(妄想メモ)助けたカメと龍宮と、浦島と 〜 龍蛇神の祭の前に | かんながら

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旅の記録です

 

北陸の旅のまとめがまだだけど、緊急速報。

 

 

♫ むっかしー むっかしー うらしまはー

たすけた カメに つれられてー

りゅうぐうじょうにー きてみればー

えーにも かけなーい うつくしさー♫

 

 

朝起きた途端浮かんできたよ、この曲が。

 

なんなの?

 

 

昨日3年ぶりくらいに、吉祥寺の琉球料理屋「琉球」(葛の葉をたどる旅の結末は、なんと琉球王朝へ

の縁で知り合った人たちが、「みしまを励ます会」を開いてくれて、ピザをご馳走になったけど?

 

あちらは、琉球だから。

ま、このたびついに再建に動き出した、首里城には、もともと龍がいるっていうけどね。

 

 

 

11月1日。

 

今日から明治神宮はお祭りである。

 

 

榊が出てた。

 

 

森を歩いていても、しつこく浦島太郎の歌がリフレイン。

 

 

♫ たすけた カメに つれられてー♫

 

たしか、前に「カメは女神でかめ姫」ってきいたよ(月の光に誘われて 安曇野から京都へ 〜その4  浦島太郎と月読命の秘密)。

 

 

で、かめ姫って、島の女じゃん?って根拠もなく思いついた。

だったらいろいろしっくり来るんだけど。

 

 

 

美しい珊瑚に彩られた美しい海、エビやヒラメが踊り、

美人の踊り子がお酌して、ご馳走に、おみやげって、竜宮城のイメージは、

 

 

この間読んだ、池上永一の黙示録 で描かれていた

冊封使(さくほうし)を迎えていた頃の琉球王朝のイメージまんまじゃん。

 

 

Wikiによると

冊封使さくほうしさっぽうし)とは、中国王朝皇帝付庸国国王爵号を授けるために派遣する使節をいう。

 

ここにはもっと詳しい。

 

(冊封)

中国の皇帝が属国の国王に対し、その即位を認める文書を与えること。その際、中国から派遣される使者を「冊封使」という。当時の中国「明」の洪武帝は「明」を頂点とする世界(それを冊封体制という)を築くため、琉球もその一員に加えるべく、再三使節団を派遣していた
尚巴志は三山を統一し、琉球国として「明」の冊封体制の仲間入りを果たすことになる。以後、琉球王の世代が代わる度に冊封使を迎え、載冠式を行うようになる。冊封使は300-500名にのぼり、6-8ヶ月もの間滞在するため、冊封使を迎える準備は一大イベントと化していた。
冊封体制の一員となり進貢国となった琉球は、ただ単に中国皇帝への貢物を差し出すだけのものではなく、国として認知されるとともに、中国への貢物を運んだ船「進貢船」は、帰りには中国の特産品を満載して戻ってきた。
進貢国の王侯がかわると、中国皇帝が使者(冊封使)を派遣し新王を命した。琉球にたいする冊封は1404年から1866年の最後の琉球王尚泰(しょうたい)まで24回行われたという。冊封使一行は400~500人にのぼり、4~8カ月滞在した。冊封の式典は首里城の前庭で行われた。

 

 

明を頂点とする世界、か。

明治は、「明で治める」ってこと?

 

 

で、ずっと謎だった、龍宮で浦島太朗が楽しく暮らしていた間に、

地元に帰ったら347年間が過ぎていて、時代が変わってた、って話。

 

ないよ!そんなの!!!

 

 

 

琉球王朝にも「天孫氏」っていう神話だけの王統があったとされてて、

話は国生み神話で、イザナギ・イザナミの話にそっくりなわけなんだけど、

時代が全然違うわけ。

 

 

で、初めて聞いた時、間違いなく「天孫降臨と同じ話ですね」っていったら、

ガイドさんに「時代が違う」って諭された。

 

 

で、わたしずっとわかんないままだったんだけど、

 

 

「(人が作った神話であって)事実とは限らない」となったら納得できるわけ。

「時代があわない」ってことが。

 

「そういうことにしときましょう」っていう話だとしたら。

 

 

 

すごく大事なことを書いていたはずなのに、

書き終えたと同時に「全部消えた」回。

 

 

あの日は天橋立に泊まってて、亀好きの元ダンナが、

「テレビドラマで浦島神社をやってたから見てきてほしい」みたいなメールがきてて、

早朝それを見た私は、真っ暗な中、もう夜明けになるっていうギリの時間に

車をかっ飛ばして浦島神社に行ったのだった。

 

 

で、北極星が消えるギリギリの時間に到着して、たしかに見た。

北極星は、本殿の正面にはなかった。

 

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そうそう、昨日は月代宮と日代宮の話をしていた((メモ)日代宮と月代宮 〜天と海が一体になる日)。

 

まず、「佐敷」という地名に着目してみました。

 

佐敷町 (熊本県) - 熊本県 葦北郡 に所在。現・芦北町。(さしきまち)

佐敷町 (沖縄県) - 沖縄県 島尻郡 に所在。現・南城市。(さしきちょう)

上記2か所。

熊本の方は、かつて佐敷町と呼ばれていましたが、新設合併により「佐敷町」は消え「葦北町」となっています。

 

 

 

 

『佐敷という地名は、古い伝承に由来し、この地を訪れた弘法大師が地面に挿した木の枝が根を張ったことから「指木」が生まれたとあり、その後佐色・佐志城を経て佐敷の字になったとされています。』

 

佐敷は、挿木。

 

 

 

熊本の佐敷から、沖縄の佐敷に(もしくはその逆)、持ってきて根をはったって妄想できなくもない。

タネや木は嫁と一緒に新しい風土に根付かせるものだからね。

 

 

月代宮は、熊本とつながっていたか。

あ!!!

月と熊本で、当時わかんなかったアレじゃん(「このはな」の秘密がひらくとき 〜肥後 VS 出雲 そして琉球 (その2))。

 

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富岡八幡宮にあった、「出雲(日)VS 肥後(月)」 の図(安曇の庭に誘われて(安曇野から丹後へ 番外編3 東京) 〜 将門さんと平田篤胤)。

 

 

当時は、肥後がなんで月なのかわかんなかったけど、

沖縄の佐敷の月代宮だったんだ!!!

 

 

で、この熊本の佐敷。現・熊本県葦北郡は、

 

八代!!!

で、この間書いた、わたしが混乱している「天御中主=北極星」(共に、弥栄のヒント 〜”次は、諏訪”)。

 

天御中主(アメノミナカヌシ)=建御名方神(タケミナカタ)=ミシャグチ神=諏訪神

っていう縄文家族さんの考察が、なんかよくわかんなかったけど、

 

八代の薩摩(十字)で垂直の神と水平の神が交わったってことなのか!?と妄想した。

 

 
 
薩摩の十字はもちろん島津の家紋の十字だが、
ミシャグチ神の聖地を守る諏訪大社の社家であった、神長守矢氏も同じ丸に十字である。
 

 

何度か登場している三輪山のこのお札。

 

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島では、神は海から来る。

アマビエも海からくる。

八代のガメも海から来る。

 

 

瓷は亀。八代妙見のお膝元では、ガメ(亀蛇)は亀に蛇が乗った中国からきたこわいお化けと言われている(高千穂・真名井の水を豊受大神のご神前に(その3・八代妙見宮 霊符神社))。

それはたまたまとある集まりで座席を隣り合わせた紳士が八代の出身で、

八代妙見のガメの話を披露したら、驚かれて、「子どもの頃とても恐ろしかった」との回想を聞いたのだった。

 

 

しかも、まさにあの富岡八幡宮の事件のあった日に。

 

某神の島のおばあの名言、

「アマミキヨは天からきたと言われているが、海から来たと聞いている」。

 

要は、佐敷の「月」。

縦の神と横の神が交差する アマ=十字。

 

 

 

八代でみた、亀蛇(ガメ)に再会したのは、なんと、山陰だった。

 

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だって、まんまの絵が描かれてるんだもん。

玄武(北の守り)の説明。

 

 

ここで、わたしはやっとわかったわけ。

「八代のガメは、これなのか」って。

 

 

だって、八代の亀蛇(ガメ)は、「中国から海を渡ってきた」っていうんだもん。

それがわたしの「天帝」の理解。

 

 

なんと、その先に、「月代宮」を「佐敷」で「挿木」して、沖縄で尚巴志と祀っていたとは。

 

 

 

月代宮には、誰もお詣りしなくなった古い火の神がいて、立派なお宮に尚巴志王統が祀られていた。

 

ってまとめてるこの記事、読み返してみたら

火の神といえば、クマモト(熱い女陰って意味のスワヒリ語)じゃんとかすでに書いている。

 

 

 

誰なのか知らないけど、すごいね。

この世界のストーリーテラー!!!

 

 
琉球を感じる。

 

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まだ一ノ関が終わってないんだよね(安曇の庭に誘われて(安曇野から丹後へ その8) 〜 一関の造り酒屋 編)。

あそこにもあった、「浦しま公園」いたのは、大黒・恵比寿。

そして、あの街にあったのは、「呉の香り」。

 

 

呉越同舟を目指せるか?!

 

 

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