現役、若手、Product Managerの奮闘記 -2ページ目

番外編第三「就職活動と学歴について」

今回は番外編第三として「就職活動と学歴について」書きます。

 私が就職活動をしていた、3年前には良く「学歴よりも、人柄重視」や「能力重視」、「やる気重視」といった企業側の採用謳い文句が流行していました。就職活動していた時は、もう三年前になるんですね、、、、

 確かに一部の先進的というか、実験的なことを実践する企業では、学歴以外の部分を重要視して採用をしていたように見受けられます。実際はどうかわかりませんが、、、

 あきらかにいえることは、「就職活動を有利に展開するためには学歴は必須」です。企業の採用担当者は万能ではありません。2回や3回の面接でその人のことがわかるかと言えば、到底わかりません。これはうちの会社の採用担当者、経営陣も言っていることですね。

 わからないから、「学歴で判断する」これは至極当たり前のことです。学歴というのは、今までその人が努力してきた結果なのですから。なにも、私は学歴至上主義というわけではありませんので、あしからず。

 特に外資系ではその傾向が顕著です。私の会社には、MBAホルダーや、いわゆる旧帝大系出身の人がごろごろいます。他の外資系で働く友人も、やはり同じ感触を得ているようです。

 なぜ外資系がそのような傾向にあるのかは、みなさんが想像しているように、アメリカの社会が学歴偏重主義であると言うことは、言うまでもありません。

 日本の著名な大企業ではどうかというと、これまた学歴重視です。中小企業とベンチャーは能力主義によっています。即戦力をほしがるというのが、表向きな謳い文句ですが、高学歴名人はあまりそのような企業を受けたがらないというのが一番の大きな理由です。

 とにかく、就職活動において、学歴というものは持っていて損はありません。

 次回は番外編4として「就職活動と資格の取得」について書きます。。。 

番外編二「外資系面接対策講座」

 外資系は英語ができなければ、内定をもらうことはできないのか??という点について書きたいと思います。

 結論から言うと「可能性はないわけではない」というのが経験からの答えです。英語なんて入社するまでに使えるようになっていればいいわけですね。

 学生時代英語がまったくといっていいほどできませんでした。でも今働いている会社は外資系です。純粋な日系企業は、ほとんど一時面接で落とされました。
 
 外資系の金融、コンサルティング会社、メーカー、IT企業などなどいろいろな企業を訪問しました。もちろん英語での面接もありました。

 英語の面接のときは「英語は今はできません、日本語での面接をお願いします」といってずっと日本語で面接を受けてきました。内定も3社からいただきました。
 外資系で働くといっても、日本という国で働く以上、日本企業も外資系企業も英語はほとんど必要ないと思います。

 それよりも大事なのは「やる気」ですね。「入社までに英語の能力は必ず上げる」とどの面接でも言い続けました。また、具体的な方法まで示すことが、鍵を握っていたような気がします。

 具体的な方法とは、「外人の女の子を口説きます」といっていました。これで軽くジョークを含ませるかつ、「コミュニケーション能力の高さ」を同時に表現するという作戦をとりました。

 受けは結構良くほとんどの外資系企業、商社ではこの方法を使って最終面接まで通過できました。さすがに外資金融はこの方法では難しかったですが、、、

 外資系と言えども英語ができないずとも内定をもらうことは可能です。優秀かつ高学歴な学生がほしいわけですから、どちらかを満たしていれば話はきいてもらえます。
 あとはその場で、いかにほかの学生とは違う特徴を持っているかをアピールすることが重要ですね。

 次回は番外編三として「就職活動と学歴」について書きます。。。。

 

番外編「ちょっと一息Coffee Break」

ちょっと一息ということで、今回のテーマは「就職活動悪戦苦闘記」を書きたいと思います。

 3年前は就職活動製をしている普通の学生でした。今働いている会社の同期よりも会社の数は受けたほうです。もちろん学歴が無いから、いろいろな会社を訪問していたという感はいなめません。資本主義の社会では、「学歴偏重主義」はあたりまえですからね。

 100社以上は面接を受けた気がします。説明会を聞いただけの企業は、たしか130社ぐらいだったかな。就職活動を始めたのは、大学3年生の11月から。本腰をいれて活動しだしたのは、大学3年生の1月から。

 内定はどれぐらいもらったの??というと、、、なんと3社。外資2社、日系1社。ちなみに、英語はまったくできませんでした。TOEICで400点くらいでした。でも外資系は受かりました。いや、外資系しかあう会社が無かったのです。

 外資系は基本的に「成果主義の縦社会」という感じがしました。今外資系で働いていますが、まさに就職活動で感じていた印象そのままです。英語の面接は笑顔でかわし、圧迫面接では笑いをとりでやり過ごしてきました。

 売りは「コミュニケーション能力と度胸」でした。これは今も変わりません。自己分析はしませんでした。今考えると、「しとけばよかった」と後悔しています。

 エントリーシートはほとんど使いまわしをしていました。大学の先輩、大学の教授に内容を一緒に考えてもらっていました。

 面接の対策特に英語ができないのにほとんどの外資系は最終まで残った方法論は次回の更新で、、、

第七話「実践的プロモーションのススメ」

プロモーションにとって最も大事な要素はなんでしょうか??

 それは、ブランド戦略に合わせて適切に広告を打つことです。製品の品質がよいことはもちろんですが。

 プロモーションの目的は「製品の認知度をアップさせて売り上げを伸ばす」ことです。また制約事項として、少ないコストで最大の効果を出さなくてはならないというものがあります。

 企業で上記のことを落とし込んで考えて見ます。企業には、プロモーション活動として以下のものがあります。

 ・営業活動
 ・広告
 ・イベント
 ・事例集作り
 ・ロビー活動

 実に様々なものがあります。この中でもっとも投資を抑えて、最大限の効果を発揮できるものがあります。それはなんだと思いますか??
 それは広告を打つことです。

 なぜ広告を打つことが、プロモーションの中でも最も投資対効果が期待できるのかは次回の更新で、、、



第六話「価格(Price)がなぜ最も重要なのか??」

 チャネル(Place)、広告(Promotion)、製品(Product)、価格(Price)の中で、「なぜ価格(Price)が企業にとって一番重要か」ということについてです。

 価格が大事な理由は、企業が利益を追い求める組織であり、マーケティングにおいてもその基準を踏み外すことはできないからです。

 企業というのは、「世の中の問題点を解決して利益を生み出す」ために活動しています。つまり突き詰めて考えてみると、利益を出すために日々活動しているのです。
 
 利益の出ない会社は、当然ながら倒産することになります。製品も同じです。収益の上がらない製品は、企業から姿を消すことになります。

 製品には、「見えるコスト」と「見えないコスト」を計算し、それを補うためにはどれだけの価格でどれだけの数量を売ればいいかを計算します。一般にはこれを損益分岐点分析といいますね。

見えるコストの例
 ・PR費用
 ・広告費
 ・生産コスト
 ・営業費用(人件費、接待費)
 
見えないコスト
 ・製品を発注する際の事務処理
 ・製品の問い合わせについての回答
 
 上記のようなコストを計算に入れる必要があります。その上で、価格と販売量を計算します。この際に重要なのが利益です。「薄利多売でいくのか」、「価格を高めに設定して少量を売るのか」どの方法をとるにしても、「利益を最大限にする」売り方を選択しなくてはなりません。

 実際に企業でマーケティングをするには価格、その中でも利益という要素が最も強いわけです。

 次回は、広告(Promotion)の具体例を書こうと思います。

第五話「実践的マーケティング」

本日はマーケティングについてです。

 マーケティングについては様々な本が書店に並んでいます。
 
 多くのマーケティングの本では、以下のことが書かれています。
「4つのPを業種、業態に合わせて組み合わせて戦略を立てること。4つのPとは製品(Product)、価格(Price)、チャネル(Place)、宣伝(Promotion)を指す。」このことはマーケティングの基本なんですね。
 
 確かにこれらの4Pの要素について考えることは、至極重要なことです。実際に働いていても、4Pの切り口で物事を考えると効率よく戦略が立てられます。
 
 企業にとって最も重要な要素はなんでしょうか。それは、価格(Price)になります。何もこれは、価格の決定がもっとも重要といっているわけではありません。

 なぜ企業にとって、価格(Price)が一番重要かということは次回の更新で、、、

第四話「他部署との調整をスムーズに行うには?」

 「今日は社に調整をスムーズに行うには?」について書きます。みなさんも経験がないでしょうか?なぜ、「あの人は頼んだことをやってくれないんだろうか?」といったことや、「自分のお願いごとを理解してくれない。」などなど、、、

 こういう経験はありませんか??例えば、おもちゃ屋の前で「お母さん、あれか買って!あれ欲しい!」といっても、「まだこの間かったばかりでしょ?」と言われたことが。
 仕事で他部署の人と調整する(ものごとを頼むときもいっしょなんですね。 「これがしたい」だから「お願いします」では相手は、うんとはいってくれません。

 では、どうすればいいんでしょう?答えはシンプルで「なぜそうするのか?」という理由を相手に伝えるのです。理由を言えば相手は少なくとも、耳を貸すという気になるでしょう。
 例えば、理屈の通らないことには人は納得しにくいものです。

 また、どうしても相手にやってもらいたいことがあるときは、どうすればやってもらえるかの条件を引き出す。これに尽きます。条件さえ引き出せれば、こっちのものです。条件さえ守れば、必ず相手はやってくれるのですから、、、

 他部署との調整をスムーズに行うには、「理由と、条件を聞き出す」これに尽きます。。

 次回はプロダクトマネージャーらしく、Markeringについて書きます。。
 

第三話「お客様の怒りを静める」には?

前回の要約
・営業では説明できない「製品の今後の展開」や「製品の中核技術について」 のトラブルに対応するのがプロダクトマネジャーの役割

 さて、今回は「お客様の怒りを静めるためには?」について書きます。お客様の製品についてのお怒りは大きくわけて以下のものになります。
 ・製品の今後の展開についてはっきりしないこと
 ・製品が不良品であった
 
 「製品の今後の展開について」は、明言するのはすごく難しいです。いつまでに、次の新技術が開発されるかは約束できないことが多いのです。

 また、次のロードマップが見えていても、会社の戦略として、「あえて伝えない」という現象が起こります。
 「あえて伝えない」とは、新製品がでてしまうと、新しいものを待つお客さまがお送りなり、今の製品が売れにくくなってしまう。だから、あえて新製品の発売時期を宣伝しない。
 
 この場合は少し厄介です。まず、お客様は「今後どうなるのか?」を気にされているわけですから、ある程度の情報をできる限り伝えます。例えば、「一年後には新製品が出る予定です」、「今の製品は2年後に、販売が終了します。」などです。
 
 しかし、この程度の説明では、多くのお客様が納得はされません。そのときは、プロダクトに責任を持つものとして、お客様と約束します。期限をその場で決めてしまいます。ある程度のロードマップがわかれば、お客様は安心されます。あとは、社内の人と調整を図るだけです。

 「製品が不良品であった。」場合は、すぐに代替品を提供する約束をします。それが、「即日納品可能なのか」、または「お渡しするまで時間がかかってしまうのか」といったところは、当然事前に調べています。また、既存の製品を修理して、お渡しする必要があるのかといったところも確認する必要があるでしょう。

 お客さまとのトラブルがあったときは、謝罪するだけではなく、「ではこの問題をどのように解決するのか??」というところをきちっとお伝えし、実行する必要があります。そうすれば、お客様は怒りを静めるどころか、逆に信頼感を寄せていただけます。

 次回の更新では、「社内の人と調整をスムーズに行うには?」についてお伝えします。。。

第二話「営業のトラブル対応とは?」

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前回の要点
・プロダクトマネジャーの職務責任範囲は「製品の売り上げに対して責任をおう
・プロダクトマネージャー仕事内容は「製品に関するトラブルに対処すること」  

 今回は、みなさお待ちかねの「トラブル対応は営業の仕事じゃないの?」といったところの疑問にお答えします。  
 
 トラブル対応と一言でいっても、「営業で対応できるもの」と「営業では対応できないもの」に大きく2つに分かれます。
 
 「営業が対応できるもの」の例は以下のような例でしょう、、、、、      ・製品をお客様の指定日に届けることができなかった    
  ・お金の勘定を間違って請求してしまった    
  ・お客様に対する対応が遅くて、憤慨している  

 「営業では対応できないもの」例は以下のようなものです。
  ・製品の中核技術に対しての説明    
  ・製品の今後の展開について  

 「営業では対応できないもの」のトラブルに対応するのが,プロダクトマネジャーの腕の見せ所です。

失敗談
 営業と違って、プロダクトマネジャーの仕事は、普段はお客様と直接お会いする機会が少ないです。ですので憤慨されているお客様の心情をさらに悪化させて、冷や汗をかくことも少なくありません。 
 
  例えば、「今後の製品はどうなっていくんだ?サポートは継続されるのか?」と憤慨されているとあるお客様がいらっしゃいました。そのお客様に対して「ロードマップ上は、継続してサポートされる予定ですが、、、」とお答えしました。 お客様は激怒。「予定ではなく、はっきりしろ!」とおっしゃります。心中穏やかではありません。あーどうしよう。。。  

 とこんな感じで、トラブルに巻き込まれていくわけですね。では、激怒しているお客さまをいかにして丸く?おさめたのでしょうかそのへんは次回の更新で、、、  

本日解禁!Produmct Manager Fun

本日解禁!Produmct Manager Fun
     ~入社2年目Prodact Managerの悪戦苦闘の日々~  

このBlogは、入社二年目のProduct Managerの日々の仕事の内容を、日記形式でアップしていくものです。 
Product Managerという仕事がどのような仕事かを、広く知ってもらうことを目的としています。    

 ・Product Managerってどんな仕事??  
 ・聞こえはカッコいいけど実際どんなことをやっているの??       
・Marketingって何??

ということを、実体験を通して綴っていきます。  

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 今日も仕事を終えるとこんな時間。。。
 平日は、毎日アップをしようと考えていますが、今から体力が持つかどうかが心配です。いきなり弱気ですね(笑)  
 
 まずは自己紹介から。某大手外資系ITメーカ企業で働く、入社二年目のペーペー社員です。SoftwareのProducgt Managerについてまだ半年。悪戦苦闘の毎日を送っています。 趣味はスノボー、ロッククライミング、スケボー、音楽鑑賞(Rock,hip hop,Regea)、仏閣めぐりです。  
 
 では本題に入ります。Product Managerの責任範囲を一言で言うと「製品の売れ行きに対しての全責任を負う職務」だと思います。職務内容を一言でいうと「製品を販売する、または販売したあとのトラブル対応をすること」です。

えっ、トラブル対応は営業の仕事じゃないの??」っていう疑問を抱くかたがいらっしゃると思いますので、それは次回の更新の時に。。。