エーゲ海から海の都へ ~冬至の前に起きたこと | かんながら

かんながら

旅の記録です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

からのつづき。

 

表参道に帰ってきたらクリスマスだった。

またdocomoがつながらない季節がやってきた。

 

ケータイ代割り引いてほしい。

一歩外に出るとわたしのiphoneは通信不能になって仕事場への乗り換え案内すら使えなくなる。

ええ、安い方のプランじゃないのよ。

昼休みにつながりにくくなるっていう噂の。

 

それともわたしのiPhoneにはなにか仕掛けられてる?

妄想癖?陰謀論?

ま、ミシマのアタマはいかれてるんで。

 

 

きれいだと思う。

世界一好きな街。

だからこの街に住んでいる。

 

人の住むところじゃないって言われるけど、確かにここの住人は人じゃない。

 

みんなこの街に住む人は大金持ちのセレブだって思ってるけど、みんなのイメージするそれはタダの成金で、お金でこの土地を買って自分のモノだと思ってる人たち。

彼らには自分のことしかわからないから、土地を慰めたりキレイにする意識は低いような感じがする。

 

わたしからいわせると、そんな人はセレブじゃないって思うけどね。

名士っていうんでしょ。本来は。

ま、今となっては民度の低さで、あこがれる対象が「お金を自由に使える人」となっているからそれもあたりかな。

 

 

昔ながらの住人は、質素な暮らしを規則正しくしてる「おカネはなんかあったときのため」にだけあればいいっていう人たち。

 

そんな人たちがこの街の地霊を慰めてきた。

 

御用をさせるなら仕事をくれ!ってオーダーしたから今はいろんな場所にバイトにいくようになった。

そして東京がどんどん変わっていく現場をみている。

古い建物が壊されて新しいビルが建つ。

木が切られる。

 

生まれかわっていくんだなって感じる。

 

目に見える景色だってもちろん大きく変容してるけど、

住人が変わることの方が私にとっては一大事だ。

 

実際相続で離れていく人もいるけど、

あたらしい人たちの流入がものすごい。

 

ちょっと前に、私の住むエリアでも、福祉施設を建てるなって「セレブ」が反対した。

あなたたちは何億で土地を買ったのか知らないが、もともと土地には値札はついていなくて、

そこに縁がある人が住んでいたのだ。

 

 

精神病院や昔で言うサナトリウム(結核療養所)、公園、競馬場、遊園地などは、その土地を慰めるためにつくられてたんだなって感じる。

 

そういうのを壊してマンションにするなら、それができる人に住んでもらいたいけど、そうもいかないだろう。

 

だから当然その場所の空気感は変わる。

あなたがあこがれたその場所は、みえない世界が紡いでいたのだ。

 

だから、あなたがそれができなければ、そうならない。

 

ま、ものすごい力のある人がお地場を守っているのも知ってるけどね。

みごとにふつうの人としてふるまっているけど。

 

ほんとに思う。

本当にすごい人ほど、すごくなくみえるものなんだなって。

 

 

それにしてもすごい人たちが協力しあってこの帝都を守ってるってかんじる。

でも彼らにそれをさせているのは誰?

それが神なの?

 

 

 

代々木公園にはクリスマスツリー。

 

 

このところ恵比寿の現場も多い。

 

 

渋谷に毎月の御用で行ったら青の洞窟。

4年ぶり?

私の時間もとまっていたからそんなに長く休んでた気がしない。

仕事で10代の人たちと一緒のことがあって、コロナで修学旅行もなかったって聞いたら、

この国の政治家は伊勢平氏おじさんと同じ団塊の世代で70代とか下手すれば80代とかの人だから、1年があっという間だから若い人たちの青春時代を奪ったっていう自覚が希薄なんじゃないかって思う。

 

彼らの1年はおじさんたちの10年以上の重みがあるって気づいているんだろうか。

だっておじさんたちは、退職して10年とかたつのに職場でのことを昨日のことのように話すもん。

 

それって昔話じゃん、ってわたしも伊勢平氏おじさんの話きいてて思ってたけどね。

コロナの間、わたしも残念ながら一緒で、もう5年も昔になるしろくまさんとの生活が昨日のことのように思えたり、一人暮らしがもう5年もあるって意識が希薄だし。

 

この隔たりをなんとかしないととてもじゃないけど新しい世界を生きる若い人たちと同じ空間をシェアできないと思う。

老害ってよくいったものだと思う。

ええ、自分を含めて。

 

伊勢平氏おじさんとか年長の人たちとばかり関わってたから、10代の感覚を忘れていたよ。

 

 

コロナ

 

なぜか雷山の案内がきた。

 

 

雷山はサムハラのお守りをすごく昔から出しているところ。

そして茨城のひかりの柱が立ってたっていう御岩神社に似てるって感じたって書いてある。

 

美志摩かなになる前にいったから、記録はないけどね。

雷山が動く。

あそこにはたしか大きなイチョウの木のある神社があった。

しかも、もう誰も訪れていないような。

 

 

 

港区は今工事の真っ最中。


東京は川と海の街。

徳川さまがなんにもないところに作ったんだもの。

その、港区。




東京は新しく生まれ変わっている。

あたらしい人たちを迎えて、古い人たちはこの土地を去っている。

 

きっとここは別の場所になる。

いいとか悪いとかではなく、その変化を受け入れていくしかない。

 

 

 

ご近所さんからお餅をもらった。

何気なくみると、新潟で、魚沼のそばだ。

そして「旧三島」だって。

 

新潟も三島の土地だったんだ。

なるほど、伊勢平氏おじさんのお母さんがでてくるわけだ、わたしのところに。

 

彼は気づいているのか気づいていないのか。

 

 

 

 

 

 

 

仕事前のわずかな時間に飲み友の末席の伊勢平氏おじさんにランチをごちそうしてもらって、

バイトにいくまでのわずかな空き時間に、なぜか花園神社。

バイトに行くからねってわたしの駅までつきあってもらう。

 

そんなことすらなかったな。一度も。

 

 

そして、アプリでみつけた日雇いバイトで薬剤師の仕事に久しぶりに3時間だけ復帰。

仕事帰りに創業祭でワンコインになっていた家系ラーメンを食べる。

 

 

 

 

なにわの審神者がこのタイミングで送ってきた陶彩画の草場さんの展示が近くでやってて忘年会の前に顔を出してみる。

 

 

普通には入れない会員制のレストランで忘年会。

現代の名工にソムリエで選ばれたっていうソムリエ協会の熱田さんの前のお席でワインをいただく。

 

 

 

 

ワイン会なのにワインの写真撮ってない。

最近仕事で会員制のサロンに行かせていただくことが増えてようやく素敵なものに囲まれるっていう幸福感を取り戻した。

本当に今まですべてをそぎ落として生きていたからね。5年も。

いや、もしかしたらもっと前から。

 

一回目の結婚を卒業したときから。

阪神淡路大震災を経験してそういうのがどうでもよくなったから。

 

 

 

 

 

 

 

 

おいしいもの、素敵なもの、優雅な暮らしもやっぱりいいな。

贅沢できるってしあわせなことだよね。

時給千円でどんなにがんばってもこういう暮らしはできないけどさ。

 

そして申し訳ないなって思う。

 

けど、多くの人はホンモノであることをこだわっていないとも思う。

わたしはホンモノの大理石が使われている場所でも、それに似せたもので創られた場所でも働いたけど、多くの人は「そこまでこだわっていない」ってかんじる。

 

気分だけ味わえればよいというか。

 

 

それでも大勢がそうだからってホンモノを絶滅させてしまったらもう二度とはつくれないだろう。

だから死守しようとしている。

それは勝ち目のない戦いだってことはどこかで気づいている、。

 

でももしかしたら間に合うかもしれない、って期待もある。

その価値がわかる人があらわれてちゃんと守ってくれるんじゃないかって。

 

 

 

 

神の島の友だちがくれたヤシガニ。

ついに思い切って食べてみた。

 

 

確かにおいしかった。

 

 

 

最近よく呼ばれるようになった赤坂。

釣り堀がある風景。

飯田橋もそうだっけ。

 

恵比寿を思い出す風景。

 

周りに似つかわしくないこれは実はものすごく重要な気がする。

川の民。

かわず(蛙)。

そういえば諏訪の神長官守矢資料館で、蛙も串刺しになっていたっけ。

 

 

 

神長官で調べたらこんな記事たちが。

 

 

もともと花園神社は私と伊勢平氏おじさん(というか伊勢平氏つながりの人たちに)関係のある場所だった。

内藤新宿の多武峰神社だってそうだもん。

俵藤太の末裔だっていう人に「知らない」って言われて驚いたけどね。

 

本当なの?

もうみんなが私をペテンにかけてるんではと思ってしまう。

 

 

 

 

で、もうひとつ。

この記事、今読んだらなるほどねって思ってくれる人おおいんじゃないかな。

 

 

もうすぐ閉店になるこれまた新潟のアンテナショップの食堂でごはん。

ここにはアプリのバイトで何度も来させてもらってわたしの配膳キャリアの原点。

ここの忙しさを思えばどんなところも乗り越えられた。

 

まかないがおいしく、いつも従業員を大事にしてくれているって具体的に感じられたから忙しくても苦にはならなかった。

報われたって思えるから。

 

経営者や一部の偉い人たちだけが儲かる仕組みの中でこき使われるのは嫌だけど、

ちゃんと労働者を思ってくれてるっていうのは伝わるのよ。

わたしはどこででも誠意をもって働いてるけど、搾取されてるって思う職場にはいかないようにしている。

 

そういうところで我慢して働くと、それでいいって思っちゃうからね。雇う側は。

だから足元をみられないよう、「ひとつかごにたまご盛るな」の家訓に忠実にいろんなところで仕事している。

 

 

恵比寿にも行くことが多いこの頃。

思えば、えびすの祭の頃だった。

 

 
 
なにわの審神者から来た次の案内はこれだった。
三嶋の神のモノガタリ。
 
 

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コノハナサクヤヒメを感じるのはわたしだけ?

なんか取られたっていうか、変えられたっていうか、、、。

 

本当はワタシなのよ!!って声が聞こえるような。

遠くに流されてしまったのかもしれないな。

 

冬至の太陽は表参道真正面からのぼる。

冬至にはカメラマンが多数訪れる。

 

 

息をするように働いているから、休みはない。

でもまもなくその時期も終わる。

私の現場はどこも年末年始はおやすみだから。

 

 

 

 

明治天皇御製

 

ならびゆく 人にはよしや おくるとも

ただしきみちを ふみなたがへそ

 

 

トロいから使えないってどれほど言われてクビになったか。

ずいぶん長いあいだ岩戸に閉じ込められていて、外に出るのもやっとだった。

でもいつも明治陛下はこうして応援してくれる。

 

 

 

次にきたのは、これ。

なんだろ?