切開リフト?手術後の経過「こんな感じ」です(もみあげ/耳の後ろ) | プラネット整形外科

 

 

「失敗すると、もみあげがおかしくなるって聞くけど……」
「髪を結んだら、耳の後ろの傷跡が見えないかな?」



切開リフティングを検討されている方が、最も長く悩まれるポイントは、効果についてだけではありません。

「もみあげがおかしくなったらどうしよう?」
「耳の後ろの傷跡は目立たないかな?」

こうした不安を抱えている方が多くいらっしゃいます。

検索窓に「切開リフティング 術後経過」と入力すると、劇的なビフォーアフター写真はたくさん出てきます。

しかし、もみあげがどのように変化したのか、耳の後ろの傷跡がどの程度見えるのかについて詳しく説明されているものは、意外と多くありません。


若々しく見えるようになる代わりに、髪を結べなくなったらどうしよう。
もし傷跡のせいで不自然に見えてしまったらどうしよう。
その不安な気持ちは、私は十分に理解しています。

医師として長年手術を行ってきて感じることは、「自然さ」が最も重要だということです。

そこで今回は、切開リフティング後に実際にどのような状態になるのか、特にもみあげの変化と耳の後ろの傷跡について、正直にお話ししてみたいと思います。



<手術後の耳の傷跡 10日目>


(左)手術前 (右)手術10日目


もみあげは、長さよりも「位置と境界」が重要です

カウンセリングをしていると、**「もみあげが短くならないですか?」**という質問をよく受けます。

切開リフティングは、皮膚を一部切開し、リフトアップした後に縫合する手術です。

皮膚の位置が移動するため、もみあげの位置にもある程度変化が生じることがあります。

ただし、手術時に境界と方向を正確にデザインすることができれば、もみあげの位置変化が問題になるケースはほとんどありません。

例えば、

・もみあげが耳側に巻き込まれたように見える
・ヘアラインが後ろに引っ張られたように見える
・境界線が突然折れ曲がって見える

このような状態になると、人は「何か手術をしたようだ」と感じてしまいます。

これを防ぐためには、顔の輪郭から自然につながっているかを確認できることが重要です。

そのため手術前には、顔の形、頬骨の形、皮膚の余裕などを総合的に考慮し、どの程度、どの方向へ移動させるのかをあらかじめ計算する必要があります。

この過程を十分に設計すれば、もみあげの変化はほとんどないか、変化があったとしても、ご自身の顔立ちに自然になじむようになります。


<手術後の耳の傷跡 7日目>


(左)手術前 (右)手術7日目


耳の後ろの傷跡は、長さよりも「張力とデザイン」が重要です

切開リフティングは通常、ヘアラインの内側から始まり、耳の前を通って、必要に応じて耳の後ろまで切開を延長します。

多くの方が、**「切開が長ければ、傷跡も大きくなるのではないですか?」**と質問されます。

直感的には、そのように感じるかもしれません。

しかし、実際に傷跡がどの程度目立つかは、単純な長さよりも、切開する位置、皮膚の切除量、縫合方法、そして何よりも「張力の分散」に大きく左右されます。

リフティング手術の核心は、皮膚を単純に上へ引っ張ることではありません。

必要な範囲でSMASなどの支持層を適切に剥離・固定し、皮膚にかかる力を減らすことが重要です。

皮膚だけに力が集中するように設計されていると、個人の皮膚の特性(弾力、厚さ、体質)によっては、傷口が開いたり、耳の形が変化したり、再びたるみやすくなるリスクが高くなる可能性があります。

そのため、支持層に張力を分散させて固定する方法が重要になります。

テントを設営するときに、布だけを引っ張るのではなく、下の構造をまずしっかり固定するのと似ています。

耳の後ろの切開は、通常、髪の毛の内側や耳と頭皮の境界線に合わせてデザインします。

横から見たときに、影になるラインの中に隠れるようにすることが必要です。

<手術後の耳の傷跡 7日目>


(左)手術前 (右)手術7日目

ただし、切開線を過度に上へ移動させたり、皮弁(切開後に残った皮膚組織)にかかる緊張や血流の条件が不利になると、傷の治癒が遅れ、傷跡が目立つ可能性もあります。

そのため、切開位置は単に「隠しやすい場所」というだけでなく、緊張と血流の両方を考慮して決定する必要があります。


耳の後ろの傷跡と同じくらい、耳の前側の傷跡も非常に重要なポイントです。


<1ヶ月目/3ヶ月目>



私は手術前に、もみあげの位置が変化する可能性や、ヘアラインが移動する範囲について十分にご説明したうえでデザインを行います。

切開リフティング後の仕上がりは、単に「シワが伸びた顔」ではありません。

耳の後ろのラインがどのように隠れているのか、もみあげの境界が自然なのか、耳の形がそのまま維持されているのか。

こうした部分まで含めて完成してこそ、本当の意味での仕上がりと言えると思います。

そして、医療スタッフに直接、その部分をどのようにデザインするのかを聞いてみてください。

ブログをフォローしていただければ、実際の経過や細かな変化の写真もさらにご確認いただけますので、判断の参考にしていただけると思います。

 

 

 

 

 

 

 

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