皆様へのお願い
【オンライン処方】
＊DHEA・メラトニンは再開しました。
＊現在、メラトニンの、
個数制限はありません。
ご質問など頂く際に、
「匿名」様
「匿名希望」様
以外で、
お名前をつけてくださると幸いです。
匿名・匿名希望が多く、
過去にご質問頂いた内容が、
わからなくなってしまいます。
お手数おかけ致しますが、
なんでも良いので、
お名前をつけてくださるよう、
ご協力して頂けると助かります。
不妊治療で待望の妊娠。
双子がどちらも死亡してしまう。
前回まで記事
【1】妊活を開始
【3】胎児が逆子と正常。
軽度の妊娠高血圧症候群で入院。
とても古い聴診器で聴く看護師。
看護師も助産師も全く取り合わず。
すでに懸鉤(けんこう)になる双子。
【8】双子のうち、一児死亡。
生まれた頭位の状態。
【10】腎不全、胎児水腫、重症仮死。
【12】もう一児も危険な状態に。
【13】Y医師に言われたこと。
「あと1,2時間遅かったらどちらも死亡」
【14】生存していた一児も死亡。
解説を担当致します。
弁護士の、
甲野 裕大(こうの ゆうだい)
です。
【取り扱い分野】
不妊治療分野/離婚分野
・不妊治療クリニック顧問
・凍結胚トラブル
・精子提供、卵子提供
・不妊治療中の離婚
・不倫
など
74.裁判を起こす
⬜︎ 結果として、
一児が死産、
一児が重度の障害児として生まれ、
その後死亡した。
⬜︎ 責任をめぐって、
女性Aと夫は裁判を起こした。
⬜︎ 双子の死亡の慰謝料など、
合計6500万円を病院に請求した。
75.裁判所指摘：死産児の死亡時期
【 裁判所の判断 】
神戸地裁
平成9年8月27日判決
（判例時報1654号75頁）
⬜︎ 死産児の死亡時期は、
帝王切開をした、
3日前(昭和60年5月11日)ころ
と推定される。
76.死産児の一般的な死因
【 裁判所の判断 】
⬜︎ 一般な妊娠中の胎児死亡の原因は、
以下の通り。
（１）母体側の原因
ａ母体の急性肝炎等の疾患
ｂ胎盤機能不全
ｃ常位胎盤早期剥離
など
（２）胎児・附属物の異常
ａ胎児先天異常
ｂ胎児感染症
ｃ血液型不適合妊娠
ｄ臍帯・胎盤などの異常
など
⬜︎ そして今回、
母体・胎児の感染症、
血液型不適合、胎盤早期剥離などは、
確認されていない。
77.死産児の死因
【 裁判所の判断 】
⬜︎ 第三者のK医師の話
「死産児の死亡原因は、
妊娠中毒症での胎盤機能不全と考えられる」
⬜︎ しかし、K医師の意見は、
胎盤の病理学検査が行われておらず、
具体的な裏付けがない。
⬜︎ 今回の死産児の死亡原因については、
確実な証拠がない。
78.死産児の病院の責任
【 裁判所の判断 】
⬜︎ 証拠がないため、
死産児の、
Y病院の責任は認められない。
⬜︎ 医師、看護婦、助産婦とも、
過失は認められない。
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LINE：
Tel:03-6416-1595
E-mail：
yudai_kono@kinoe-legal-law.com
今日も皆様のお力になれますように
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