からのつづき。
起きていられないくらいの眠気。
そんなときは、もちろん寝る一択のミシマ。
キンランもさきはじめた。
どうしても川上庵のくるみそばが食べたくなって外苑前。
むかし、デートの待ち合わせ場所につかった(って1回だけだけど)青山ベルコモンズに、あたらしくホテルが建って、そこはむっちゃ高級ホテルで私が泊まれるところではないのだが、その中にある蕎麦屋には流行に敏感なひと回り以上年下のお友だちときたことがある。
若いお友だちに助けられているなって思う。しみじみ。
彼女とももうかれこれ、15年のつきあいになる。
食べることに集中したかったので、カウンターでひとりそば。
しかも飲まないで。
最近酒がおいしくないというか、飲みたくない。
これはいよいよなんじゃないかって強く思う。
生まれて初めての大きな不整脈もきたしね。
心臓って自力でどうにもならないんだね。
深呼吸とかいろいろやってみたけど、改善しない。
こうして心臓ってある日あっけなく止まるんだなって思った次第。
蕎麦2枚食べる。
最近上品なもりの蕎麦屋が多かったけど、ここのはそれなりのもりで大満足。
しかも野菜天丼を追加。
流石にお腹いっぱい。
もう無理。
こないだ書いた、大山の秘密が明かされた駒テラス。
思い出した!この日伊勢平氏おじさん見かけたんだよ。
どころか彼しか知らない方のケータイに非通知の着歴あるじゃん?
前にこれを訴えても、警察は証拠がないってストーカー事件がでっちあげだって認めてくれなかったからね。証拠が残らないやり方を繰り出してくるあたり、敵ながらあっぱれとしかいいようがない。
着信に気づかずにすんだのは、タッチの差で波動を変えることができてたからだったんだなって強く思う。
繋がらない世界とはもうつながらなくなっている。
で、あの強烈な不整脈はその影響と私の中でスッキリ解明。
ヨギの治療師も伊勢平氏おじさんと話したあと、生まれて初めて酒を欲しなくなったといっていたからね。
本人は「風邪」と言っていたけど。
もちろん、わたしに対する診断も「風邪」。
霊障とか「もらう」って言った瞬間にそうなるからね。力関係が。
さすがの判断力。
あまりにひどい動悸だったから、ヨギの治療師に相談。
ストレスのせいと指摘されてその通りだと電話を切るも、忙しい中ダメ押しで電話をかけてきて、
「美志摩ちゃんは人には魂の望むことをした方がいいっていう癖に、自分は御用とか修行とかいって我慢してるよね?!伊勢平氏おじさんとのことはおかしいよ!」
と言ってきた。
伊勢平氏おじさんを見かけたことは言っていないはずなのに。
物心ついたときから自分がなく、母の望み通り生きてきた私は、自分の感情を発動させずになんでも受け入れることは容易いことであった。
しろくまさんがいなくなって、生きるよりどころを失っていた私はなにわの審神者(さにわ)の誘いにのって、やつのカタシロ神事の巫女のひとりの役割を引き受けた。
「対極のものとむつみあう」。
そうやって世界のバランスをとる。もちろん、世界というのは自分自身が生み出しているって考えからのそれ。
生きるための希望も欲もない私は、自分が持て余しているこのいのちが何かのためになるならどうだってよかった。
世界が壊れては困るみんなのため。
インドでは地球を亀が支えてるっていう話があるけど、あの亀の役よ。
亀姫。
もちろんわたしひとりじゃないけど、多くの瀬織津姫たちが「みんなのためなら私はいいの」って理不尽に耐えている。
洗脳だって言われたらその通りだけど、私はわかってやってきた。だからこうしてわけのわからない内容と言われながらも、支離滅裂な、「人が創った神」の世界で起きていたあれこれを記録してきたのである。
美志摩かなという、ひとりの別の人格を繰り出して。
どうも多重人格者っていうのは、もうひとりの人格のことは壊れないように忘れてしまうらしいけど、わたしは書くことでこうして記録してきたのよ。
人が創った神を信じる人たちと、ときに外側の世界を共鳴させながら。
で、はっきりわかった。
神社にいるような、名前がある神はいない、って。
たぶん、なにわの審神者ははじめからわかっていたはず。結論を。
だってその青写真をあいつはもっていた。
だから、「ここぞ」ってときに現れた。
もちろんこのクリスマスの直前にも。
人間界の会議。
年に1回だけ集まる人たち。年長の知人が老いるのをみる。
現世(うつしよ)ってよくいったものだなって感心する。
あの世とこの世は似ているけど、反対。
鏡像の方には触れることはできない。
なんか、ナルキッソスの話を思い出すな。
最近送り込まれてきた人もそんな人がいたし。
喜びの中に生きたいと思っても、相変わらず自分がないわたしは、したいことがない。
明日死ぬかもしれないなら何をしよう?って考えて、行ったことがないところに行ってみようって思った。
出かけるから餞別がわりににごちそうして、て。
普通なら酒を飲むのに、そば茶を飲んでいる自分に自分自身が驚いている。
食べながら、若い人がまたひとり命を断ったって話題。
若いときって、死ぬ元気があるものね。
今の私にはない。
あと、パートナーがいることで不安定になることもある。
意外と誤解されているよねってそれぞれがそれぞれの想いの中にいる不思議な関係。