観劇所感/「ウィキッド」(2011年12月4日・マチネ)
・劇場:新名古屋ミュージカル劇場/劇団四季
・座席:1階S席上手側
・観劇回数:3回目
・3回目、ディラモンド教授
いつの間にやら3回目の観劇となりました。
主要キャストで前回から変動してるのはディラモンド教授。前田さん→雲田さんです。
前田教授は穏やかで味のある先生、雲田教授はクールめな先生という感じでしょうか?
落書き発見後の「誰が書いたのですか?」と、去り際の「すまない」がそれぞれの俳優さんで解釈が違うように感じて、興味深かったです。
あ、でもディラモンド教授は、昨日のキャスト変更で前田さんに戻ったようですねー。
・ポピュラー
前回の観劇から、YouTubeで流れている苫田さんのポピュラーをちょくちょく聞いていたので、山本さんのポピュラーとの違いがより感じられて面白かったです。
山本さんのポピュラーでは、「♪必要なのは色気とか、髪型や思わせぶり、オシャレもよ!」のあたりが好きですね。
ちなみに苫田さんのポピュラーでは、「♪頭が良くても教養あっても、人気なければサ・ヨ・ナ・ラ。だって!」のあたり。
CDの沼尾さんのポピュラーでは、「♪ポピュラー、ラ、ラ~ラ~」のあたりが好きです。
・フィエロ
人生を踊り明かそう、のシーンでフィエロのキラキラさに改めて驚かされました。
あれは、北澤さんだからあそこまでキラキラなのか、フィエロだからキラキラで標準なのかとても気になります。
「♪学校蹴っ飛ばせ、さあ~」や、「♪脳みそため込んで嬉しがるのは馬鹿~」あたりが特に耳に残っていますが、あの伸びやかで艶やかな声は本当に素敵だなあと感じました。
このシーンでのフィエロには存分にはじけて欲しい気もしますが、はじけすぎるとその後の誠実フィエロと同一性が保てないので(笑)、難しいさじ加減なんじゃないかなあ、と一人想像しています。
・あなたを忘れない
エルファバとグリンダの二人の関係性がとても好きだというのは前回の観劇所感で書きましたが、この「あなたを忘れない」のシーンはやっぱり特別ですね。
今回は、イントロが流れはじめた時点でもう切なくなってしまいました。
今そこにある関係性は変わらないのに、二人共が同じ覚悟を持ってお互いの存在を「過去」に変えていく、その痛みと別れが切ないです。
・CDとパンフレット
今回、ようやくウィキッドCD(日本語版)とパンフレットを入手しました!
パンフレットはまだちゃんと読んでいないのですが、CDは帰宅後からヘビロテです。
色々楽しませてもらっているのですが、今一番面白いなーと感じてるのは「大嫌い!」です。
濱田さんのエルファバが、「…おバカ。」とグリンダを評する部分が江畑さんとはずいぶん違っているんですよね。
(もちろんグリンダやフィエロ、どんな役柄でも、演じる俳優さんが変われば雰囲気はがらっと違ってくるのですが)
濱田エルファバを観ることはもう出来ないとは思いますが、観たかったですねー。
俳優さんごとに異なる解釈を観られるのは、同じ演目に通う楽しみですね。
所で、CDのブックレット(歌詞表)に載っている演目解説と曲目解説が、すごく良かったです!
あー確かに、と改めて気づかせてくれたり、へえー、と新たな視点を発見させてくれたりする部分が沢山ありました。
・座席:1階S席上手側
・観劇回数:3回目
・3回目、ディラモンド教授
いつの間にやら3回目の観劇となりました。
主要キャストで前回から変動してるのはディラモンド教授。前田さん→雲田さんです。
前田教授は穏やかで味のある先生、雲田教授はクールめな先生という感じでしょうか?
落書き発見後の「誰が書いたのですか?」と、去り際の「すまない」がそれぞれの俳優さんで解釈が違うように感じて、興味深かったです。
あ、でもディラモンド教授は、昨日のキャスト変更で前田さんに戻ったようですねー。
・ポピュラー
前回の観劇から、YouTubeで流れている苫田さんのポピュラーをちょくちょく聞いていたので、山本さんのポピュラーとの違いがより感じられて面白かったです。
山本さんのポピュラーでは、「♪必要なのは色気とか、髪型や思わせぶり、オシャレもよ!」のあたりが好きですね。
ちなみに苫田さんのポピュラーでは、「♪頭が良くても教養あっても、人気なければサ・ヨ・ナ・ラ。だって!」のあたり。
CDの沼尾さんのポピュラーでは、「♪ポピュラー、ラ、ラ~ラ~」のあたりが好きです。
・フィエロ
人生を踊り明かそう、のシーンでフィエロのキラキラさに改めて驚かされました。
あれは、北澤さんだからあそこまでキラキラなのか、フィエロだからキラキラで標準なのかとても気になります。
「♪学校蹴っ飛ばせ、さあ~」や、「♪脳みそため込んで嬉しがるのは馬鹿~」あたりが特に耳に残っていますが、あの伸びやかで艶やかな声は本当に素敵だなあと感じました。
このシーンでのフィエロには存分にはじけて欲しい気もしますが、はじけすぎるとその後の誠実フィエロと同一性が保てないので(笑)、難しいさじ加減なんじゃないかなあ、と一人想像しています。
・あなたを忘れない
エルファバとグリンダの二人の関係性がとても好きだというのは前回の観劇所感で書きましたが、この「あなたを忘れない」のシーンはやっぱり特別ですね。
今回は、イントロが流れはじめた時点でもう切なくなってしまいました。
今そこにある関係性は変わらないのに、二人共が同じ覚悟を持ってお互いの存在を「過去」に変えていく、その痛みと別れが切ないです。
・CDとパンフレット
今回、ようやくウィキッドCD(日本語版)とパンフレットを入手しました!
パンフレットはまだちゃんと読んでいないのですが、CDは帰宅後からヘビロテです。
色々楽しませてもらっているのですが、今一番面白いなーと感じてるのは「大嫌い!」です。
濱田さんのエルファバが、「…おバカ。」とグリンダを評する部分が江畑さんとはずいぶん違っているんですよね。
(もちろんグリンダやフィエロ、どんな役柄でも、演じる俳優さんが変われば雰囲気はがらっと違ってくるのですが)
濱田エルファバを観ることはもう出来ないとは思いますが、観たかったですねー。
俳優さんごとに異なる解釈を観られるのは、同じ演目に通う楽しみですね。
所で、CDのブックレット(歌詞表)に載っている演目解説と曲目解説が、すごく良かったです!
あー確かに、と改めて気づかせてくれたり、へえー、と新たな視点を発見させてくれたりする部分が沢山ありました。
観劇所感/「ウィキッド」(2011年11月3日・マチネ)
・劇場:新名古屋ミュージカル劇場/劇団四季
・座席:1階A席下手側
・観劇回数:2回目
・キャスト
2回目のウィキッドでした。
前回観た時からのキャストチェンジは、グリンダとネッサローズ。
苫田グリンダ→山本グリンダ、山本ネッサローズ→小笠ネッサローズです。
2回目ということで色々と新たな発見もあったりしたのですが、中でもこの二役のキャストチェンジで、とても興味深く観ることができました!
・二人のネッサローズ
山本さんのネッサローズは、総督のお嬢様としてのプライドや凛とした雰囲気を感じさせます。
対して、小笠さんのネッサローズは、歩けないというコンプレックスに負けまいとする健気な印象です。
どっちが良いとかいう話にはなりませんが、それぞれのネッサで説得力を感じるシーンや、ぐっとくる言葉が変わるのが面白いですね。
山本ネッサでは、足が治ったあとに、「僕はグリンダの元へいくよ!」とボックが言い出して思わず魔法をかけてしまう姿が鬼気迫っていて、印象に残っています。
小笠ネッサでは、足が治った所。「これで何もかもが変わるわ!」と歌い上げる姿にぐっときました。
今のところ自分の中でのネッサローズは、あまり選ぶ余地もなく様々な運命を呑み込んでいかなくちゃいけない役柄、というイメージです。
しかも最後はボックに去られ、姉にも去られ、巻き込まれる形で死んでしまう。
何だか報われない、もやもやの残る役柄に感じます。
ネッサローズから見たオズの世界を聞いてみたいなあと思いますね。
・二人のグリンダ
グリンダの印象は、お二人でかなり違いました。
印象を要約するなら、苫田さんのグリンダはベースにしたたかさがあって、だからこそ「人気者」の仮面をかぶっている感じ。
山本さんのグリンダはベースの中に、誰もが持つ弱さを併せ持っていて、そこを元々持っている人気者としての素質でカバーして生きてきた、という感じ。
ネッサローズ同様、どちらが良いとかいう話ではないですが、グリンダという役柄が物語の中で占める存在や意味が大きいのもあって、お二人それぞれの役柄への解釈(これは予想するしかないですが)がダイレクトに全体の印象にも影響を与えるているなあ、と感じます。
苫田グリンダでもう一度観たいシーンはポピュラーですね。
もう本当に楽しそうで、まさに独壇場。絶妙の間とテンションは素晴らしいです。同時に、「外面飾るだけ、難しくない」と言いながら、グリンダがその「飾る」ことにどれだけの努力や苦労を(無意識に?意識的に?)払っているかが自然と伝わってくる気がします。
あとは、婚約発表の「♪幸せだわ」と歌う場面で満面の笑顔で歌えば歌うほどものすごく切なくなってくるのは苫田グリンダだからこそかなあと感じます。
山本グリンダでは、一幕終了間際と学生ダンスパーティー、が良いです!
一幕終了間際は、エルファバとは共に行かない、という選択をする心情がとても伝わってきます。また、それの説得力が半端じゃなかったです。
ダンスパーティーは、エルファバが帽子を持って登場した後ですね。エルファバに歩み寄って恐る恐る?一緒に踊る所。周囲の表情や反応を、ものすごく気にしながら…。
皆からの期待や予想から悪い意味で外れる様な事は、山本グリンダにとってはとても大きな意味を持つように感じます。実際、その後に皆がエルファバ・グリンダと一緒に踊ってくれた時のグリンダの表情はとても印象が強いです。
…とはいえまだまだ2回しか観ていないので、グリンダについての印象はまた少しずつ変化していくと思います。
それが楽しみです。
・エルファバとグリンダ
2人の関係性には、色々考えさせられる部分があります。
中でも、自分にない部分を相手の中に見つけて羨む姿。
エルファバの良い所を1番よく分かっているのはグリンダで、グリンダの良い所を1番よく分かっているのはエルファバ。正反対の2人だからこそでしょうか。
グリンダであれば、学生ダンスパーティーで、フィエロが「彼女は人にどう思われようと気にしないんだな」と言うのに、「気にしないフリしてるだけ」と反論するところ。
エルファバであれば、グリンダが「私は友達がたくさんいたけど、大事なのはあなただけだった」と言うのに、反論しないところ。
うーん。
うまく言えませんが、2人の『違っていて、だからこそ分かり合える』関係性にとても惹かれます。
だからこそ、道も分かたれてしまうんでしょうが…
ちなみに告白すると、沼尾グリンダと岡村エルファバの組み合わせを観たいなあ…とこっそり願っています。
地道に通う予定なので、いつか叶いますように(笑)。
・座席:1階A席下手側
・観劇回数:2回目
・キャスト
2回目のウィキッドでした。
前回観た時からのキャストチェンジは、グリンダとネッサローズ。
苫田グリンダ→山本グリンダ、山本ネッサローズ→小笠ネッサローズです。
2回目ということで色々と新たな発見もあったりしたのですが、中でもこの二役のキャストチェンジで、とても興味深く観ることができました!
・二人のネッサローズ
山本さんのネッサローズは、総督のお嬢様としてのプライドや凛とした雰囲気を感じさせます。
対して、小笠さんのネッサローズは、歩けないというコンプレックスに負けまいとする健気な印象です。
どっちが良いとかいう話にはなりませんが、それぞれのネッサで説得力を感じるシーンや、ぐっとくる言葉が変わるのが面白いですね。
山本ネッサでは、足が治ったあとに、「僕はグリンダの元へいくよ!」とボックが言い出して思わず魔法をかけてしまう姿が鬼気迫っていて、印象に残っています。
小笠ネッサでは、足が治った所。「これで何もかもが変わるわ!」と歌い上げる姿にぐっときました。
今のところ自分の中でのネッサローズは、あまり選ぶ余地もなく様々な運命を呑み込んでいかなくちゃいけない役柄、というイメージです。
しかも最後はボックに去られ、姉にも去られ、巻き込まれる形で死んでしまう。
何だか報われない、もやもやの残る役柄に感じます。
ネッサローズから見たオズの世界を聞いてみたいなあと思いますね。
・二人のグリンダ
グリンダの印象は、お二人でかなり違いました。
印象を要約するなら、苫田さんのグリンダはベースにしたたかさがあって、だからこそ「人気者」の仮面をかぶっている感じ。
山本さんのグリンダはベースの中に、誰もが持つ弱さを併せ持っていて、そこを元々持っている人気者としての素質でカバーして生きてきた、という感じ。
ネッサローズ同様、どちらが良いとかいう話ではないですが、グリンダという役柄が物語の中で占める存在や意味が大きいのもあって、お二人それぞれの役柄への解釈(これは予想するしかないですが)がダイレクトに全体の印象にも影響を与えるているなあ、と感じます。
苫田グリンダでもう一度観たいシーンはポピュラーですね。
もう本当に楽しそうで、まさに独壇場。絶妙の間とテンションは素晴らしいです。同時に、「外面飾るだけ、難しくない」と言いながら、グリンダがその「飾る」ことにどれだけの努力や苦労を(無意識に?意識的に?)払っているかが自然と伝わってくる気がします。
あとは、婚約発表の「♪幸せだわ」と歌う場面で満面の笑顔で歌えば歌うほどものすごく切なくなってくるのは苫田グリンダだからこそかなあと感じます。
山本グリンダでは、一幕終了間際と学生ダンスパーティー、が良いです!
一幕終了間際は、エルファバとは共に行かない、という選択をする心情がとても伝わってきます。また、それの説得力が半端じゃなかったです。
ダンスパーティーは、エルファバが帽子を持って登場した後ですね。エルファバに歩み寄って恐る恐る?一緒に踊る所。周囲の表情や反応を、ものすごく気にしながら…。
皆からの期待や予想から悪い意味で外れる様な事は、山本グリンダにとってはとても大きな意味を持つように感じます。実際、その後に皆がエルファバ・グリンダと一緒に踊ってくれた時のグリンダの表情はとても印象が強いです。
…とはいえまだまだ2回しか観ていないので、グリンダについての印象はまた少しずつ変化していくと思います。
それが楽しみです。
・エルファバとグリンダ
2人の関係性には、色々考えさせられる部分があります。
中でも、自分にない部分を相手の中に見つけて羨む姿。
エルファバの良い所を1番よく分かっているのはグリンダで、グリンダの良い所を1番よく分かっているのはエルファバ。正反対の2人だからこそでしょうか。
グリンダであれば、学生ダンスパーティーで、フィエロが「彼女は人にどう思われようと気にしないんだな」と言うのに、「気にしないフリしてるだけ」と反論するところ。
エルファバであれば、グリンダが「私は友達がたくさんいたけど、大事なのはあなただけだった」と言うのに、反論しないところ。
うーん。
うまく言えませんが、2人の『違っていて、だからこそ分かり合える』関係性にとても惹かれます。
だからこそ、道も分かたれてしまうんでしょうが…
ちなみに告白すると、沼尾グリンダと岡村エルファバの組み合わせを観たいなあ…とこっそり願っています。
地道に通う予定なので、いつか叶いますように(笑)。
観劇所感/「ウィキッド」(2011年10月2日・マチネ)
・劇場:新名古屋ミュージカル劇場/劇団四季
・座席:2階A席下手側
・観劇回数:1回目
・1ヶ月
気がつけば1回目のウィキッド観劇から1ヶ月経ってしまいました。
2回目の観劇が目の前です。
ちょっと急ぎ足で、1回目の観劇所感をまとめておきます。
・物語について
エルファバが、とても『普通の女の子』として描かれてることがまず印象的でした。
人の目を気にしたり嫌になってみたり、誰かに気を遣ったり…。ごくごく当たり前の葛藤や悩みを抱えている。
それは、登場人物皆に言えることのような気がします。
皆、完璧に極悪だったり完璧に善人だったりするわけではない、人間らしい人物ばかりです。
そんな登場人物たちを分けるのは、行動理念や信念、といったものだと思います。
目の前に広がる選択を前にして何を選んでいくのかは、本当に一人一人違ってきますよね。
そしてそれは、自分の中で正誤や善悪を感じることはあっても、基本的には自分以外の他の誰にも、正しいとか悪いとか、断定できるものではない気がします。
陛下の、人々を騙すという選択も、マダム・モリブルの、悪役を仕立てるという選択も、全てです。
かといって、一人一人の様々な選択がまったく問題にならないかというと、もちろんそれは違うと思います。
人が1人で生きているわけではないからこその問題ですよね。
一人一人の行動理念や信念がばらばらだったとしても、それが集まって1人ではなくなったら、そこには必然的に多数派と少数派が自然と生まれてきてしまう。
本来は正誤や善悪の断定になじまない問題にも、集団としての『断定』が生じてきてしまう。
これはとても怖いことだと思います。
人が1人では生きられない以上、この集団としての『断定』を消すことは難しいことです。
でも、その『断定』に常に疑いの視線をもってのぞむことはできます。
また、疑いの視線をもってのぞまなければ、「真実」は簡単に見落とされるのだろうなあと思います。(陛下が、「“事実”が“人々にとっての真実”になるわけではない」というようなことを言っていましたが、その通りでもあるなあと感じます)
集団にとっては「悪い」と『断定』されたエルファバが、ごくごく普通の女の子として描かれてることで、そんなことを考えました。
・印象的なシーン
●「私には時間がある!(未来がある、かな?)」と歌い上げるエルファバ
→エルファバの足元から時計のライティングが円心状に広がっていく表現が、江畑さんの伸びやかな声とあいまってすごく素敵でした!
●一幕ラストのエルファバとグリンダ
→ほうきが漂ってくるあの息を呑む感じがよかったです。2人がそれぞれ選ぶものの違いもはっきり提示されるシーンですよね
●フィエロとのキス
→一度タイミングを外して、そのあと自分から口付けるエルファバにとてもときめきました
●冒頭、グリンダのセリフにのって話が過去に巻き戻る所
→時系列の変化って分かりづらい部分のはずなんですが、すごく分かりやすかったです。すんなり物語に入っていけました
●ラストシーン
→誰がこのシーンの主役なんでしょうね…
・観劇2回目
さて開場10分前です。
それでは、観劇2回目に行ってきます!
間に合ってよかったです(笑)。
・座席:2階A席下手側
・観劇回数:1回目
・1ヶ月
気がつけば1回目のウィキッド観劇から1ヶ月経ってしまいました。
2回目の観劇が目の前です。
ちょっと急ぎ足で、1回目の観劇所感をまとめておきます。
・物語について
エルファバが、とても『普通の女の子』として描かれてることがまず印象的でした。
人の目を気にしたり嫌になってみたり、誰かに気を遣ったり…。ごくごく当たり前の葛藤や悩みを抱えている。
それは、登場人物皆に言えることのような気がします。
皆、完璧に極悪だったり完璧に善人だったりするわけではない、人間らしい人物ばかりです。
そんな登場人物たちを分けるのは、行動理念や信念、といったものだと思います。
目の前に広がる選択を前にして何を選んでいくのかは、本当に一人一人違ってきますよね。
そしてそれは、自分の中で正誤や善悪を感じることはあっても、基本的には自分以外の他の誰にも、正しいとか悪いとか、断定できるものではない気がします。
陛下の、人々を騙すという選択も、マダム・モリブルの、悪役を仕立てるという選択も、全てです。
かといって、一人一人の様々な選択がまったく問題にならないかというと、もちろんそれは違うと思います。
人が1人で生きているわけではないからこその問題ですよね。
一人一人の行動理念や信念がばらばらだったとしても、それが集まって1人ではなくなったら、そこには必然的に多数派と少数派が自然と生まれてきてしまう。
本来は正誤や善悪の断定になじまない問題にも、集団としての『断定』が生じてきてしまう。
これはとても怖いことだと思います。
人が1人では生きられない以上、この集団としての『断定』を消すことは難しいことです。
でも、その『断定』に常に疑いの視線をもってのぞむことはできます。
また、疑いの視線をもってのぞまなければ、「真実」は簡単に見落とされるのだろうなあと思います。(陛下が、「“事実”が“人々にとっての真実”になるわけではない」というようなことを言っていましたが、その通りでもあるなあと感じます)
集団にとっては「悪い」と『断定』されたエルファバが、ごくごく普通の女の子として描かれてることで、そんなことを考えました。
・印象的なシーン
●「私には時間がある!(未来がある、かな?)」と歌い上げるエルファバ
→エルファバの足元から時計のライティングが円心状に広がっていく表現が、江畑さんの伸びやかな声とあいまってすごく素敵でした!
●一幕ラストのエルファバとグリンダ
→ほうきが漂ってくるあの息を呑む感じがよかったです。2人がそれぞれ選ぶものの違いもはっきり提示されるシーンですよね
●フィエロとのキス
→一度タイミングを外して、そのあと自分から口付けるエルファバにとてもときめきました
●冒頭、グリンダのセリフにのって話が過去に巻き戻る所
→時系列の変化って分かりづらい部分のはずなんですが、すごく分かりやすかったです。すんなり物語に入っていけました
●ラストシーン
→誰がこのシーンの主役なんでしょうね…
・観劇2回目
さて開場10分前です。
それでは、観劇2回目に行ってきます!
間に合ってよかったです(笑)。
観劇所感/「夢から醒めた夢」(2011年8月28日・マチネ)
・劇場:新名古屋ミュージカル劇場/劇団四季
・座席:A席上手側
・観劇回数:3回目
・時間差
名古屋公演千秋楽からずいぶん経ってしまいました。ウィキッド開幕してますからね(笑)。
ちょっぴり気まずいですが自分的メモとして。
・ロビーパフォーマンス
操り人形を見ました。
良い意味で地味ですね(笑)。
可愛かったです。お客さんが人形を階段から下ろしてあげる流れがあったのですが、手を上げれば良かったですねー。ちょっと触ってみたかったです。
その後、タップのフィニッシュを見て、「見納めだなー」と寂しくなりながら客席へ。
客席に俳優さん達がいるという状態が不思議じゃない空気に段々慣れてきました。
・勝田マコ
なんとなく安定してないかな?という印象だった勝田マコでした。
ガタガタですごく不安定、という悪い意味ではなくて、やれる所まで出し切る!という意気込みを感じる不安定さ。
名古屋公演千秋楽だからなのか、この日は全体がそういう「集大成!」の雰囲気だったのですが、勝田マコがピカイチでした。
特に、「♪大切な時をくれた~」の辺りは胸に迫るものがありました。
・高井配達人
客席から配達人が登場する座席(F列31番ですね)にわりと近かったので、ずっと配達人に注目。お隣の座席の方は劇場スタッフさんでしょうか。ばさーっと小気味良く外されたマント(仮面もですね)を回収していました。
「いつも夢見て」の力強い「さあ!」が好きなのですが、高井配達人は若者を微笑ましく見守る年長者、という形容がしっくりきます。
素のお姿もそういう感じなのかなとふと思います。
・岡村ピコ
上にも書いていますが、この日のカンパニーの皆さんの気迫はすごかったです。遊園地のラストの拍手は止められませんでした!
そしてお姉さんたちと踊る、ピコのセクシーじゃないセクシーダンス、今回もばっちりでした(笑)。岡村ピコの、あの健全で棘のない感じがとても好きです。
ピコに関しては、冒頭の「私、ピコ、っていうの…!」と自分の名前を知る所、メソに過去を尋ねて「言わなくちゃいけない?」と返され頷く所、このふたつについて他の方のピコも見てみたい!と思います。
岡村ピコが冒頭、配達人に名前を与えられた時の笑顔。何気ない一瞬ですが印象は強く残っています。ほころぶような笑顔と心から嬉しげな「ピコ、っていうの…!」のセリフが良いのです。
メソに過去を尋ねる所では、相手ができれば隠したそうにしている部分を、ピコは話させてしまいますよね。岡村ピコの、子どもらしい無邪気さ、傲慢さと少しの戸惑いが入り混じったちょっとだけぎこちない頷きが見事だなあと毎回感じていました。
ラスト、「♪皆の心触れ合えば~」からの歌い上げは最高!でした。
・千秋楽
カテコ、正確に数えていた訳ではないのですが、20回くらいあったんじゃないでしょうか?
俳優さんたちはお疲れだろうなあ…と頭の片隅で思ってはいたのですが、名残惜しくて!いつまでも拍手してしまいました。
岡村さんが何度も何度も緞帳が下がるのに合わせて手を振っていたのが印象的です。
今は全国巡演ですね。
自分が、三回観て三回共に全て同一キャスティングだったので、違う配役となっている今、とても、とーっても観たいです。
有賀さんのメソとか…マコと配達人も違う俳優さんだし…。
なんとかスケジュールを調整したいなあと考えています。
とにかくも、(すっかり間が空きましたが…)名古屋公演、夢をありがとうございました!
・座席:A席上手側
・観劇回数:3回目
・時間差
名古屋公演千秋楽からずいぶん経ってしまいました。ウィキッド開幕してますからね(笑)。
ちょっぴり気まずいですが自分的メモとして。
・ロビーパフォーマンス
操り人形を見ました。
良い意味で地味ですね(笑)。
可愛かったです。お客さんが人形を階段から下ろしてあげる流れがあったのですが、手を上げれば良かったですねー。ちょっと触ってみたかったです。
その後、タップのフィニッシュを見て、「見納めだなー」と寂しくなりながら客席へ。
客席に俳優さん達がいるという状態が不思議じゃない空気に段々慣れてきました。
・勝田マコ
なんとなく安定してないかな?という印象だった勝田マコでした。
ガタガタですごく不安定、という悪い意味ではなくて、やれる所まで出し切る!という意気込みを感じる不安定さ。
名古屋公演千秋楽だからなのか、この日は全体がそういう「集大成!」の雰囲気だったのですが、勝田マコがピカイチでした。
特に、「♪大切な時をくれた~」の辺りは胸に迫るものがありました。
・高井配達人
客席から配達人が登場する座席(F列31番ですね)にわりと近かったので、ずっと配達人に注目。お隣の座席の方は劇場スタッフさんでしょうか。ばさーっと小気味良く外されたマント(仮面もですね)を回収していました。
「いつも夢見て」の力強い「さあ!」が好きなのですが、高井配達人は若者を微笑ましく見守る年長者、という形容がしっくりきます。
素のお姿もそういう感じなのかなとふと思います。
・岡村ピコ
上にも書いていますが、この日のカンパニーの皆さんの気迫はすごかったです。遊園地のラストの拍手は止められませんでした!
そしてお姉さんたちと踊る、ピコのセクシーじゃないセクシーダンス、今回もばっちりでした(笑)。岡村ピコの、あの健全で棘のない感じがとても好きです。
ピコに関しては、冒頭の「私、ピコ、っていうの…!」と自分の名前を知る所、メソに過去を尋ねて「言わなくちゃいけない?」と返され頷く所、このふたつについて他の方のピコも見てみたい!と思います。
岡村ピコが冒頭、配達人に名前を与えられた時の笑顔。何気ない一瞬ですが印象は強く残っています。ほころぶような笑顔と心から嬉しげな「ピコ、っていうの…!」のセリフが良いのです。
メソに過去を尋ねる所では、相手ができれば隠したそうにしている部分を、ピコは話させてしまいますよね。岡村ピコの、子どもらしい無邪気さ、傲慢さと少しの戸惑いが入り混じったちょっとだけぎこちない頷きが見事だなあと毎回感じていました。
ラスト、「♪皆の心触れ合えば~」からの歌い上げは最高!でした。
・千秋楽
カテコ、正確に数えていた訳ではないのですが、20回くらいあったんじゃないでしょうか?
俳優さんたちはお疲れだろうなあ…と頭の片隅で思ってはいたのですが、名残惜しくて!いつまでも拍手してしまいました。
岡村さんが何度も何度も緞帳が下がるのに合わせて手を振っていたのが印象的です。
今は全国巡演ですね。
自分が、三回観て三回共に全て同一キャスティングだったので、違う配役となっている今、とても、とーっても観たいです。
有賀さんのメソとか…マコと配達人も違う俳優さんだし…。
なんとかスケジュールを調整したいなあと考えています。
とにかくも、(すっかり間が空きましたが…)名古屋公演、夢をありがとうございました!
観劇所感/「キャッツ」(2011年8月18日・マチネ)
・劇場:キャノン・キャッツ・シアター/劇団四季
・座席:S回転席
・観劇回数:1回目
・S回転席
初めてのキャッツでしたが、思い切って回転席を取ってみました。
「回転席」の意味もよく知らないまま開場、着席。場内のセットが面白くて、ずっときょろきょろしていました。た○ごっちの大きなサイズ版は印象的でした。
…開演して、回転席の意味をようやく納得。そういう意味の回転席なんですね!
なんだか周りのみなさんが、とっても通な会話をしてて、はしたないですが(笑)耳をそばだててしまいました。
(どの位置にどの猫が来て…や、どこどこのシーンを見るならあの席が良い、など)
舞台を踏んで着席できるのは、地味に嬉しいです。
しかし近いです、回転席。とっても贅沢な席でした。本当、舞台の一部だなあとしみじみ。
また機会があれば座りたいですねー。
・全体の感想
踊る踊る踊る。まずはそうコメントせざるをえません。なんだか、すごい楽しそうでした。
素人にはいまいちピンとこないようなハイレベルな技術がオンパレードなんじゃないかなあ、と勝手に予測しています!それくらい素敵でした。
それこそ猫のように役者さんたちの身体が自由自在に跳ね回るのを見ていると、自分も身体が軽くなったような心地がするのが不思議です。
しっかりしたストーリーラインがあるわけではないので、物語としての感想は述べにくいですね。
ですが、あのゆるいストーリーラインであれだけまとまっているのはすごいなあと感じます。一匹一匹の猫たちそれぞれの性格付けがしっかりしてるから、なのでしょうか。
物語において一匹一匹の猫たちにそれぞれ託された意味なんかを考え出すと、どんどん深みにはまっていきそうです。
物語としてあえてコメントするとすれば、グリザベラとマキャヴィティですね。
グリザベラに関しては、彼女に対する他の猫たちの扱いが興味深かったです。人間っぽさもありつつ、ああやっぱり人間じゃなく猫なんだなあ、と思う表現もあったり。
ラスト近くでグリザベラが歌う「♪私に触って」の辺りは、ぐっとくるものがありました。ちらちらとしか登場しない役柄で、あそこまで存在感を出すのはなんというか、役者さんの腕が試される気がします。
マキャヴィティに関しては、あの役柄の存在意義はなんなのかという部分をつらつら考えてしまいます。
最後までまともな登場が無い、つまり、彼が何かを語る場面は一切無い。そのせいか、マキャヴィティが漠然と悪役のポジションだと分かっていても、まったくつかみどころがなく、しっくり来ません。
マキャヴィティが何かを語る場面があってはじめて、その意見や行動に(物語として、また、いち観客として)評価をつけられるのだと思います。ですがマキャヴィティは、行動しか描かれません。姿もほぼ出てこない。
ちょっとアンフェアなキャラですよね。色々な意味で…。なんだか考えさせられます。
・猫たち
それぞれの猫が、それぞれの魅力を持てる限りにみせてくれる演出が素敵です。これはリピートすればするほどはまりそうですねー。
そんな魅力的な猫がいっぱいの中、今回印象に残った猫を挙げておきます。
まずはなんといっても、ミストフェリーズ。
アンサンブル側で踊ってる時から、目が引き寄せられて仕方ありませんでした。同じ振り付けでみなさん踊っているはずなのに、なぜか目立つ目立つ。
なんだろうこの猫さん??と思っている内に彼のパートに突入。アクセルが更に全開でびっくりでした。
特に、あの片足だけでくるくる回るところ(…残念な表現ですみません、なんていう名前でしたか…)では思わずの拍手でした!ブラボーです。ミストフェリーズはトップダンサーさんの枠ですねー。
あとは、タントミール(…のはず。まだ猫たちと名前が一致しません)。
見せ場的な語りはありませんでしたが、あの線の細さと人間味のない気高さが忘れられません。まさに猫!な雰囲気でした。
それから、三役をこなす方がいますよね(一役は劇中劇ですが)。
あの役柄の組み合わせで、というのがすごいです。落差が…。どんな心境で役作りしてるんでしょうか(笑)?
・座席:S回転席
・観劇回数:1回目
・S回転席
初めてのキャッツでしたが、思い切って回転席を取ってみました。
「回転席」の意味もよく知らないまま開場、着席。場内のセットが面白くて、ずっときょろきょろしていました。た○ごっちの大きなサイズ版は印象的でした。
…開演して、回転席の意味をようやく納得。そういう意味の回転席なんですね!
なんだか周りのみなさんが、とっても通な会話をしてて、はしたないですが(笑)耳をそばだててしまいました。
(どの位置にどの猫が来て…や、どこどこのシーンを見るならあの席が良い、など)
舞台を踏んで着席できるのは、地味に嬉しいです。
しかし近いです、回転席。とっても贅沢な席でした。本当、舞台の一部だなあとしみじみ。
また機会があれば座りたいですねー。
・全体の感想
踊る踊る踊る。まずはそうコメントせざるをえません。なんだか、すごい楽しそうでした。
素人にはいまいちピンとこないようなハイレベルな技術がオンパレードなんじゃないかなあ、と勝手に予測しています!それくらい素敵でした。
それこそ猫のように役者さんたちの身体が自由自在に跳ね回るのを見ていると、自分も身体が軽くなったような心地がするのが不思議です。
しっかりしたストーリーラインがあるわけではないので、物語としての感想は述べにくいですね。
ですが、あのゆるいストーリーラインであれだけまとまっているのはすごいなあと感じます。一匹一匹の猫たちそれぞれの性格付けがしっかりしてるから、なのでしょうか。
物語において一匹一匹の猫たちにそれぞれ託された意味なんかを考え出すと、どんどん深みにはまっていきそうです。
物語としてあえてコメントするとすれば、グリザベラとマキャヴィティですね。
グリザベラに関しては、彼女に対する他の猫たちの扱いが興味深かったです。人間っぽさもありつつ、ああやっぱり人間じゃなく猫なんだなあ、と思う表現もあったり。
ラスト近くでグリザベラが歌う「♪私に触って」の辺りは、ぐっとくるものがありました。ちらちらとしか登場しない役柄で、あそこまで存在感を出すのはなんというか、役者さんの腕が試される気がします。
マキャヴィティに関しては、あの役柄の存在意義はなんなのかという部分をつらつら考えてしまいます。
最後までまともな登場が無い、つまり、彼が何かを語る場面は一切無い。そのせいか、マキャヴィティが漠然と悪役のポジションだと分かっていても、まったくつかみどころがなく、しっくり来ません。
マキャヴィティが何かを語る場面があってはじめて、その意見や行動に(物語として、また、いち観客として)評価をつけられるのだと思います。ですがマキャヴィティは、行動しか描かれません。姿もほぼ出てこない。
ちょっとアンフェアなキャラですよね。色々な意味で…。なんだか考えさせられます。
・猫たち
それぞれの猫が、それぞれの魅力を持てる限りにみせてくれる演出が素敵です。これはリピートすればするほどはまりそうですねー。
そんな魅力的な猫がいっぱいの中、今回印象に残った猫を挙げておきます。
まずはなんといっても、ミストフェリーズ。
アンサンブル側で踊ってる時から、目が引き寄せられて仕方ありませんでした。同じ振り付けでみなさん踊っているはずなのに、なぜか目立つ目立つ。
なんだろうこの猫さん??と思っている内に彼のパートに突入。アクセルが更に全開でびっくりでした。
特に、あの片足だけでくるくる回るところ(…残念な表現ですみません、なんていう名前でしたか…)では思わずの拍手でした!ブラボーです。ミストフェリーズはトップダンサーさんの枠ですねー。
あとは、タントミール(…のはず。まだ猫たちと名前が一致しません)。
見せ場的な語りはありませんでしたが、あの線の細さと人間味のない気高さが忘れられません。まさに猫!な雰囲気でした。
それから、三役をこなす方がいますよね(一役は劇中劇ですが)。
あの役柄の組み合わせで、というのがすごいです。落差が…。どんな心境で役作りしてるんでしょうか(笑)?