※あくまでも個人の妄想です
※ギャグ風味OK?の方のみどぞー


・・・・・・・・・・・


「きゃー!ハヤテさん、やめてくださいー!」


「おら、トワ行けー!」


「○○さん、覚悟っ!」


「ひゃっ!冷たいっ!!」


五月だというのに、今日は随分暑くて


甲板で水遊びをする、3人の楽しそうな声が青空に響く


「こらー暖かいからって無闇に水浴びしない!すぐ着替えるんだよ!」


楽しそうなところに、水を指すのは趣味ではないけれど


このままだと、ね?


「「「はーい!」」」


なぜか、ボソボソとハヤテとトワが話してるけどまあいいとしよう


私はソウシ、このリュウガという海賊王率いる


シリウス海賊団の船医、そして


その中の紅一点、○○ちゃんの彼氏


彼女とは、突然の出会いで。ある日ヤマトを出港したあと


ナギが突然、女の子を抱えて医務室に来たんだから本当にびっくりした


でも、


一番びっくりしたのは、この私がそんな突然の訪問者に


恋をしてしまったこと


ほんと、こんなにも誰かを大切に想うことなんてもうないと、


誓っていたのに、ね。


そう、誰よりも大切な○○、


大切だからなのか、この狭い船内だからなのか、


日に日に綺麗になっていく○○に対する船員の態度にも、気になることが多い


まずは、ハヤテとトワ


歳も近くて気が合うのはわかるけど、


ゲームだ遊びだと○○ちゃんを誘っては


さっきみたいにスキを作ろうとする


まぁ、あの二人なら○○ちゃんが何か思うのともないだろうけど、


たちの悪いのは、もっと大人、


一番、スキンシップが激しいのはリュウガ


「どうだー?○○、乳でかくなったか?」


何て言って、見つけては触ろうとする


とはいえ、リュウガの女好きは○○ちゃんも知るところだし


リュウガが本気になることは、まずないだろうから


まだ、安心だけど、


そう、安心ならないのは残りの二人


最初に冷たくあしらわれた○○ちゃんが、最近たまに見せるシンの笑みに


少し紅くなってたりする、シンは自分の見せ方を知ってるよね


ほんと


航海室の掃除も、誰にもさわらせなかった舵も


○○ちゃんには、させてるよね?


まあ、私が知ってることもシンはわかってるだろうから


自分が困るようなことには、しないと思うけど、


何よりやっかいなのはナギ


あの無口で自分を出さないナギが、○○ちゃんには心を開いてるのがわかる


いや 、もちろん、船員のメンタルケアも私の仕事だから


ナギが心を開いてくれているのは、とても、喜ばしいことなんだけど、


べつに、俺の○○、でなくてもいいんじゃない?


なんて、


「おい!お前ら、遊んでるなら帆をたため!島に寄せるぞ!」


「アイアイサー!」


シンの声に、ハヤテとトワが反応して


ガチャ


「○○ーてが空いてたら夕飯の仕込みー・・」


「あ、はいっ!ナギさー」
「あぁ、ナギ、○○ちゃんはハヤテたちとシンの用事だよ、私が手伝おうー」


「ドクター?いいすけどー」


「そうと決まれば、行こうかナギ。ー○○ちゃん、あっち手伝っておいで?」


「あ、はい、ソウシさん・・」



そう、それでいい、全員の視線から○○を守る


それが私の、仕事ー


ナギが○○を、どう思ってるのかメンタルケアも合わせて


じっくり、聞かせてもらおうかなー



ガチャ



「なぁ、ソウシさん、目据わってねぇか?」


「あ、ハヤテさんもそう思いましたか?」


「おい!ハヤテとトワ!ごちゃごちゃ言ってないで早くたため!」


ったく、


どんだけ過保護なんだと、


今日は自分が尋問の餌食にならずによかったと思う、シンなのであった



・・・・・・・・・・・・


こどもの日、ミニロイつれて段ボールイベント&ドラゴンボール


暇ゆえに


ソウシさんの日常を妄想


絶対、過保護でさーお父さんは心配性だよねー





※あくまでも個人の妄想です




調子に乗って久しぶりのドSシンさん。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




「シンッ、面舵いっぱいだ!」





「アイアイサー!」



ザー・・・




海では横殴りの雨のなか、船を動かし



「シリウスをシンの女だな?ちょっと一緒に来てもらおう!」



ヒュッ・・



ドスッ



「シン、○○ちゃん連れて早く逃げて!」




「ドクター、恩に切ります」



街で絡まれた輩を撒いて




「おいっ、シン!ちょっと来い、新しい目的地の相談だ」



「はい、船長」




「あと、この港の娼館に行って・・・」



「・・はい、わかりました」



船長の依頼をこなして



カリカリカリ・・・・




ザザ・・・



たまにできた自由な誰にも邪魔されない時間は



航海室に籠って、新書を読み、新しい海図を書く



コンコンコン



「シンさん、○○です」



「・・入れ」



カチャ



ドアを開けた瞬間、ふわっと香るアールグレイの香り



「今日は紅茶か」




「はい!この前の港でナギさんと選んだんです」



・・・・



カタ、っと机の端に紅茶を置くと



そのまま○○が、こちらを見ている



「・・・何か用か?」




そう言うと、カァっと朱くなって俯く



・・・ふーん?



「なっ、なんでも、ない・・ですっ!!失礼しますっ!!」



ガチャバタバタバタ・・・




そう言えば、




ここのところ、嵐や寄港でバタバタしていて




構ってやっていなかったか?







違うな、




嵐が去って部屋に戻った時の、安堵の顔




街で追いかけられた時の、謝罪の顔




娼館に行く前の、心配そうな顔




そして、さっきの―・・・



フン、早く自分から言ってこい、○○




閉まったドアをしばらく眺めていると



また小さく、コンコンと音がした



「・・シンさん?○○です」




・・・ほらな?



「入れ」



ガチャ




ドアを閉めると、手には小さな皿



「・・・お菓子を、忘れたので」




「あぁ、置いておいてくれ」




さっと、目をそらすと、カタと小さな皿を置いた音と




少し切なそうな○○の表情




「・・・どうした?」




「あの・・シンさん?」



「なんだ?」




ギシッ



わざと面倒くさそうに手を止めて、椅子に背を預けた



「えっと、その・・疲れてない、ですか?」




「特に問題ない」




「・・ここのところ、忙しそうでしたし」



「そうだな」




「毎日、寝るのも遅かったな、って」



「まあ、お前よりは仕事が多いからな」



盆を抱えたままちょっとづつ、俺に歩み寄ってくる○○



見下げられているのに、俺がこいつを見下げているように見える



「・・・ホントに身体、大丈夫、です・・か?」




目の前で訴えかける○○は、心配そうな表情で




「大丈夫だ、と言ってるだろう?」



「うっ・・・」



言葉に詰まって、口をへの字に結ぶ



「ククッ・・」



思わず笑うと




「なっ・・何が可笑しいんですか?私はっ・・!」




泣きそうになって○○が口を開く





・・・・・



「○○・・・来い」




「あ・・・」



そっと、手を伸ばすと、カランと盆の落ちた乾いた音と




ぽす、っと俺の腕の中に納まる○○



「あ・・・シン・・さん」




俺の膝の上に乗せて、思い切り抱きしめると




そろ・・・と腕を首に回して




ぎゅ、と抱きしめ返す




「クク・・・」




「あ・・また笑ってる・・」



そっと身体を離して、顔を見ると




真っ赤になった○○が、まだ泣きそうな顔をしている




「寂しかったか?」



「う・・・」




「俺に、触れてほしかっただろう?」



「あ・・・そ、んな・・・・・




・・・・・ハイ。」




最後には、俯いて小さく返事をする



これだから、こいつは。




「○○、こっちを向け」




「はい・・んっ・・・ぁ」




腰に手を回したまま、深く口づける




俺の肩に置いた○○の手に力が入る



くちゅ・・じゅるっ・・




「はぁ、・・あ、シン・・さ・・」




それだけで上気して必死になる○○に、目を細めて




「フン、立派に育ったものだな、今晩は楽しめそうだ」




覚悟しておけ―




可愛いなんてこれっぽっちも思いはしないが、




これだから、コイツは面白い。




もっと、俺を、欲しがれー




俺に、溺れろ





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




Everyday affairs:日常の些細な事




ドSの心情

ドMの耐力



いつの日も、想い想われてるのに駆け引きしながら結ばれたい、

そんな理屈っぽいシンさんが好き






※あくまでも個人の妄想です


2011ナギ誕生日→happy birthday

2012ナギ誕生日→Fresh green

2013ナギ誕生日→And to be fine


2014ナギ誕生日→Our xxth anniversary




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



ちゃぽん



さー、



キシッ・・・



広い海の手前の浅瀬に作られたの木の桟敷から



竿を投げると小気味いい音がする



凪いでいる波の上を、軽く心地いい風が流れる



桟敷に胡坐をかいて釣りをする俺の横に、



軽くて柔らかいものが座る―



「・・・・んー釣れないねぇ」



「・・・・だな」



こつん、



と俺の左肩に○○の頭が乗る



ひょこ、と顔を見上げてくる



「・・ん?」



「ねぇ、ナギ、本当にこれでいいの?」



「何が?」



チラ、と見ただけで俺の視線は波の上の浮きに戻る



素っ気ない返事に、○○が少し唇を尖らせる



「何が?じゃないよー今日はせっかく船長がナギの好きにしていい、って言ってくれたのに!」



何で俺のことにお前がムキになるんだよ、



なんてことは思っても口にはだせねぇが、



ぷーっとしながら、俺の肩に頭を乗せたまま三角座りをして膝を抱えて揺らす姿は



なんつーか・・・



何だろな、この感じ



ふ、と笑みがこぼれる



「あ!笑ったー!!私は怒ってるんだからねー!」



「クッ・・何をだ?」



笑うのを我慢して聞く



「だって、せっかくのナギの誕生日だし、街で買い物とかっ!ケーキとかっ!」



「あー、お前したかったのか?」



「当たり前ー・・あ」



くしゃ、と○○の頭を左手でもう少しだけ自分の方に寄せて



軽く、髪の中に唇を落とす



すん、と鼻をならせば、陽だまりのなかの花の香りがした



「・・・むぅ///」



「なんだ?もう、終わりか?」



「もー・・・ナギってば、こういうのズルい」



俺の手から抜け出した○○が



正座して、頬をふくらませている



そろそろ、諦めるだろうと思った俺はまた竿に眼をやって



柔らかい風に、目を細めた



そんな俺に、もうちょっかいを出すのはあきらめた○○は



ころん、と横になると



俺の胡坐の左側に、ちょこんと頭を乗せた



「っ、お前、なにすん・・」



「ナギが構ってくれないから、お昼寝する!」



といって、ぎゅ、っと目を閉じた



「・・・ぷ」



少しだけ、頬や首が紅いのは、こいつなりに照れてる証拠で



「・・・いい子だな」



と言って、そっと頭を撫でた



また気持ちいい風が吹いて、○○のスカートを少しだけ揺らす



少しづつ力が抜けていくのが重みでわかる



「・・・釣れたら、起こしてねぇ・・?」



なんて呟きながら



右手で竿をもって



左手で○○を支えて



・・・今、襲われでもしたら、死ぬな



なんてのんきなことを想う



何も釣れてくれなくてもいい、とか



この○○の頬の柔らかさ、とか



両手でいっぱいに、何かを抱えることへの面倒くささがなくなったこと、とか



このせり上げる、温かい気持ち、とか



・・・・・正直、まだわかんねー



とりあえず、



魚、釣れなかったら、倉庫に寝かせてる熟成肉でも焼くか



酒は、たんまり在庫があったはずだ



アイツらも喜ぶだろう



そして、夜は○○を抱きしめて眠ろう



いつも通りの明日が、始まる―



柔らかい○○の唇に、屈んでそっとキスをすると



さー、



キシッ・・・



凪いでいる波の上を、軽く心地いい風が流れて



桟敷がほんの少しだけ軋んだ






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





お元気でしょうかー?



毎年この時期だけに活動する人みたいになってるー!!



はい、黄金週間なので昨日今日はおひとり様まんきつです、昨日は美容院とマッサージで一日つぶれたので今日は洗濯×3回とだらだらの日、です。



てるてる坊主です。



もう5回目のお祝いなので、ナギとはこなれた感といつまでも慣れない感を。



くそー私の昼寝にも誰か膝かしてくれー