おはようございます
先日のコチラの記事で、「教育はつまり先生の質で大きく左右されるもの、本人のやりたいことをやらせる時間の余裕をもたせる」という我が家の教育方針を紹介しました。
小学校卒業まであと2週間というバタバタのこの時期、娘イチゴの学校区から、とある能力テスト結果の手紙が届きました。
今年前半に学校区全体で実施されたNNAT3テスト
このテストは何ぞや?と言いますと、英語では、
”The Naglieri Nonverbal Ability Test (NNAT3) is a culture-fair, nonverbal measure of reasoning and problem solving abilities.”
つまり言語的以外の能力で問題を解いたり、解決する能力を診断するもの。このスコアが高く、学校区から選抜された生徒だけがGATEやGIFTEDプログラムへの参加が認められる、というもの。
起業家やベンチャー投資家、財団の設立者、科学者など、社会に貢献する分野における成功者は、モンテッソーリ教育の経験者が多く、また新しいIQテストと呼ばれるNNATテストのスコアが高いことでも知られているそうです。
学力だけでは計り知れない本人のポテンシャルを知る上でも役に立つテストとして、導入する学校区が増えているそうですね。
で、イチゴのスコアを見て夫が叫びました。
OH MY GOD!!
なんと、141点獲得の、スコア99%
”Very Superior”(極めて優秀)のランクに属していることが判明。
これは親バカでも自慢でもなく、正直、本当に驚いてます。
ところが、せっかくミドルスクールからのGATEプログラムへの参加が認められたものの、この学校区はこの夏でバイバイ(笑)。夏からはダラスの学校区なので、この結果がおそらく持ち越せないわけです。
娘の担任のミセスGから届いたメールによると、
「この結果は極めて高く評価すべきです。次の学校区に登録するときに、成績証明書と一緒に提出しなさい。可能ならばアドバンスのクラスを履修できるようにすべきです。もし次の学校のカウンセラーが私に連絡をとりたければ、いつでも喜んで応対します」
テキサスも広いので学校区によるのかもしれませんが、娘のエンロールする学校区では、6年生(中学1年)からPre-APクラスがある模様。
全米平均で考えてもどんだけ学力高いねん?って話なんですが、それだけ成績優秀者のお子さんが多いってことですね。。
伸びる子は別格扱いして別の環境に放り込み、とことん伸ばすのがアメリカの教育です。
6年生の時点でGIFTEDと認められる生徒については、カウンセラーと相談の上、学力と学習態度次第でこれらのアドバンスのクラスを受講することを勧められるそう。
ダラスに引っ越して1年目は慣れるだけで十分だし、まったくPre-APのことは考えていなかった私ら夫婦。しかし、このテスト結果をみて夫はカウンセラーと話す、と言い出してます。私はプレッシャーを与えたくないので断固反対してますが。
こういうところが国際結婚の面倒あるある
無難にいきたい日本人と、どこまでもアグレッシブなアメリカ人
改めて、我が家が貫いている方針は以下です。
1)数学に力を入れて、創造的な問題解決能力を養う。
2)読書の時間を毎日とり、読解と知識の増幅を図る。
3)日本語教育の負担を軽くして、日本語が嫌いにならないようにする。
4)本人が好きなお友達と遊ばせる(無理に日本人と遊ばせない)
5)宿題と家事手伝いをすませたら好きなことをさせる。やりたいことはすべて自分で獲得するシステム。
6)習い事でがんじがらめにせず、意味のあることだけをさせる。
というわけで、長距離引っ越し、マイホーム建設、という人生最大の大忙し祭り絶賛大放出中のタイミングで娘のポテンシャルを知らされ、更にワタワタ感がパワーアップしているハーパー家
新居がクロージングしたら、さっそくカウンセラーと履修登録のアポをとりたいと思ってます。
コチラの記事もおススメです。