懐かしの My ヒーロー ☆ その4(体操編) |  田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

 田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

   独立した娘2人を持つパートタイマー主婦です。
   ワインのこと、愛猫のこと、
   寒冷地のド田舎暮らしのこと・・
   思いつくままに。

懐かしいお気に入りスポーツ選手を偲ぶシリーズ。
第1回  ゴルフ編

第2回 野球編

第3回 バレーボール編

 

* なにぶん古い記憶を辿って書いていますので

 細かい認識間違いなどご容赦ください。

 ご指摘の点などありましたら

 コメントしていただけると有難いです。

* 選手への愛を暑苦しく語るだけなので

 興味ない方はサクッとスルーしちゃってください。

 

 

中2の夏休みにテレビにかじりついて見たロス五輪。

特に体操女子が好きでした。

個人演技ではゴムマリのように弾むパワフルな演技の

米国選手メアリー・ルー・レットンが金に輝きましたが、

私が冷静&公平に(開催国の贔屓目抜きで)見て

いちばん技能が高いと思ったのは

ルーマニアの2人の選手です。

 

エカテリーナ・サボー

平均台の演技では大抵はチラリとでもよろめいて

ドキッとする瞬間がいちどくらいあるものですが、

彼女のバランス感覚は想像を超えていて

まるで体が台に吸い付くようにピタリと止まり、

安心して演技を見ていられる選手でした。

短いバー上での連続4回のバク転に

驚き興奮しながら見入ったのを覚えています。

 

ローラ・クチナ

栗色の髪に白いリボン、細くて小さな体に長い手足。

愛らしい顔だちで、お人形が舞っているようでした。

柔軟性が高くて動きがとてもしなやか、

ジャンプ中の姿勢と着地の美しさが群を抜いていると

惚れ惚れしながら見ていました。

 

ルーマニア選手たちの正確で美しい演技。

個人演技では開催国のバイアスにやられた感があったので、

団体演技で金メダルを勝ち取ったときには

彼女たちの技が正当に評価されてよかったなと

他人事ながら嬉しかったものです。