おはようございますコーヒー

 

昨日こんな記事を見つけましたひらめき電球

 

JR東海が線路などのインフラ建設と、運行の技術提携の受注を果たしたテキサス新幹線の開通予定区間、ダラス~ヒューストン間に、他社も参入する可能性がでてきました。

 

アメリカの民間の旅客鉄道会社ヴァージントレインズUSAが打ち出した事業計画の中に、ダラス~ヒューストン間の路線も含まれているそうですびっくり!!

 

ご存知ヴァージングループは、英国の実業家で冒険家でもあるリチャード・ブランソン氏が起業した、低価格と高サービスを売り物にする多角企業です。

 

中古レコードの通信販売で創業し、今では音楽、映画館、航空業界、鉄道事業、金融など多くの分野に進出しています。英国のヴァージントレインズは、ロンドンと英国北西部の主要都市を高速で結び、快適で最先端、またおしゃれな車内を売りに、ビジネスマンからシングルトン、ファミリー層と幅広い客層を取り込むことに成功しています。

英国版の写真をおかりしました。こちらはアッパークラス。

ヴァージンのコーポレートカラーである紫と赤を基調に、かなりテンションの上がる車内デザインですねラブ!乗りたい乗りたい(笑)!

 

 

こちらはスタンダードクラス。4人席はテーブルがあるので、ファミリーやグループにはたまらないデザインです。

このヴァージントレインUSAは、現在フロリダ州マイアミ~ウェストパームビーチ間を1時間15分で結ぶブライトラインという鉄道路線を運営しています。

(写真はイメージです)

 

先日の株式公開に合わせて発表されたヴァージントレインUSAの事業計画書には、テキサス線のほか、シカゴ~セントルイス間、ロサンゼルス~サンディエゴ間など大都市を結ぶ区間もあるそうですびっくり

 

ヴァージンは、移動距離が300~500km車では遠すぎるが、飛行機では近すぎるという区間に目を付けて、在来線や貨物線など、既存の線路も活用しながら、できるだけ安価に鉄道サービスを提供し、幅広い顧客を取り込むのが狙いのようです。

 

さて、ダラス~ヒューストン間は、なぜにここまで注目されているのでしょうね?

ズバリ、その区間を通勤、移動している人たちが多いからですビックリマーク

 

統計によると、週5万人が、週1回以上この区間を自動車、また飛行機によって移動しており、ダラス一帯への人口流入に平行して、この数字はこの先もどんどん増えるという見込みがあるからです。そして、渋滞緩和への努力、エコ意識を高く持つ州政府、州民でありたい、という願いも込められています虹

 

テキサス・セントラル・レイルウェイ(TCR)という民間会社が、新幹線のインフラと運航方式を採用して建設する計画を進めています。工事と試験走行が予定通りに完了すれば、開通の見込みは2022~2023年とのこと。(事業資金が順調に調達できればですが。。)

 

ご存知、新幹線の線路は最高時速330kmの走行に耐える強度が必要で、地元住民の理解を得ながら、新たな線路から建設しなければなりません。その事業費は膨大なため、シティグループ、三菱東京UFJ銀行、国際協力銀行らが融資をする計画ですが、まだまだ事業費には不足しているようです。

 

 

テキサス新幹線のプロモ動画はコチラ

 

しかし、注目すべきは、このTCRが民間の鉄道会社だということ。

オバマ政権でも話題となりましたが、全米の高速鉄道計画は大半が公主導であったため、長い年月をかけた後に必ず資金難で白紙に戻る、、ということを繰り返していますガーン

 

アメリカの政治家や州議員は、選挙資金を援助してくれる自動車産業、航空業界との癒着も大きいことは誰もが知る事実ですから、わざわざそんな大金をかけて鉄道を作る、という必要性を、市民の希望とは別の世界で潰しにかかる気質がありますダウン

 

また車社会のアメリカ。時刻表を見ながらスケジュールを工面し、公共交通機関を利用して生活する、という先進国では当たり前の生活習慣そのものが根付いていない地域の方が多いんです。

 

それらのブラックな結果を招かぬよう、民間主導でやり遂げようとしているTCR、そして技術提携によって、日本が誇る世界一の新幹線を、アメリカで走らせようとしているJR東海、かなりカッコいいなまじかるクラウン

 

日本のみなさん、アメリカ在住のみなさん、テキサス在住のみなさん、またテキサスに移住を検討しているみなさんも、一緒にワクワクしながらJRとTCR、そしてヴァージントレインUSAを応援しましょうウインク

 

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