観劇所感/「ウィキッド」(2012年3月28日・マチネ)
・劇場:新名古屋ミュージカル劇場/劇団四季
・座席:1階S席中央辺り
・観劇回数:7回目
・一ヶ月半ぶり
約一ヶ月半ぶりのウィキッドでした。
前回の観劇と比べるとキャストが色々動いていて、私的初見キャストがお三方も。
ちなみに、
北澤フィエロ→岡田フィエロ
飯野陛下→松下陛下
原田マダム→白木マダム
……です。
終了後にバックステージツアーの参加予定もあり、テンション高く劇場入りしました。
・岡田フィエロ
自分の中でのフィエロ像が、かなり揺らぎました。
当然なのですが、北澤フィエロとずいぶん違いますねー。
二人のフィエロを個人的に比較すると、
北澤フィエロ→器用すぎるために、物事にまともに向き合う機会がなかった。
(=エルファバに出会う事で、流して生きるのではなく「少しは頭を使うようになった」)
岡田フィエロ→不器用さを隠した果てに、物事に一定の距離を置くようになった。
(=エルファバに出会う事で、「他人にどう思われても」自分の気持ちに向き合うようになった)
……という印象です。
「この幸せ」の場面で、それぞれのフィエロが群衆に振りまく笑顔には特にその差を感じました。
北澤フィエロは、その器用さゆえに『グリンダと話す顔』・『群衆に見せる愛想』を違和感なく使いこなしていたように思います。
でも岡田フィエロは、必死に群衆に向けて笑顔を保ちつつ内心葛藤している、という不器用な心情が伝わってきました。
どちらのフィエロも、ことエルファバに関しては最終的に揺らがず行動する、というのは共通ですね。
岡田フィエロの方が多少危なっかしく感じますが。
北澤フィエロはその点、大人の余裕があるような……(笑)。
岡田フィエロで好きだったのは、「君はそのままでいいのに」というセリフと、「二人は永遠に」。
岡田フィエロの「君はそのままでいいのに」というセリフは、ただフィエロの見解を述べただけじゃない感じなのが良いです。
「そのままでいいのに、何故グリンダのように振る舞うのか?」
「どうしてそう振る舞おうと思ったのか?」
……という風に、より“エルファバの心情に踏み込みたい”という無自覚?なフィエロの思いがにじんでいるように思えたので。
「二人は永遠に」の方は、エルファバの一言一句に聞き入って、ひとつひとつ頷く姿が実に愛しげできゅんときました。
「♪夢のようよ」と歌うのはエルファバですが、岡田フィエロもそう思ってるんだろうなあと感じます。
心から祝福したくなる「二人は永遠に」でした。
(ちなみに北澤フィエロは、「夢なんかじゃないさ」と答えそうなイメージです(笑))
・陛下とマダム
フィエロで少し語りすぎてしまいました。
陛下とマダムも色々語りたいですが……ひとまず、さらっと記述します。
まずは陛下について。
人柄からは想像もつかない過激な(残酷な?)事を平気で言う、という二面性がオズ陛下にはあると思います。
(権力者が清濁あわせのむのは、ある程度不可抗力だろうとは思いますが……)
その人柄にあたる部分として、飯野陛下がお茶目でおどけた所のある魔法使いなら、松下陛下は柔和で親しみ深い魔法使い、というイメージです。
松下陛下で印象的だったのは、ラスト近くでグリンダに追放宣言される場面。
「これを、あの子の母親が持ってただって?」と膝をつく姿に、ちょっぴり同情してしまいました。
いつもはこの場面、エルファバとグリンダに感情移入しているのでそれほど陛下の傷心を気にしないのですが……。
松下陛下の親しみ深さに、知らず知らず乗せられていたようです。
続いて、マダムについて。
「何を優先順位のトップに据えているか?」によって、マダムの振る舞いは決まってくると思います。
その中身は、それぞれの役者さんによって変わるとは思いますし、物語が進む中で変容しているのかもしれません。
白木マダムは、その点「魔法の発展・向上」が優先順位トップ(少なくともはじめは)の、生真面目な所のあるマダムなのかなと思いました。
というのも、「魔法使いと私」イントロ、白木マダムの「やっと、会えたわ……!」の辺りが、すごくグッときたんですよね。
一介の魔法使いとして、この瞬間を心から待ち焦がれていたんだろうなあと。
あの場面の、あのマダムに泣きかける日がくるとは思いませんでした。
・その他
岡村さん、喉を痛めているのでしょうか?
前回同様、繊細な心情表現を堪能させてもらったので十分満足です。
ただ、ずいぶん慎重に音を運んでいるように見えたので……。
思い過ごしであれば良いのですが。
そういえば今回、ネッサの死を偲ぶ辺りのエルファバとグリンダの喧嘩で、エルファバの帽子がちょいちょい落ちてました。
グリンダから平手打ちをもらってやり返さなくちゃいけないのに、ほうきと帽子でエルファバの両手がふさがってたり。
フィエロが逃がしてくれる時にはエルファバはほうきも帽子も回収して去らなくちゃいけないのに、落ちちゃってたり。
……心臓がばくばくしました(笑)。
気づけばつつがなく場面が終了していたので、皆さんさすがです。
でもその後の「フィエローー!」というグリンダとエルファバの声がかぶらずにズレていたのは、やっぱり何かしら調整してたからだったのでしょうか?
あとは……山本グリンダが、ものすごく男前っぷりが上がったように思います。(二幕以降が中心になりますが)
ラスト近く、フィエロの城に乗り込んで「今の貴女はどうかしてる!」とエルファバに食ってかかる辺りは特に凛としていました。
「それじゃ今度は、貴女が悪い魔女と呼ばれるわ」とエルファバにさとされて、「構わない!」と叫ぶように即答した姿には泣けてしまいました。
エルファバが、グリンダに全てを託していく気持ちがよく分かりました。
・キャスティング
パンフレットのキャスト表をのぞいてきました。
手持ちのものと所々違ったのですが、とりあえず、グリンダは苫田さんと山本さんのおふたりでした。
沼尾さんのグリンダは見れず終いになってしまいました……。
それにしても、山本さんがネッサに未だにキャスティングしているのが、何だか不思議です。
ついちょっと前、オペラ座で佐野さんがラウルをされていた瞬間があったようですが(……観たかったです、心から!)、それと同じような感じなのでしょうかね。
未見のキャストさんも、また新たに見られますように。
・バックステージツアー
今回は、終演後にバックステージツアーがありました!
長くなりますので、そちらは記事を分けて、後日レポートします。
・座席:1階S席中央辺り
・観劇回数:7回目
・一ヶ月半ぶり
約一ヶ月半ぶりのウィキッドでした。
前回の観劇と比べるとキャストが色々動いていて、私的初見キャストがお三方も。
ちなみに、
北澤フィエロ→岡田フィエロ
飯野陛下→松下陛下
原田マダム→白木マダム
……です。
終了後にバックステージツアーの参加予定もあり、テンション高く劇場入りしました。
・岡田フィエロ
自分の中でのフィエロ像が、かなり揺らぎました。
当然なのですが、北澤フィエロとずいぶん違いますねー。
二人のフィエロを個人的に比較すると、
北澤フィエロ→器用すぎるために、物事にまともに向き合う機会がなかった。
(=エルファバに出会う事で、流して生きるのではなく「少しは頭を使うようになった」)
岡田フィエロ→不器用さを隠した果てに、物事に一定の距離を置くようになった。
(=エルファバに出会う事で、「他人にどう思われても」自分の気持ちに向き合うようになった)
……という印象です。
「この幸せ」の場面で、それぞれのフィエロが群衆に振りまく笑顔には特にその差を感じました。
北澤フィエロは、その器用さゆえに『グリンダと話す顔』・『群衆に見せる愛想』を違和感なく使いこなしていたように思います。
でも岡田フィエロは、必死に群衆に向けて笑顔を保ちつつ内心葛藤している、という不器用な心情が伝わってきました。
どちらのフィエロも、ことエルファバに関しては最終的に揺らがず行動する、というのは共通ですね。
岡田フィエロの方が多少危なっかしく感じますが。
北澤フィエロはその点、大人の余裕があるような……(笑)。
岡田フィエロで好きだったのは、「君はそのままでいいのに」というセリフと、「二人は永遠に」。
岡田フィエロの「君はそのままでいいのに」というセリフは、ただフィエロの見解を述べただけじゃない感じなのが良いです。
「そのままでいいのに、何故グリンダのように振る舞うのか?」
「どうしてそう振る舞おうと思ったのか?」
……という風に、より“エルファバの心情に踏み込みたい”という無自覚?なフィエロの思いがにじんでいるように思えたので。
「二人は永遠に」の方は、エルファバの一言一句に聞き入って、ひとつひとつ頷く姿が実に愛しげできゅんときました。
「♪夢のようよ」と歌うのはエルファバですが、岡田フィエロもそう思ってるんだろうなあと感じます。
心から祝福したくなる「二人は永遠に」でした。
(ちなみに北澤フィエロは、「夢なんかじゃないさ」と答えそうなイメージです(笑))
・陛下とマダム
フィエロで少し語りすぎてしまいました。
陛下とマダムも色々語りたいですが……ひとまず、さらっと記述します。
まずは陛下について。
人柄からは想像もつかない過激な(残酷な?)事を平気で言う、という二面性がオズ陛下にはあると思います。
(権力者が清濁あわせのむのは、ある程度不可抗力だろうとは思いますが……)
その人柄にあたる部分として、飯野陛下がお茶目でおどけた所のある魔法使いなら、松下陛下は柔和で親しみ深い魔法使い、というイメージです。
松下陛下で印象的だったのは、ラスト近くでグリンダに追放宣言される場面。
「これを、あの子の母親が持ってただって?」と膝をつく姿に、ちょっぴり同情してしまいました。
いつもはこの場面、エルファバとグリンダに感情移入しているのでそれほど陛下の傷心を気にしないのですが……。
松下陛下の親しみ深さに、知らず知らず乗せられていたようです。
続いて、マダムについて。
「何を優先順位のトップに据えているか?」によって、マダムの振る舞いは決まってくると思います。
その中身は、それぞれの役者さんによって変わるとは思いますし、物語が進む中で変容しているのかもしれません。
白木マダムは、その点「魔法の発展・向上」が優先順位トップ(少なくともはじめは)の、生真面目な所のあるマダムなのかなと思いました。
というのも、「魔法使いと私」イントロ、白木マダムの「やっと、会えたわ……!」の辺りが、すごくグッときたんですよね。
一介の魔法使いとして、この瞬間を心から待ち焦がれていたんだろうなあと。
あの場面の、あのマダムに泣きかける日がくるとは思いませんでした。
・その他
岡村さん、喉を痛めているのでしょうか?
前回同様、繊細な心情表現を堪能させてもらったので十分満足です。
ただ、ずいぶん慎重に音を運んでいるように見えたので……。
思い過ごしであれば良いのですが。
そういえば今回、ネッサの死を偲ぶ辺りのエルファバとグリンダの喧嘩で、エルファバの帽子がちょいちょい落ちてました。
グリンダから平手打ちをもらってやり返さなくちゃいけないのに、ほうきと帽子でエルファバの両手がふさがってたり。
フィエロが逃がしてくれる時にはエルファバはほうきも帽子も回収して去らなくちゃいけないのに、落ちちゃってたり。
……心臓がばくばくしました(笑)。
気づけばつつがなく場面が終了していたので、皆さんさすがです。
でもその後の「フィエローー!」というグリンダとエルファバの声がかぶらずにズレていたのは、やっぱり何かしら調整してたからだったのでしょうか?
あとは……山本グリンダが、ものすごく男前っぷりが上がったように思います。(二幕以降が中心になりますが)
ラスト近く、フィエロの城に乗り込んで「今の貴女はどうかしてる!」とエルファバに食ってかかる辺りは特に凛としていました。
「それじゃ今度は、貴女が悪い魔女と呼ばれるわ」とエルファバにさとされて、「構わない!」と叫ぶように即答した姿には泣けてしまいました。
エルファバが、グリンダに全てを託していく気持ちがよく分かりました。
・キャスティング
パンフレットのキャスト表をのぞいてきました。
手持ちのものと所々違ったのですが、とりあえず、グリンダは苫田さんと山本さんのおふたりでした。
沼尾さんのグリンダは見れず終いになってしまいました……。
それにしても、山本さんがネッサに未だにキャスティングしているのが、何だか不思議です。
ついちょっと前、オペラ座で佐野さんがラウルをされていた瞬間があったようですが(……観たかったです、心から!)、それと同じような感じなのでしょうかね。
未見のキャストさんも、また新たに見られますように。
・バックステージツアー
今回は、終演後にバックステージツアーがありました!
長くなりますので、そちらは記事を分けて、後日レポートします。
観劇所感/「ウィキッド」【リハーサル見学会】(2012年2月10日・ソワレ)
・リハーサル見学会
行ってきました、リハーサル見学会!
イベントにはなかなか参加できないので、楽しみにしていた反面、ちょっと緊張も(笑)。
寒空の中、意外とたくさんの方々が参加していて驚きました。
G列あたり?の座席から座席指定で座って、いよいよリハーサル見学会開始です。
・リハーサル見学
入場した時には、すでに「グッド・ニュース」場面の練習が始まっていました。
ちらほらとウィキッドジャージ着用の方がいましたが、皆さん思い思いの稽古着です。
●グッド・ニュース
強調する部分や、音韻をはっきりさせる部分などが次々指摘されていきました。
「グッド・ニュース」だけで、6・7回やり直ししていたでしょうか。
「『♪恐ろしい魔女~』、あたりは揃ってるけど、『♪俺たちみんなの敵は死んだ~』、のあたりがばらけるから注意を」
……などといった感じです。
はじめに聞いた時は、「すごく綺麗に、揃って聞こえたけどな」と思いました。
でも確かに、指摘後のリテイクはやっぱり違うのです。どこがどう、と細かくは言えませんが、「すごい。変わった!」と驚きを感じました。
そういえば、グリンダパートもちゃんと入っていたのですが、高音部分では一段階下げて歌われていました。喉は大切ですね!
ちなみに、リハーサルではグリンダはシャボン玉に乗らないようです(笑)。シャボン玉グリンダを魔女狩り隊が取り巻く場面では、皆さんエアグリンダに向かって演技されていました。
●ダンスホール
ネッサの車椅子を囲むダンスシーンです。
一番良い立ち位置の探求や、各カウントでの動作を揃えることなどを徹底して行っていました。
その中で、ペアで踊る動作を1人、エアダンスでこなしている役者さんが……。
ダンスキャプテンとペアの方だったようです。ダンスキャプテンは客席におりて、指示を出していたので。ちょっと不思議な光景でした。
そのダンスキャプテンから、「東京でのカウントはこうだったけど、ここは今こうだから、気をつけていきましょう」と指示が。
肘を曲げたポーズで止まるタイミングの話だったのですが、すごいなあと。細部が日々、着実にブラッシュアップされているのですね。
以上、2場面の見学でした。
舞台上では、サラっと、しかも次々に指示や指摘が飛び交っていました。直後の役者さんたちの動作に、それらがすぐに反映されていっていました。
プロのお仕事ですね!本当にブラボーでした。
・質疑応答
続いては、質疑応答タイムです。
飯野さんを司会として、荒木さん、服部さん、白倉さん、岡村さん、前田さんが質問に答えてくれました。
それでは、質疑応答の様子を箇条書きで。
(記憶に頼って書いていますので、回答のセリフなど、かなり意訳が入っています)
・Q1:歌と音を合わせるためにどうしていますか?
・回答者:飯野さん→「なんだかんだ言って、結局は練習あるのみです」
ーーー役者さん方一同、頷き。
・Q2:カンパニーで一番お化粧が上手なのは、誰ですか?
・回答者:荒木さん→「誰かな?皆、自分でやっているから。大変なのはエルファバですよね」
岡村さん「そうですね」
ーーーと、次々転がっていく話題。エルファバは、一幕と二幕では塗っている緑色が微妙に変化しているという裏話も。最終的には、
飯野さん「まあ、その役に合うようにそれぞれやってるから、誰が一番とかはないですね、ははは」
ーーーと飯野さんがまとめました(笑)。
・Q3:自分の役以外で、着てみたい衣装はどれですか?
・回答者:服部さん→「やっぱりきらきらが好きなので、グリンダの衣装ですね」
ーーーそこから何故か衣装の重量の話になり……
白倉さん「エルファバが二幕で着る黒い衣装は、10kgあるよね」
ーーー客席、ちょっとざわめき(笑)。さらに、「陛下がお呼びです!」の場面で白倉さんが着ている衣装も10kgあり、両肩のみで留めてあって、超重い、とのこと。
飯野さん「そうなんだ(笑)」
ーーー続いて飯野さん、
飯野さん「ピコもそうだけど、岡村エルファバが歴代で一番大きい。タンスから出る場面では、岡村エルファバはかがまないといけないよね。頭が突っかえるから」
岡村さん「はい。二幕の黒い衣装なんかは、上下二つに分かれているから他の人は腰辺りでつなぐのに、自分はヒップハンガー状態です(笑)」
・Q4:リハーサルを見学されるのは、緊張しますか?
・回答者:白倉さん→「緊張します。できればこっそりやりたいですね(笑)。でも、やるべきことは同じです」
ーーー再び役者さん方一同、頷き。
・Q5:演じる時に気をつけていることは何ですか?
・回答者:岡村さん→「ひとつのセリフを言うのにも、その役柄がどうやって生きてきたかを常に気にして発しています。一幕では、気持ちとセリフが違ったりするのでその部分、二幕では、常に誰かから追われてる緊張感をもって振る舞う部分などです」
・Q6:役作りや演じる上で、気をつけていることは何ですか?
・回答者:前田さん→「この劇団は動物率が高いから……(笑)。自分の役どころはヤギですが、人間だと思って役作りをしています」
ーーー「飯野さんはどうです?」と唐突に飯野さんに振る前田さん(笑)。
飯野さん「力を入れすぎないことに気をつけてます。力むと喉も痛めますからね」
ーーー「それにしても、マスクは大変でしょう?」と前田さんに話を戻す飯野さん(笑)。
前田さん「練習はやっぱり腹式呼吸が基本ですが、マスク着用時は鼻が覆われているので口で呼吸をします。マスクを脱いだ後、たまに腹式呼吸を忘れそうになります(笑)」
役者さん方お一人お一人の人柄が伝わってくるような、穏やかな質疑応答タイムでした。
本番前のお忙しい中、役者さん方はじめ、係員の方々も、本当にありがとうございました。
ぜひ、次回も機会が合えば参加したいです!
観劇所感/「ウィキッド」(2012年2月10日・ソワレ)
・劇場:新名古屋ミュージカル劇場/劇団四季
・座席:1階S席中央辺り
・観劇回数:6回目
・キャスト
ウィキッドは、大胆なキャストチェンジがなかなか無いですよね。みなさん連投・連投・連投。
そんなものなのでしょうか?
いえ、文句はまったくありません。連投の中で常に保たれるクオリティや、カンパニーのみなさん全体でさらにブラッシュアップされていく様子は楽しみでもあります。
まあ、アンサンブルの方たちの変化にもっと敏感になれると更に楽しめるとは思うのですが……。目指したい所です。
ともかく、文句はないのです(連投ばかりで疲労はどうなのだろう、と心配にはなりますが……)。ただ、別キャストを見てみたい!と思ってしまうのは、それとは別物の思いですね。
そんな中、江端エルファバが岡村エルファバに!
「夢から醒めた夢」のピコ役、大好きでした。ピコとエルファバでは、キャラクターが正反対もいい所(笑)なので、わくわくしながら劇場に向かいました。
・二人のエルファバ
1回目のウィキッド観劇時、「エルファバって普通の女の子なんだなあ」と思った事をよく覚えています。
岡村エルファバを見て、改めて同じ事を感じました。
“普通の女の子”という総合印象は同じです。でもやっぱり、江端エルファバと岡村エルファバとで、作り上げられているキャラクターが違いました。
一番違いを感じる点は、辛い思いを処理する方法です。
江端エルファバ→感覚や感情を鈍らせて、目隠しする事で処理。
岡村エルファバ→神経をはりめぐらせて、常に事前防衛する事で処理。
私見ですが、上記のように感じました。
だから、二人のエルファバを思い出す時の印象に差が出てきます。
江端エルファバはちょっとズレた所のある、ユニークな印象。
岡村エルファバはぴりぴりした所のある、繊細で神経質な印象。
どちらのエルファバも、辛い思いを完璧に処理しようとしながらも失敗して、傷ついている所は共通しています。
この部分に、「普通の女の子だなあ」と感じるのだと思います。
江端エルファバでは、「闇に生きる」の問答無用な迫力が好きです。
岡村エルファバでは、「魔法使いと私」の丁寧な心情表現が好きです。
ちなみに、鞄投げで江端エルファバがどれだけ手首のスナップを効かせていたのか、今回初めて気づかされました。江端エルファバの鞄投げ、大好きです(笑)。
あとは、岡村エルファバで印象に残った部分を箇条書きで。
・「魔法使いと私」→「♪彼は言うのよ、『エルファバ、お前はすばらしい!』」の直後に「フフッ」とはにかむエルファバ。かわいかったです。
・「自由を求めて」→「でも、戻れない。いいえ、戻らない!」のキッパリさ。苛烈でした。
・「ポピュラー」→ノリノリのグリンダに対して、「いいわよそんなことしなくて」のセリフが本当に、心底迷惑そうで思わず笑ってしまいました。それでいて、ドレスに魔法をかけられる(失敗しますが(笑))時は期待に満ちた表情です。ここでも、「普通の女の子」を感じました。
・リハーサル見学会
この日は、リハーサル見学会でした。
とても良かったです!
長くなってしまうので、詳細レポートは次の記事で。
・座席:1階S席中央辺り
・観劇回数:6回目
・キャスト
ウィキッドは、大胆なキャストチェンジがなかなか無いですよね。みなさん連投・連投・連投。
そんなものなのでしょうか?
いえ、文句はまったくありません。連投の中で常に保たれるクオリティや、カンパニーのみなさん全体でさらにブラッシュアップされていく様子は楽しみでもあります。
まあ、アンサンブルの方たちの変化にもっと敏感になれると更に楽しめるとは思うのですが……。目指したい所です。
ともかく、文句はないのです(連投ばかりで疲労はどうなのだろう、と心配にはなりますが……)。ただ、別キャストを見てみたい!と思ってしまうのは、それとは別物の思いですね。
そんな中、江端エルファバが岡村エルファバに!
「夢から醒めた夢」のピコ役、大好きでした。ピコとエルファバでは、キャラクターが正反対もいい所(笑)なので、わくわくしながら劇場に向かいました。
・二人のエルファバ
1回目のウィキッド観劇時、「エルファバって普通の女の子なんだなあ」と思った事をよく覚えています。
岡村エルファバを見て、改めて同じ事を感じました。
“普通の女の子”という総合印象は同じです。でもやっぱり、江端エルファバと岡村エルファバとで、作り上げられているキャラクターが違いました。
一番違いを感じる点は、辛い思いを処理する方法です。
江端エルファバ→感覚や感情を鈍らせて、目隠しする事で処理。
岡村エルファバ→神経をはりめぐらせて、常に事前防衛する事で処理。
私見ですが、上記のように感じました。
だから、二人のエルファバを思い出す時の印象に差が出てきます。
江端エルファバはちょっとズレた所のある、ユニークな印象。
岡村エルファバはぴりぴりした所のある、繊細で神経質な印象。
どちらのエルファバも、辛い思いを完璧に処理しようとしながらも失敗して、傷ついている所は共通しています。
この部分に、「普通の女の子だなあ」と感じるのだと思います。
江端エルファバでは、「闇に生きる」の問答無用な迫力が好きです。
岡村エルファバでは、「魔法使いと私」の丁寧な心情表現が好きです。
ちなみに、鞄投げで江端エルファバがどれだけ手首のスナップを効かせていたのか、今回初めて気づかされました。江端エルファバの鞄投げ、大好きです(笑)。
あとは、岡村エルファバで印象に残った部分を箇条書きで。
・「魔法使いと私」→「♪彼は言うのよ、『エルファバ、お前はすばらしい!』」の直後に「フフッ」とはにかむエルファバ。かわいかったです。
・「自由を求めて」→「でも、戻れない。いいえ、戻らない!」のキッパリさ。苛烈でした。
・「ポピュラー」→ノリノリのグリンダに対して、「いいわよそんなことしなくて」のセリフが本当に、心底迷惑そうで思わず笑ってしまいました。それでいて、ドレスに魔法をかけられる(失敗しますが(笑))時は期待に満ちた表情です。ここでも、「普通の女の子」を感じました。
・リハーサル見学会
この日は、リハーサル見学会でした。
とても良かったです!
長くなってしまうので、詳細レポートは次の記事で。
観劇所感/「ウィキッド」(2012年1月22日・マチネ)
・劇場:新名古屋ミュージカル劇場/劇団四季
・座席:2階C席上手側
・観劇回数:5回目
・二階席
ウィキッドは、二階席のシート割り振り(S~C席の設定)が細かいですよね。
今回、久しぶりに二階席で観劇して改めて、シート割り振りが細かい理由が分かった気がします。
ウィキッドはライティングをとても効果的に使っている舞台だと思います。そういう意味で、二階席で観た時と一階席で観た時のイメージもかなり差があります。
私的に言えば、一階席だと舞台全体というより、役者さんお一人お一人の表情・仕草・セリフ・声音などに注目します。
それが二階席になるとがらっと変わります。背景に映し出される映像や、舞台床に描かれる光がダイナミックに動いて、役者さんの声や動きと連動します。
一階席では近すぎて圧倒されるイメージ、二階席では舞台という大きな枠組みをまるごと楽しめるイメージ、でしょうか。
まるごとを楽しむ二階席。
だから、位置によって変化する微妙なイメージの差が、とても重要視されるのだと思います。
実際、今回の二階席と以前座った二階席は、同じC席でもわりと印象が違いました。目に飛び込んで来る場面や、はっと注目してしまう場所が、不思議とちょっとずつ違うんですよね。
今回は上手側、前回は下手側、と位置が反対というのも大きいのだと思いますが……。
ライティングではやっぱり、「♪私には未来がある!」とエルファバが歌うところが一番好きです。
足元の歯車が同心円状に広がっていく様子が、「未来が広がっていく可能性」に重なってとてもすがすがしいです。
・今回、印象に残ったシーン
二階席という事で……。
まずは、役者さん達の群衆としての動き方。
「大嫌い!」の場面で「グリンダ+学生達・対・エルファバ」という図がありますよね。
あのシーンでの個々の立ち位置配置や、対称的な動き、グリンダ+学生達の一体感のある足運びが爽快でした。
特に、グリンダ+学生達の足運びがシャキッと揃ったままエルファバと位置交代をする場面なんかは、思わず手拍子を打ちたくなったほどでした。
また、魔女狩り隊の動きも同様に惚れ惚れしました。
足踏みがバシッと揃って、そこに声までが揃って飛んできます。魔女狩り隊としての気合いと迫力が伝わってきます。
もうひとつ、二階席にまで一直線に飛んでくる声も、心ゆくまで堪能させてもらいました。
フィエロの、「人生を踊り明かそう」の場面で「♪そいつが、マイライフ!」と歌い上げる所。声量がすごくて、場内に思い切り反響していたように思います。
エルファバでは、一幕ラストの「♪やれるわ、あぁー!」で、相変わらずその声が太く長く伸びていました。
グリンダは、二幕開始直後の「♪これほどの幸せは他にはないわ!」。どんなセリフで言うより、あの声音がグリンダの複雑な心境を伝えているように感じました。
・その他
今回、カテコの一回目に緞帳が半落ちしました。ちょっとだけ場内がざわざわ。
その後、何事もなかったようにカテコ再開。以降は緞帳も通常通りでした。
どなたもお怪我ないようだったので良かったです。
ただ、「オペラ座の怪人」に出てくる「スィンク・オブ・ミー」の場面をあの一瞬、思い浮かべてしまったのは自分だけではないと思っています(笑)。
・座席:2階C席上手側
・観劇回数:5回目
・二階席
ウィキッドは、二階席のシート割り振り(S~C席の設定)が細かいですよね。
今回、久しぶりに二階席で観劇して改めて、シート割り振りが細かい理由が分かった気がします。
ウィキッドはライティングをとても効果的に使っている舞台だと思います。そういう意味で、二階席で観た時と一階席で観た時のイメージもかなり差があります。
私的に言えば、一階席だと舞台全体というより、役者さんお一人お一人の表情・仕草・セリフ・声音などに注目します。
それが二階席になるとがらっと変わります。背景に映し出される映像や、舞台床に描かれる光がダイナミックに動いて、役者さんの声や動きと連動します。
一階席では近すぎて圧倒されるイメージ、二階席では舞台という大きな枠組みをまるごと楽しめるイメージ、でしょうか。
まるごとを楽しむ二階席。
だから、位置によって変化する微妙なイメージの差が、とても重要視されるのだと思います。
実際、今回の二階席と以前座った二階席は、同じC席でもわりと印象が違いました。目に飛び込んで来る場面や、はっと注目してしまう場所が、不思議とちょっとずつ違うんですよね。
今回は上手側、前回は下手側、と位置が反対というのも大きいのだと思いますが……。
ライティングではやっぱり、「♪私には未来がある!」とエルファバが歌うところが一番好きです。
足元の歯車が同心円状に広がっていく様子が、「未来が広がっていく可能性」に重なってとてもすがすがしいです。
・今回、印象に残ったシーン
二階席という事で……。
まずは、役者さん達の群衆としての動き方。
「大嫌い!」の場面で「グリンダ+学生達・対・エルファバ」という図がありますよね。
あのシーンでの個々の立ち位置配置や、対称的な動き、グリンダ+学生達の一体感のある足運びが爽快でした。
特に、グリンダ+学生達の足運びがシャキッと揃ったままエルファバと位置交代をする場面なんかは、思わず手拍子を打ちたくなったほどでした。
また、魔女狩り隊の動きも同様に惚れ惚れしました。
足踏みがバシッと揃って、そこに声までが揃って飛んできます。魔女狩り隊としての気合いと迫力が伝わってきます。
もうひとつ、二階席にまで一直線に飛んでくる声も、心ゆくまで堪能させてもらいました。
フィエロの、「人生を踊り明かそう」の場面で「♪そいつが、マイライフ!」と歌い上げる所。声量がすごくて、場内に思い切り反響していたように思います。
エルファバでは、一幕ラストの「♪やれるわ、あぁー!」で、相変わらずその声が太く長く伸びていました。
グリンダは、二幕開始直後の「♪これほどの幸せは他にはないわ!」。どんなセリフで言うより、あの声音がグリンダの複雑な心境を伝えているように感じました。
・その他
今回、カテコの一回目に緞帳が半落ちしました。ちょっとだけ場内がざわざわ。
その後、何事もなかったようにカテコ再開。以降は緞帳も通常通りでした。
どなたもお怪我ないようだったので良かったです。
ただ、「オペラ座の怪人」に出てくる「スィンク・オブ・ミー」の場面をあの一瞬、思い浮かべてしまったのは自分だけではないと思っています(笑)。
観劇所感/「ウィキッド」【クリスマスカテコ】(2011年12月25日・マチネ)
・劇場:新名古屋ミュージカル劇場/劇団四季
・座席:1階S席下手側
・観劇回数:4回目
・すっかり遅刻の…メリークリスマス!
(すでに立春も過ぎてしまいましたが………)
当日は、地元では雪がちらついていました。
そんな中で劇場にたどり着くと、クリスマスツリー&リースがお出迎えしてくれました。クリスマスムード満点です。
ツリーには、スタンダードな飾りだけじゃなく面白い形の飾りもぶらさがってたりして楽しかったです。
記念撮影してる人が多かったですねー。
さて、いざ入場すると、いつものチラシセットにプラスしてサイリュームが手渡されました。
クリスマスカテコで使うんですね!とテンションアップ。サイリュームを鞄にそっと入れて、うきうきと着席。
アレ?
……。
気づいた時にはサイリュームが発光し始めていました。
おろおろしてたら劇場係員の方がとりかえてくれました。ああ、すみません。
でも周りを見ると、チラホラとフライングで発光させてしまってる人を見かけました。わりとゆるい衝撃でも発光しちゃうんでしょうか。次の機会には、もっとそーっと扱うことにします。
・印象に残った部分
今回は、俳優さん達の一瞬の表情や、本筋を肉付けする裏設定?なんかを中心に楽しませてもらいました。
近くで観ると毎回びっくりしますが、本当に俳優さんお一人お一人によって一つ一つの役柄が作り込まれているんだなあと漠然と感じます。
マイクが拾わない会話や、一瞬の表情がその役柄をふと感じさせるというか。
そんな感じで、印象に残った部分をざっと箇条書きで。
・息をのむグリンダ
「私たち、シズ大学の同級生だったの」というグリンダのセリフ後、学生時代のエルファバが登場します。
その時のグリンダが浮かべる表情がなんとも言えません。
この直後に早着替えで、時間も巻き戻るわ気持ちの切りかえもしなくちゃいけないわで、ここのグリンダは本当に大変ですね(笑)。
・プリントを配るボック
ディラモンド先生にパッとプリントの束を渡されて、みんなに配って回る役をやってるのがボックだと今回はじめて気がつきました。
グリンダのプリントはすでにディラモンド先生が配った後…。ボック、惜しい!
ネッサに配る時は、ボックは何気なく配っていますよね。いかにも、「ん。どうぞ!」とすました感じで。
対してネッサは、(先入観もあると思いますが)一瞬、はにかんでいるような。
ネッサがいつからボックを気にかけていたかは分かりませんが、ただの事務的な手続きとはいえ、好きな相手からプリントを渡される…ちょっと学生気分で、ときめきを味わいました。
・プリントを見せ合うネッサとエルファバ
プリント配りの続きです。
エルファバにもプリントが配られますが、直後、ネッサと二人でこっそりとプリントの見せ合いをしていました。これも今回気づきました。
「どうだった?」「見て見て!」という様子で目くばせし合う姿に、姉妹の仲の良さを感じました。
・さめてるフィエロ
「一度でいいから僕と踊って」とグリンダに申し込むボックが、ネッサを口実にていよくあしらわれてしまう場面。
グリンダとボックのやりとりを見てるフィエロの表情が面白い、というか興味深かったです。
グリンダの、「でも、もっと私が喜ぶ事ってなんだと思う?」という言葉に、まずは横目でちらり。
「まあ、ビック本当?」という言葉の辺りでは、にやっと笑顔です。
すれた感じというか、さめた感じというか。こんな態度取ってるから、エルファバに「幸せそうに見えない」とか言われちゃうんでしょう、フィエロ(笑)。
・ネッサと踊るボック
ダンスホールに移ってからです。
「ネッサ、話があるんだ」と自分から切り出しておきながら肝心な事は告げられないボック。
車椅子を囲むダンスシーンは好きなのですが、すぐ側には抱き合うグリンダとフィエロ。
二人の姿が視界に入る時に、ボックが見せるやるせない表情が印象的でした。本当にグリンダが好きなんだなあ、と感じます。
……印象に残った部分、と書きましたが、かなり前半部分に偏ってますね。それも、前半でもかなり始まりの辺りばかり。
話が進んでいくと、物語の方に夢中になってしまうようです。後半部分は、また次の機会に注目したいと思います。
そういえば今回、スモークがかなり煙たかったように思います。気のせいでしょうかね?
声を張る部分では、皆さんちょっとつらそうに見えました。客席でまで咳き込みそう、というほどではなかったのですが……。
・クリスマスカテコ
そしていよいよ、クリスマスカテコ開始。
サイリュームを取り出すタイミングが分からず、挙動不審にきょろきょろしてしまいました。
そしていざ取り出してみると、わざわざ係員さんに取りかえてもらったはずなのにまたもや発光済み。まあ良いのですが……(笑)。
それにしても、サイリュームが一斉に揺れる様子は壮観でした!光の波という感じでしょうか。とはいっても、ぎらぎらした雰囲気ではなく、しっとり穏やかで癒されました。
中身としては、エルファバ登場→グリンダ登場→皆さんで斉唱。指揮はディラモンド先生です。とってもはまっていました。
曲は詳しくないので分からないのですが、耳に心地よく響いて、とっても贅沢なカテコでした!皆さん、本当に声がきれいです。
続くカテコも、皆さん何度も何度も出てきてくれました。久しぶりに手が痛いなあと感じたほどです。
2011年の締めくくり観劇だったのですが、大満足で帰宅。
素敵な一日を過ごせました。
・座席:1階S席下手側
・観劇回数:4回目
・すっかり遅刻の…メリークリスマス!
(すでに立春も過ぎてしまいましたが………)
当日は、地元では雪がちらついていました。
そんな中で劇場にたどり着くと、クリスマスツリー&リースがお出迎えしてくれました。クリスマスムード満点です。
ツリーには、スタンダードな飾りだけじゃなく面白い形の飾りもぶらさがってたりして楽しかったです。
記念撮影してる人が多かったですねー。
さて、いざ入場すると、いつものチラシセットにプラスしてサイリュームが手渡されました。
クリスマスカテコで使うんですね!とテンションアップ。サイリュームを鞄にそっと入れて、うきうきと着席。
アレ?
……。
気づいた時にはサイリュームが発光し始めていました。
おろおろしてたら劇場係員の方がとりかえてくれました。ああ、すみません。
でも周りを見ると、チラホラとフライングで発光させてしまってる人を見かけました。わりとゆるい衝撃でも発光しちゃうんでしょうか。次の機会には、もっとそーっと扱うことにします。
・印象に残った部分
今回は、俳優さん達の一瞬の表情や、本筋を肉付けする裏設定?なんかを中心に楽しませてもらいました。
近くで観ると毎回びっくりしますが、本当に俳優さんお一人お一人によって一つ一つの役柄が作り込まれているんだなあと漠然と感じます。
マイクが拾わない会話や、一瞬の表情がその役柄をふと感じさせるというか。
そんな感じで、印象に残った部分をざっと箇条書きで。
・息をのむグリンダ
「私たち、シズ大学の同級生だったの」というグリンダのセリフ後、学生時代のエルファバが登場します。
その時のグリンダが浮かべる表情がなんとも言えません。
この直後に早着替えで、時間も巻き戻るわ気持ちの切りかえもしなくちゃいけないわで、ここのグリンダは本当に大変ですね(笑)。
・プリントを配るボック
ディラモンド先生にパッとプリントの束を渡されて、みんなに配って回る役をやってるのがボックだと今回はじめて気がつきました。
グリンダのプリントはすでにディラモンド先生が配った後…。ボック、惜しい!
ネッサに配る時は、ボックは何気なく配っていますよね。いかにも、「ん。どうぞ!」とすました感じで。
対してネッサは、(先入観もあると思いますが)一瞬、はにかんでいるような。
ネッサがいつからボックを気にかけていたかは分かりませんが、ただの事務的な手続きとはいえ、好きな相手からプリントを渡される…ちょっと学生気分で、ときめきを味わいました。
・プリントを見せ合うネッサとエルファバ
プリント配りの続きです。
エルファバにもプリントが配られますが、直後、ネッサと二人でこっそりとプリントの見せ合いをしていました。これも今回気づきました。
「どうだった?」「見て見て!」という様子で目くばせし合う姿に、姉妹の仲の良さを感じました。
・さめてるフィエロ
「一度でいいから僕と踊って」とグリンダに申し込むボックが、ネッサを口実にていよくあしらわれてしまう場面。
グリンダとボックのやりとりを見てるフィエロの表情が面白い、というか興味深かったです。
グリンダの、「でも、もっと私が喜ぶ事ってなんだと思う?」という言葉に、まずは横目でちらり。
「まあ、ビック本当?」という言葉の辺りでは、にやっと笑顔です。
すれた感じというか、さめた感じというか。こんな態度取ってるから、エルファバに「幸せそうに見えない」とか言われちゃうんでしょう、フィエロ(笑)。
・ネッサと踊るボック
ダンスホールに移ってからです。
「ネッサ、話があるんだ」と自分から切り出しておきながら肝心な事は告げられないボック。
車椅子を囲むダンスシーンは好きなのですが、すぐ側には抱き合うグリンダとフィエロ。
二人の姿が視界に入る時に、ボックが見せるやるせない表情が印象的でした。本当にグリンダが好きなんだなあ、と感じます。
……印象に残った部分、と書きましたが、かなり前半部分に偏ってますね。それも、前半でもかなり始まりの辺りばかり。
話が進んでいくと、物語の方に夢中になってしまうようです。後半部分は、また次の機会に注目したいと思います。
そういえば今回、スモークがかなり煙たかったように思います。気のせいでしょうかね?
声を張る部分では、皆さんちょっとつらそうに見えました。客席でまで咳き込みそう、というほどではなかったのですが……。
・クリスマスカテコ
そしていよいよ、クリスマスカテコ開始。
サイリュームを取り出すタイミングが分からず、挙動不審にきょろきょろしてしまいました。
そしていざ取り出してみると、わざわざ係員さんに取りかえてもらったはずなのにまたもや発光済み。まあ良いのですが……(笑)。
それにしても、サイリュームが一斉に揺れる様子は壮観でした!光の波という感じでしょうか。とはいっても、ぎらぎらした雰囲気ではなく、しっとり穏やかで癒されました。
中身としては、エルファバ登場→グリンダ登場→皆さんで斉唱。指揮はディラモンド先生です。とってもはまっていました。
曲は詳しくないので分からないのですが、耳に心地よく響いて、とっても贅沢なカテコでした!皆さん、本当に声がきれいです。
続くカテコも、皆さん何度も何度も出てきてくれました。久しぶりに手が痛いなあと感じたほどです。
2011年の締めくくり観劇だったのですが、大満足で帰宅。
素敵な一日を過ごせました。