皆様へのお願い
【オンライン処方】
*DHEA・メラトニンは再開しました。
*メラトニンは、
おひとり様3個までとなります。
ご質問など頂く際に、
「匿名」様
「匿名希望」様
以外で、
お名前をつけてくださると幸いです。
匿名・匿名希望が多く、
過去にご質問頂いた内容が、
わからなくなってしまいます。
お手数おかけ致しますが、
なんでも良いので、
お名前をつけてくださるよう、
ご協力して頂けると助かります。
前回の記事
66.脳性麻痺との因果関係
裁判所判断
<E医師の過失と脳性麻痺・障害の関係>
⬜︎ 1回目の子宮縫縮(マクドナルド)で、
子宮内感染が発症した。
⬜︎ 母体が子宮内感染を発症した事が原因で、
子どもCが脳性麻痺になり、
障害が発生したと言える。
67.大量出血とU医師らの責任
裁判所判断
<搬送先のH病院のU医師らの、
T字切開と輸血の責任について>
⬜︎ E医師が、
1回目の頸管縫縮をしなければ、
子宮内感染から、
帝王切開を余儀なくされることはなかった。
⬜︎ そして、1回目の頸管縫縮がなければ、
妻Aも、輸血を受けて、
C型肝炎になる事もなかった。
⬜︎ また、輸血が必要となった理由は、
子宮動脈が切断されたためで、
今回のような妊娠週数の若い子宮筋は、
切開創延長のため、
T字切開を余儀なくされる事がしばしばあり、
子宮動脈の損傷が避けられないことが多く、
今回も同様だった。
⬜︎ さらに、搬送後の11月15日の大量出血は、
子宮動脈損傷ではなく、
子宮組織の壊死変化に起因するもので、
子宮内感染が要因と考えられる。
⬜︎ 搬送先のH病院で行われたT字切開にも、
大量出血にも、
過失はないと判断した。
68.C型肝炎とH病院の責任
⬜︎ T字切開は不適切であったことの他、
C型肝炎に感染した事は、
U医師らに責任があると主張した。
⬜︎ 裁判所は、
T字切開については、
本件の状況では、
せざるを得ない状況で、
C型肝炎の感染については、
T血液センターが検査して送ってきた、
輸血液を使用しただけで、
「H病院には責任がない」
と判断した。
69.E医師とC型肝炎の責任
裁判所判断
<E医師の過失とC型肝炎の発症>
⬜︎ E医師の過失と、
C型肝炎ウィルスの感染との間には、
「自然的に因果関係はある」
と裁判所は判断した。
⬜︎ しかしながら、
E医師は、
輸血パックにC型肝炎ウイルスがあるとは、
予見できなかったため、
「法的な因果関係を認めない」
とした。
70.子宮摘出の責任
裁判所判断
<E医師の過失と子宮摘出について>
⬜︎ 1回目の頸管縫縮がなければ、
妻Aは、子宮内感染から、
帝王切開を余儀なくされることはなかった。
⬜︎ また、U医師らは、
出血死を回避するため、
夫Bの承諾を得て子宮を全摘出したが、
これらは、
子宮内感染からの子宮壊死に起因している。
⬜︎ つまり、
子宮全摘出は、
E医師の行動と因果関係があると判断し、
E医師の責任とした。
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