そして、壇ノ浦。からのつづき。
壇ノ浦 2日目。
朝はとりあえず、赤間神宮へ。
紅石稲荷神社。
どうも赤間神宮は「紅石山」の麓にある。
今は落石の危険があるから、登れなくなってたんだけど、登った方の記録では、
紅石山には、明治維新に活躍したした白石正一郎( 赤間神宮の2代目宮司 )のお墓がある。
って書いてある。
「紅石」山にある赤間神宮の宮司さんが「白石」さんとはまたおめでたい組み合わせ。
白石正一郎って人は西郷隆盛とも親交あったみたい。
wikiによると
西郷隆盛をして「温和で清廉、実直な人物である」と言わしめた正一郎は、新時代を築き上げる人材を経済面で助け上げたスポンサー的存在であった。
とある。
財政面でバックアップしたってことは「旦那」ってことなんだな。
ダーナっていったんだってね、スポンサー。
紅石稲荷は本殿右。
赤い鳥居を上がった上にある。
社殿の裏は磐座がありそうな、島の香りのするお山。
今日のプランは立たないが、とりあえず、昨日案内してもらった知人から言われた「戸明神社」にいってみるか。
なんとなく昔の神戸ポートアイランドを思い出す港。
渡船で5分、対岸の門司港。
なんと!そのまま神戸じゃん。
私の記憶のままのそこ。
と思ったら、泣けてきて、止まらなくなった。
学生時代を過ごした場所。
毎朝六甲山脈と須磨の浜を車窓から見ながら通った。
早く終わった日には元町や三宮をぶらぶら歩いた。
ただ歩くだけで落ち着いた。
異国の香りがして、自由な気持ちでいられた。
だから、この景色に少し似ている横浜も好きだった。
この雰囲気が好きで、ヨーロッパが落ち着いた。
この景色が好きで、わたしはこの景色に出会いたくてずっと旅してたんだった、って思い出した。
門司港駅。
ここに昨日行った和布刈神社の像があった。
和布刈神社の昔の動画みてたら、ご祭神は「比売大神」。
宇佐八幡宮の神様。
でも、今は「瀬織津姫」になってる。
こんな記事も。
なんとなくこぎれいだなって思ったけど、リニュアルしたばかりだったんだ。
検索ワードで出てくる「和布刈神社 ポルシェ」の謎。
需要があるんだね、「祈願」。
日本のみなさん、そんなに不足感あるのかしら。
海外では、たぶん世界で一番裕福で「住みたい」国ぶっちぎりトップクラスだと思うけどな。
和布刈神社は磐座あって、島の香りのするお地場。
そもそも、和布刈神社にいったのは、ご案内役が「和布刈神社も寄りましょう」って言ってくれたからなのだが、
言われたときに
「なんか、聞いたことが」っていって、持参した本をみたら、松本清張の「時間の習俗」で、冒頭に和布刈神社の和布刈神事って出てきてた。
そもそもこの本は図書館で自分が予約して借りたのだが、なぜ借りたのかは謎。
だれかがSNSで呟いていたのを見たのだと思われる。
すごいねSNS。
わたしのこのただの記録も、同じことを起こしているかもね。
それは、わたしの力じゃなく、「ザ・シンクロニシティ」。
お互いの力のぶつかり合い。
和布刈神事って出雲にもあるみたい。
日御碕神社。
対岸に熊野神社。
韓国(からくに)神社とかあって、朝鮮の影響が強いところみたい。
こちら関門海峡はすぐ先が朝鮮半島なんだから、当然影響してるだろうな。
そういえば、関係ないけど、秋田唐松神社は、昔「韓服(からふく)神社」って言ったらしいよ。
そして(今はしなくなったけど)、「そのとき」が来たら昔の神事を復活させる、って宮司さんの物部さんいってたよ(物部を訪ねて〜鎮魂祭のころに(その3 秋田 唐松神社))。
今気づいたけど、御神紋は、「三ツ柏」。
そして、おすすめされた 福岡県北九州市若松区蜑住鎮座「戸明神社」。
ご祭神
天手力雄大神(あめのたぢからお)
天児屋根大神(あめのこやね)
戸明神社HPによると
天手力雄大神は伊勢神宮内宮の相殿神としても祀られています。福岡県内ではここ島郷地区だけとなります。天児屋根大神は、藤原氏(中臣氏)の祖神として春日大社等に祀られています。
とある。
相撲と関係あるみたい。
私の中で相撲といえば、出雲。
出雲といえば、大和(奈良県)の相撲神社(卑弥呼時代の豊かな営み〜 その2 たまきの秘宝と穴師坐兵主(あなしにいますひょうず)神社とおぢば)。
出雲系のおっきなしめ縄。
たしか阿蘇神社もこのしめ縄だったな。
出雲も。
阿蘇神社は大変なことになっちゃったなぁ。
「芦屋」
今日は神戸デー。
特急ソニックにのって、
そのまま別府温泉に行こうかと思ったけど
とりあえず今日のフェリーで帰るかしばらくいるか、
マイルで明日の飛行機で帰るか、
もうしばらく悩むことに。
門司港の雰囲気好きだからとりあえず降りて散策しようとするも、
ご飯を選べないとか、いろいろ曇ってきた。
で、とりあえず土地勘のある下関に戻る。
赤間神宮前。
謡曲「碇潜(いかりかづき)」。
「見るべきほどのことは見つ」と言って海に沈む平知盛。
(たぶん知盛が沈むときにつかった、ってことになっている)碇がある。
この石塔郎からまっすぐいったところが赤間神宮の鳥居。
真っ正面が、前回の記事で書いたこれ(そして、壇ノ浦。)。
菅原道真の柩を乗せた牛車が止まった場所に太宰府天満宮を置いた。
ここは赤間神宮だけど。
平家一門と安徳天皇陵は左手に、ご社殿は右手にある。
結局宿に戻って「もう一晩泊まれますか」。
だったら、荷物は置いて行ったほうがって思うだろうけど、決められないんだから仕方がない。
ビールは宿でワンドリンク無料ってことでもらった。
今日は別のスーパーまで行ってみた。
とりあえずドミトリーに帰ってきたのは、気が変わって横須賀まで1日で行く新しくできたばかりのフェリーにも間に合うって思って。
夜になっても明日の予定がたたない。
別に当日でもいいんだけど、このパターンは昨日から続いているので大神島とおなじく「ハマる可能性」があると思って、「飲み会の約束を入れる」ことに。
マイルで航空券を予約。
気になる九州はまだあるけど、とりあえずいったん帰る。
たぶんお腹いっぱい。
唐戸市場。
焼肉屋は「敦煌」だったり、なんか懐かしい名前。
鮭のあらを買った。
しかも船賃400円に100円足りないので、100円安くしてってお願いしてる。
完全に関西のおばちゃん。
門司港駅。
レトロ。
レトロ調じゃなくて。
今もまだ使ってる。
!!
熊と鹿!?
熊本、鹿児島。
熊なに?
鹿はもちろんわかるけどさ。
志賀海。シカ。滋賀県。安曇族。
熊はやはり球磨でいいの?北辰?
そういえば、鹿児島も鹿だった。
鹿児島名物「しろくま」。
熊?
鹿児島の人と人気の西郷隆盛はもともとは、「菊池」で、熊本の出(安曇の庭に誘われて(安曇野から丹後へ その10) 〜 麒麟はくるか!?)。
「久留米」行きの列車で小倉駅へ。
積み残した久留米。
久留米ラーメン(そして、壇ノ浦。・籠に入った龍・宮城へ〜琉球弧・島巫女ネットワーク)。
コードシェアではじめてスターフライヤー。
UZUHOUSEさんからの見送りうけた。
飛行機から外を見てておもった。
アフリカから帰ってくるまではずっと海外飛び回ってったよなって。
他の人からみたら今もフラフラしているって思われるだろうけど、しょっちゅう飛行機に乗っていた。
一番好きな乗り物飛行機だし。
なんか動けなくなる魔法にでもかかってたみたいだ。
帰りの予定がある旅は旅の数に入んないくらい、移動し続けてたもんな。
だからジプシーだったんだし。
やっぱりそっち(どっち?)に帰るのかな。
いや、同じところにいくより別のところに行きたい。