満月と酒と、アワとスワ | かんながら

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旅の記録です

 

このところ月が大きく明るかった。

 

だから予感はあった。
 
満月の日はトラブルがよく起きる。
昨年の冬は秋に突然音信不通にされた伊勢平氏おじさんと街でばったり再会して代々木で飲んだら倒れた。
そして今年のわたしの誕生日の日も満月前で、前日12年ぶりに再会したヨギの治療師と飲んだら倒れて伊勢平氏おじさんとの約束に遅刻した(そして、七夕 〜旧暦七夕の1週間(旧盆)に起きたこと)。
 
だから、満月前の誘いは気をつけなければならぬ。
特に、ヨギの治療師のそれは、何かある。
 
 
10月最後の日、満月。
これからの千年に行くとしたら、調うべきところは、エジプトだ、ってなぜか思った。
沖縄から先。そのつながりが11月からのテーマになりそうな気がする。
 
 
 
エドガーケイシーの瞑想会に案内してほしいとヨギの治療師に頼まれていたが、おじさんとの約束とバッティングさせると何か起こりそうでさけていた。
でも「鹿」の流れで諏訪の神様が動いたのか(ふたたび、豊橋へ(その1) 〜鹿と兎の十三夜)、(満月で何か起こりそうな予感がして)わたしのエゴは「ノー」といっているのに、朝になって「いいよ」と言ってしまった。
 
 
瞑想会では、エジプトの話になり、エドガーケイシーがピラミットを作った時の話などが話題になった。
 
わたしも12人の女性にハーブのことを教えていた、記憶がある。
そう霊能者からそう言われたこともある(わたしのビジョンを見ただけかもしれないが)。
だから、今世も12人の女性リーダーを育てる、と決めて10年間仕事した。
12人以上いると思う。
わたしよりずっと素晴らしくて、社会で頼りになる女性たち。
今はわたし自身が彼女たちに励まされ、頼りにしている。
 
 
わたしは、思い出すことで、リアルにその場の空気感を体験できる。
ピラミッドもそうで、あの場所の匂いや温度、そんなものが流れ込んできて、なんかエジプトきてるな、って思った。
 
そういえばこのところ「アスワの神」が目について、
「アスワ」という地名、「アスワン」という地名など、やたら目についている。
 
アスワといえば、阿波(アワ)と諏訪(スワ)の組み合わせでもありそうだ。
 
 
 
飲まなければいいのであろうが、昼に蕎麦屋で飲んだ。
午後伊勢平氏おじさんとの約束があったので、「それまで」ってことで。
 
なのに。
 
 
 
待ち合わせの場所にたどり着けずに、ヨギの治療師に送ってもらい、伊勢平氏おじさんとヨギの治療師と3人で飲むという事態に。
しかも「もう一杯だけ飲みましょう」っておじさんが言って2軒目に。
 
 
おじさんは、楽しそうだった。
そしてヨギの治療師のことをいい人だと気に入っていた。
 
「キミはダメなやつだけど、友達はいいやつなんだな。キミの男友達と飲むのはいいな。」
「美志摩ちゃんとつき合えるのはいい人ですよ」
 
ヨギの治療師も酔っ払ってるからって言葉が過ぎる。
 
 
そして過去の恋愛話をたくさんしていた。わたしに聞かせたかったのか、ヨギの治療師に聞かせたかったのか。
しかしなんのために?意味不明。わたしは今年何度か聞いた話ではあったのだが。
 
 
おじさんとは、なぜかルクソールで夕暮れ時に隣に並んで立っていた、という記憶がある。
過去世のものか、未来のそれなのかはわからない。
でもその場の温度、湿度、流れる水の音、風の音、なぜかリアルな体験としてのそれがわたしにはある。
 
おじさんにもエジプトの記憶があるらしい。
「ルクソールはテーベだ」っていうから、おじさんの記憶は過去のもののようだが。
 
 
おじさんは、きっとスワ。
安曇族だし。鹿だし。
どうも本人は、霊能者に言われたとかでそう思っているようだが、そんなこと、彼が言っていることをつなぎ合わせればすぐ判る。
 
 
そして、わたしはアワ。
阿波で、安房で、それは、黒潮ハイウェイを通って奄美につながっている。
 
 
もしこの先があるとしたら、アスワの神に連れられて、エジプトに行くのだろう。
 
正直に言って、11月から新しい時代に入るって思ったから、やり残すことがないよう10月に人間との交わりを自分に課しすぎて消耗した。
 
 
 
ヨギの治療師は、昨年の伊勢平氏おじさんみたく(代々木の街とアフリカと)、わたしにお金の入った封筒をくれた。
「あなたといたら自分がなくなっちゃう」という言葉とともに。
 
そして面白すぎることに、その封筒に入っていた金額は、おじさんが音信不通になった日にわたしにくれた封筒に入っていた金額とぴったり同じだった。
 
 
 
 
 
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