o(_ _*)o ぺこり。
自分も結婚する前にすごく思ったことだけど
「結婚」って、なんかすごいことだよなー。
違うお家の人同士が「家族」になって、新しい「家庭」を築いていくんだよ。
そう思うとなんかやたらと不思議だったよなぁ…。
それに、自分が少し珍しい漢字を使った旧姓だったから、
結婚してどこにでもある平凡な苗字になってしまった時
ほんの少しだけ寂しい気もしたんだけど、
アタシの知らないところで、兄貴の家の子供(つまり甥っ子)が
「△△」(旧姓) って呼ばれてる。
それを分かった瞬間に、ああ!結婚てなんかすげー!
と思ったことを思いだしました。
・・・ナギにも
「家族」 を教えてあげたいな。 (*v.v)。
【海賊王イベ】Sweet Wedding~未来への航海図~ナギ3-4
― 実家 ―
父親
「そういえば…君に家族はいないのか?」
ナギ
「…弟がいます」
父親
「弟?」
ナギ
「はい。ネロという名前の…」
ナギさんが遠い目をした。
ネロさんとの思い出が
頭をよぎったのかもしれない。
ナギ
「…ただ、ここしばらく会っていません」
「他の海賊団にいるので、今はどこにいるかもわかりません」
父親
「そうか」
ナギさんはそう言うと、
少し寂しそうに微笑んだ。
(ナギさんのたった1人の兄弟なんだもん)
(できればネロさんに結婚式に出席してほしいけど…)
(選択してください)
A:招待状を出そうという
B:何もしない
C:シリウスに相談する
D:ここまできたらご都合主義でどうせネロ登場すんだから、楽観視する。( ´ー`)
↑いやまぁそりゃそうなんだろうけどさ…
(ネロさんに招待状を送っても来られない可能性もあるし)
(みんなに相談してみようかな)
ナギ
「…あいつは元気でやってくれていればそれでいい」
ナギさんは私を見て、微笑む。
ナギ
「…お前を幸せにすることが何より大切だから」
○○
「…ナギさん」
(゚ーÅ)ナギしゃん…
(…私もナギさんを幸せにしたい)
(ネロさんが来られない場合は仕方ないけど)
(やれるだけやってみよう)
私はネロさんに招待状を
送ることに決めた。
クソ広い海の、どこにいるのかもわからない相手に
招待状って出せるんですかwwww Y(>_<、)Y
島を出る前に結婚式を
あげることにした私たちは、
そうそうに結婚式の日取りと、
会場を決めた。
― ヒロインの部屋 ―
夜、話が盛り上がっているナギさんと
お父さんをリビングに残し、
私は自分の部屋でネロさんへ
結婚式の招待状を書いていた。
○○
「……これで、大丈夫かな?」
招待状には結婚の報告や
結婚式の日取りや場所と、
できるだけ来てほしいと書き添えた。
伝書カモメの足に手紙をくっつけた。
カモメを腕に乗せた状態で窓を
あけると、自然とカモメが飛び立った。
ピューイ…
(どうか…ネロさんが来てくれますように)
ピューイ…
伝書カモメは、空高く飛んでいき、
見えなくなった。
クソ広い海の、どこにいるのかもわからない相手に
招待状って出せるんですねーーーーー!!!!! Y(>_<、)Y
トントン
ナギ
「○○、入るぞ」
ナギさんが顔を覗かせた。
○○
「ナギさん」
ナギ
「窓なんかあけて、どうした?」
○○
「外を見てただけです。久しぶりの光景でなんだか懐かしくて」
ナギ
「そうか」
ナギさんが近くに来る。
ナギ
「シリウスに来る前は、お前は毎日この景色を見てたんだな」
○○
「…はい」
私はナギさんに向かって笑いかけた。
ナギ
「○○…墓参りに行かないか?」
○○
「お墓参り、ですか?」
ナギ
「ああ。○○のお母さんにも結婚の報告をしないとな」
○○
「…はい」
ナギさんの気持ちが嬉しかった。
私は頷くと、ナギさんと一緒に
庭で花を摘み、家を出た。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
ナギ、やっさしぃなぁwwwww (´□`。)
自らすすんでお墓参りとか言ってくれるの、すごく嬉しい。
ナギさまも素晴らしいのだけれども、
なんといっても一番素晴らしいのは
「伝書カモメ」くんだわ!!!!
エライ!!偉すぎる!!!
伝書カモメくんだけのスピンオフ話があってもいいくらい偉いわ!!!
いいぞ。ファンタジー。 (・ω・)b