごや観光ルートバス「メーグル」です。


金のシャチホコに塗装された市内観光ルートを
通るバスで5百円/日で自由に乗降できます。
また徳川家康が車内で旅行ガイドをします。
「ござる」等の武士言葉を使っての車内放送でのガイドですが、
かなりノリが軽い感じで、若い頃の家康の雰囲気です。
また家康に負けず劣らず、運転手さんも旅行ガイドを
してくれますので、お勧めです。

名古屋駅を出発すると、
「トヨタ産業技術記念館」に停車します。
織機の会社からイノベーションを起こして
世界一位の自動車会社に登りつめた歴史を
実感することができます。
・・・行っていないけど。(笑)

続いて「ノリタケの森」に停車します。
あの陶器のノリタケ発祥の地で、
ミュージアムや公園・レストラン等が整備され、
若い人から年配者まで楽しめる場所です。
・・・行っていないけど。(笑)

その後「名古屋城」に停車します。


やっぱり名古屋のシンボルですね。
一緒に写真が撮れる「金の鯱」が沢山ありますが、
名古屋の代名詞的なものですね。

ん・・・東京にもお城が欲しいなぁ。
第二次世界大戦で焼失してしまった水戸城も。

そして「徳川園・徳川美術館・蓬左文庫」に到着です。
水戸藩士の身分の私ですが・・・素晴らしい。
大名の使っていた歴史的価値のある道具類は当然ですが、
刀の構造も詳しく説明されていて、豆知識も増えました。
場所が場所だけあってシニア世代の方々が多かったのですが、
聞こえてくるのは「説明文が小さくて読めない!」でした。
是非、このブログを読んで頂いている殆ど方が行く場合も、
老眼鏡を手にしていると便利ですよ。(笑)
蓬左文庫の所蔵物としては、国宝「源氏物語絵巻」が
有名ですが、残念ながら、翌日からの特別展の準備のために
見れませんでした。
しかも、修理の過程で下絵が明らかになり、
制作中に絵柄の変更があったことが分かったと発表・・・
というニュースは東京に帰ってから知りました。

徳川園はきれいな庭園。


大きな鯉が沢山いました。
エサの持込みは禁じられていましたが
ケチらないでエサを買ってあげれば良かった。(笑)

フォトウェディング?和装前撮り? 
最近の結婚事情は知りませんが、何組ものの和装カップルが
写真を撮られていました。

次に停車する場所は「文化のみち二葉館」です。
「二葉館」は日本の女優第一号の川上貞奴と
電力王と言われた福沢桃介が共に暮らした家です。
「文化のみち」とは「二葉館」を含めた近くにある
江戸時代から明治・大正・昭和に至る印象深い建物
を散策できるルートです。
手軽にタイムスリップできますよ。
・・・行っていないけど。(笑)

次は「市政資料館」。
名古屋市の公文書館で重要文化財の旧名古屋地方裁判所庁舎です。
さすが、重要文化財、恰好良いです!
・・・行っていません。

バスは名古屋の中心部「栄」に入り、
「名古屋テレビ塔」、「広小路栄」、「広小路伏見」に停車します。
名古屋テレビ塔は、さっぽろテレビ塔と同じ設計者なので、
兄弟的な扱いを受けることもあるようですね。

高い塔は、赤白に塗り分けしないといけない法律の前に建てられたから、
名古屋テレビ塔は、完成以来ずっと「銀鉄色」ままだ・・・
というのは名古屋人の誇り?というのもありますし、
高さも名古屋の方が高いから、兄のテレビ塔なのでしょう。
大通公園が綺麗に見下ろせます。

アッ違った、久屋大通公園だ。(笑)

テレビ塔の脇にヘンな建造物がありました。
オアシス21という・・・2002年にできていたのですね。
一昔以上、名古屋に来ていなかったことを実感しました。
池?が屋上にあります・・・うまく説明できません。
グーグルから写真を拝借です。

夜は綺麗なのでしょうね、カップルには良い場所です。
さすが、恋の町、札幌・・・じゃない、名古屋です。(笑)


その後、バスは、名古屋城から名古屋駅まで、
往路の逆を進んで1周が終わります。

また「メーグル」以外で、別途、熱田神宮に行きました。
三種の神器の一つ「草薙剣」を祀る神社で有名です。
今は神宮を付ける神社が多くありますが、
「日本書紀」では、伊勢神宮と石上神宮のみが「神宮」と記載、
「延喜式神名帳」では、伊勢神宮と鹿島神宮と香取神宮が「神宮」と記載。
熱田神宮は明治元年に神宮となったそうです。

やはり、歴史がある鹿島神宮のご加護を受けている
鹿島アントラーズは名古屋グランパスにはなかなか負けない。(笑)
熱田神宮については妻との争いがありました。
私は絶対に以前行ったことがあるのに、妻は無いと言う。
昔の写真を見ても、熱田神宮と伊勢神宮が似ているから、
写真では判断できない。
確かに二人で何度か名古屋に泊まったことはある。
私は妻以外の女性ときたことは無いが一人で来たことはある。
実際に行けば、忘れていた記憶も蘇るかも知れない・・・
ということで行きました。
結果は、お互いの主張は変わらずでした。(笑)

ちなみに、上の写真は今回、下の写真は23年前に撮った
疑惑の写真です。

かなり似ていませんか?

・・・続く。

みゃあ、みゃあ、名古屋だ、みゃあ(2)


バスは予定より少し早く6時過ぎに名古屋駅に到着しました。
早朝に役立つお店は24時間営業のマクドナルドしかありません。
バスは新幹線口に着きますが、マクドナルドは反対側、
名鉄乗場の先です。500m以上あります。
名古屋駅、広すぎです。
朝食を食べて新幹線口に戻り、チェックイン前ですが、
ホテルに荷物を預かって貰い、ついでにトイレもお借りしました。

さぁ、関ヶ原へ出陣です。
駅に向かうと、サラリーマンの姿がちらほら見受けられるような時間です。
出張に来ているサラリーマングループの声が聞こえてきました。
「・・・仙台、水戸、名古屋だった!」
このキーワード、誰でも知っています。(笑)
ググッてもきちんと出てきます。
でも、私は信じません、名古屋には、ナナちゃんがいるじゃないですか。
名古屋の方々は紳士ですねぇ、ナナちゃんの股の下を通行しても、
上は見ません。


安心してください、穿いてません。(笑)

「関ヶ原の戦いは、東西両陣営が対峙したが、濃い霧の中、
すぐ先も見えない状況だった。
やっとも薄まってきたとき、福島正則の先陣を制し、
井伊直政が、家康の四男・松平忠吉を煽動して突っ込み、
戦いが始まった・・・」と言われています。

電車で関ヶ原の駅に着く直前の車窓をから見えた景色に、びっくりポン!
名古屋を出たときは快晴だったのに、関ヶ原から見える山々は、
濃い霧がかかり殆ど姿が見えませんでした。
ただ、駅に降りて、古戦場の方に歩き出すと、
急速に霧は晴れて明るくなりました。
まさに関ヶ原の戦いのときも同じような気象状態だったのでしょう。
400年経っても自然環境は変わらないものなのですね。



関ヶ原には、町営の資料館があり、
石田三成陣跡(笹尾山)や徳川家康最後陣跡(床几場)、
回りたければいくらでも陣跡がありますが、
虚弱体質なので最小限度、見て回りました。
ちなみに陣跡というのが分かる程度のものしか
ありませんので、関ヶ原の広さとかを体感できるという
ことだけです。
でも、一生に一度には良い経験でした。









関ヶ原を後にして、大垣に向かいます。
大垣城は関ヶ原の戦いの西軍根拠地ですから、
行ってみないと。
戦国時代の女性(石田三成の家臣の娘おあむ)の思い出、
「おあむ物語」の話の中心地。
討ち取った首は、戦後の恩賞のため、
綺麗に見栄え良く化粧されたが、その血生臭い首と
寝るのは・・・厭だったらしい、もっともなこと。



大垣の街は、お城も綺麗ですが、水路が巡らされて、
旅の情緒をかきたててくれる素敵なところでした。
芭蕉の句碑もありました。
大垣は、奥の細道の最終地だったのですね、

更に、岐阜に向かいます。
関ヶ原の戦いの直前に攻め落とした岐阜城、
家康が勝山本陣に向かう前日まで居たところです。
岐阜城は稲葉山の上にある山城で、
まさに岐阜の象徴というべき姿でした。
ロープウェイがありますが、更にそこから、少し登ります。
お城はコンクリート造りの再建されたものですが、
エレベータもありません。
しかし、天下布武の織田信長が築いたお城からの眺望、
見たいじゃないですか!



疲れた身体に鞭打って登ってきました。



関ヶ原、大垣と歩き疲れて、
「お城は遠くから眺めるのが一番綺麗で良い、
登るのを止めようか・・・」と
一時、弱音を吐いたのも私です。(笑)



・・・続く。