『目には目にを、歯には歯を』で癒しは訪れない。

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【『目には目にを、歯には歯を』で癒しは訪れない。】

ちょっと怖いタイトルですが＾＾；

自分の親や周りの大人の言葉に傷ついて

『私はああはなりたくない！』

って心で決めたはずなのに…

いつの間にか

「ああはなりたくない」

を身近なわが子や夫にやっちゃってる…

ってことありませんか？

私は、母や姉に

散々おとしめられる言葉を

いっぱい言われてきて、

絶対ああはならない！！

って思っていたのに、

夫や息子がちょっとでも知らないことがあると

『そんなことも知らないの？！』って態度に出たり、

『あんたさー』って相手の非を責め立てて、

まるで母や姉が乗り移ったかのような態度になってたんです。

絶対に嫌だ！！って思っていたはずなのに、

身近な一番安心できる相手の

弱い部分が見えた瞬間に

そういう態度に出てしまう自分に

長年気づかずにいました。

嫌なのに、

同じことを

無自覚にしてしまっていたのです。

そういうことが積み重なり、気づけば

夫との関係はモラハラと
恨みつらみの復讐の応酬、

息子たちとも分かり合えず
文句と反抗だけ…でした。

『本当は温かい家族を作りたい』

という思いとは
真逆な世界になり、

自分が一番嫌だった

殺伐とした家庭を
私自身がまた作り上げていました。

自分が嫌だっていうことを

自分の本心とは違うところで
無自覚にやってしまい、

本当はこんなはずじゃないのに…

満たされない思いをするって、
すごくむなしいというか、悲しいと思いませんか？

・無自覚に自分がされた嫌なことを相手にする。

・自分が味わったつらく悲しい満たされない思いを
目の前の誰かに味合わせる。

・無自覚にその流れをわが子につないでいってしまう。

そんなことをしたいなんて、
本当は誰も思っていないはずなんですよね。

でも普通にそのままにしていると、
「家族なんてそんなもの…」で
流れちゃうところもあるんです。

昔は「あの家は代々いいことが起こらない」

その歴史は変えられないもののように感じるけど、

真実はそんなことはないですよ。

嫌だってことをやめる！って決めて
素直になってやめる。

ちょっとだけ踏ん張ってみる。

それでやめられます。

それでもやっちゃうこともあるよ。

その時はその時でいいんです。

「やっちゃうときもあるよね」って