皆様へのお願い
【オンライン処方】
*DHEA・メラトニンは再開しました。
*現在、メラトニンの、
個数制限はありません。
ご質問など頂く際に、
「匿名」様
「匿名希望」様
以外で、
お名前をつけてくださると幸いです。
匿名・匿名希望が多く、
過去にご質問頂いた内容が、
わからなくなってしまいます。
お手数おかけ致しますが、
なんでも良いので、
お名前をつけてくださるよう、
ご協力して頂けると助かります。
不妊治療で多胎妊娠。
骨盤位(逆子)と頭位(正常)の、
組み合わせで、
胎児同士が絡まる、
「懸鉤(けんこう)」のリスク。
前回まで記事
軽度の妊娠高血圧症候群で入院。
とても古い聴診器で聴く看護師。
看護師も助産師も全く取り合わず。
すでに懸鉤(けんこう)になる双子。
前回までのまとめ
昭和59年 7月19日
・妊娠希望とトリコモナス治療の為、
通院を開始する。
・基礎体温とタイミング指示、
1ヶ月ごとホルモン剤を投与。
最終月経:9月10日
高温期:10月6日〜持続
妊娠判定陽性:10月31日
▶︎ 最終月経からではなく、
基礎体温から、
排卵を10月4日と考えて、
妊娠週数を計算した。
妊娠15週:尿糖+、尿蛋白偽陽性
妊娠17週:双子とわかる
妊娠27週:塩分制限の開始・採血
妊娠29週:採血の結果、
ヘモグロビン 10.5
赤血球397万
▶︎ 軽度の貧血で鉄剤・ビタミンB12処方。
尿蛋白が偽陽性
▶︎ 塩分・水分制限を指示。
妊娠31週(5月1日):胎児心音 正常
尿糖ー、尿蛋白+
血圧 142/98
足に浮腫+2
▶︎ 軽度の妊娠中毒症で翌日入院
【入院1日目(5月2日)】
ベッド上安静
X線で双子が逆子と正常
▶︎ 懸鉤(けんこう)のリスク
1日2回の心音測定、
1日3回の血圧測定、
毎日の蓄尿、
毎日の尿検査を指示
【入院2日目(5月3日)】
腹部の緊張・張り
【入院3日目(5月4日)】
腹部の緊張・張り
混合点滴を開始
【入院4日目(5月5日)】
腹部の緊張・張り
混合点滴
【入院5日目(5月6日)】
腹部の緊張・張り
混合点滴
【入院6日目(5月7日) 妊娠33週】
腹部の緊張・張り
嘔吐
混合点滴
【入院7日目(5月8日)】
骨盤位(逆子)が下、頭位(正常)が上
双子に発育の差なし
混合点滴
【入院9日目(5月10日)】
腹部の張りをY医師に伝える
▶︎ 薬の投与のみで検査なし。
▶︎ 看護師がトラウベで聴診するのみ。
混合点滴
【入院10日目(5月11日)】
Y医師が下腹部に張りを認める
▶︎ 薬の投与のみで検査なし。
混合点滴
【入院11日目(5月12日)】
混合点滴
【入院12日目(5月13日)】
午後4時 張り裂ける痛み・陣痛
▶︎ 看護師「まだ陣痛が来るわけない」
「予定日はまだ先」
「そんなわけない」
午後6時 腹部の張り・痛み
▶︎ 助産師「異常なし」
「寝てるから腰が痛くなる」
「動きなさい」
看護師も助産師も、
全く取り合わず、Y医師にも伝えず。
混合点滴
夜中 同室の女性が流産
▶︎ 駆けつけたM医師に痛みを伝えるが、
検査せず腰痛と片付けられる。
【入院13日目(5月14日)】
妊娠33週6日(算定は不確実)
午前2時 不眠で腰も痛い
▶︎ 看護師:処置なし
朝まで 何度も看護師に痛みを訴える
▶︎ 看護師「そんなはずない」
9:30 通常回診
▶︎ 痛がるのでY医師が腹部を触って、
やっと陣痛開始に気づく。
10:00 X線と内診
▶︎ 懸鉤(けんこう)を起こしていた
子宮口4.5㎝
11:56 帝王切開
12:01 こどもH とりあげる
12:03 逆子の死亡胎児 とりあげる
48.ドス黒い血まみれの子ども
⬜︎ 女性Aの夫が、
死亡胎児(骨盤位の第一児)を見に行った。
⬜︎ 死亡胎児(骨盤位の第一児)は、
プラスチックの、
小さい容器に入れられていた。
⬜︎ 死亡胎児(骨盤位の第一児)は、
全身がどす黒い血だらけで、
体が溶けた感じだった。
49.浸軟児
⬜︎ 第二児の子どもHの、
出生時の手術記録にも、
「羊水茶褐色」と記載されている。
⬜︎ 骨盤位の死亡した子どもは、
表皮の水疱形成・剥離が見られる、
浸軟児だった。
50.死亡胎児の詳細
・表皮に水疱を形成している。
・表皮が剥離している。
・内蔵への浸潤までは進行していない。
・水晶体の混濁は認められない。
・外表奇形は見られない。
⬜︎ 死胎児の状態から、
死後3日位と判断した。
51.これまで気づかなかった
⬜︎ Y医師らは、
帝王切開をして、
はじめて骨盤位の胎児が死亡していたこと
を知った。
⬜︎ 手術前も、
二児の心拍が良好となっており、
骨盤位の子どもの死亡の事実の認識は、
カルテからうかがえない。
52.Y医師からみた子どもHの状態
⬜︎ 頭位にあった子どもHは、
2285gで、
全身胎脂が認められた。
⬜︎ 体温36.5度、脈拍148で、
泣いており、
見た目は異常が認められなかった。
⬜︎ 四肢の末端に、
チアノーゼが認められた。
⬜︎ そのため、アプガースコアを、
体の色調につき1点と評価し、
他の点は問題がないものとして、
総合点9点と評定した。
*アプガースコアは、
新生児の仮死状態を評価する項目で、
7点以上は正常と評価される。
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Tel:03-6416-1595
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