切開リフト再手術、たるんだ皮膚を引き上げるだけで解決するのでしょうか? | プラネット整形外科

 

 

 

こんにちは。

プラネット美容整形外科 代表院長のシン・ドンウです。

顔のリフトアップ手術を受けたのですが、
1年でまた顔がたるんできた気がします。


先日、切開リフト再手術のカウンセリングのためにご来院された患者様がおっしゃっていた言葉です。

手術を受けてまだ1年しか経っていないのに、顔がまたたるみ始めたとおっしゃっていました。

実際に再手術のカウンセリングを行っていると、これと似たお悩みを抱えている方にお会いすることが少なくありません。

そこで今回は、切開リフト再手術で満足のいく結果を得るためには、どのような点を重要視する必要があるのか、詳しくご説明したいと思います。



<プラネット 切開リフト Before / After>


(左)手術前 (右)切開リフト手術 1ヶ月目



切開リフト再手術、なぜ初回手術より難しいのでしょうか?

多くの方が、切開リフト再手術は難易度が高いという話を聞いたことがあると思います。

再手術が難しい最大の理由は、一度手術を受けた組織をもう一度扱う必要があるためです。

初回手術後には、皮膚とSMAS層の間に瘢痕や癒着が生じることがあり、組織の厚さや動きにも変化が生じる可能性があります。

実際に再手術に関する研究でも、以前の手術後に線維化や癒着、組織層の変化が確認されており、

このような解剖学的な変化が再手術の難易度を高める要因とされています。


(左)正常な組織 (右)癒着が生じた組織

つまり、切開リフト再手術は単純に「組織をもう一度引き上げる手術」と考えてはいけません。

初回手術による変化と現在の組織の状態を正確に確認し、それに合わせて手術方法を改めて設計するプロセスとして考える必要があります。



切開リフト再手術、SMAS層をどのように扱うのでしょうか?

それでは、再手術でSMAS層をどのように扱うのか、その過程を具体的にご説明します。

まず、癒着した組織の中からSMAS層の境界を再び見つけ出す剥離作業から始めます。

正常な組織とは異なり、再手術の場合は層と層の境界が明確に区別できないため、皮膚・脂肪・SMAS層を一層ずつ慎重に分離していく必要があります。

この過程で顔面神経の位置を確認したうえで、神経の走行を避けながら剥離範囲を決定します。



剥離が終わったら、残っているSMAS層の厚さや弾力を直接確認します。

初回手術ですでに剥離・縫合された部分は、組織が薄くなっていたり、本来の位置から移動している場合が多いため、

残っている組織の状態に応じて、剥離範囲や固定方法をその都度適切に判断する必要があります。

引き上げる方向や固定する位置も、初回手術とは異なります。

前回の手術後にたるんだ部分や組織が移動した方向は、人によって異なるためです。

 



そのため、現在の状態を確認したうえで、それに合わせた方向へSMAS層を引き上げて固定することが重要です。

つまり、

1)組織層の状態を改めて把握し、
2)それに合わせて手術方法を調整することが、


再手術で最も注意すべきポイントとなります。


切開リフト再手術、なぜリガメントの剥離が重要なのでしょうか?

先ほど、再手術で重要に扱うべきなのはSMAS層だとお話ししました。

では、SMAS層を希望する方向へ十分に引き上げるためには、どうすればよいのでしょうか?

それが、「リガメント(保持靭帯)」を適切に解除することです。

リガメントは顔の組織をしっかりと支える役割を担っているため、そのままの状態では、たるんだ組織を希望する位置まで十分に移動させることが難しくなります。

そのため、必要な部分のリガメントを適切に解除したうえで、たるんだ組織を希望する方向へ移動させる必要があります。

 



ただし再手術では、初回手術によって組織の間に癒着や瘢痕が生じている可能性が高いため、組織の状態を一つひとつ確認しながら、丁寧に剥離する必要があります。

また、リガメント周辺には顔面神経に近い部分もあるため、正常な組織層を確認しながら慎重に剥離することが重要です。

この過程で組織層を正確に見分けることができなければ、神経損傷や左右差などの副作用につながる可能性があるため、執刀医の経験と技術力が結果に大きく影響します。

 


 


再手術で手術時間よりも重要なこと

切開リフト再手術のカウンセリングをしていると、手術時間について気にされる方もいらっしゃいます。

再手術は、一度手術を受けた組織を再び扱う必要があるため、初回手術よりも手術時間が長くなる可能性があります。

前回の手術でどの層まで処置を行ったのか、皮膚やSMASの状態がどうなっているのかによって、必要となる剥離や修正の範囲が異なるためです。


特に再手術では、変化した組織の状態を一つひとつ確認しながら必要な部分を修正していく必要があるため、手術時間を無理に短縮することは難しいです。

つまり、切開リフトでは、手術をどれだけ早く終わらせるかではなく、


1.必要な範囲を正確に剥離し、
2.組織を希望する位置へ移動させ、適切に固定すること


に重点を置く必要があります。


<プラネット 切開リフト Before / After>


(左)手術前 (右)切開リフト手術 3ヶ月目

今回は、切開リフト再手術において重要に確認すべきポイントについてご説明しました。

石灰リフト再手術は、過去の手術による変化まで考慮する必要があるため、必然的に難易度が高くなります。

しかし、現在の顔の組織の状態を正確に把握し、それに合った方法を選択することで、十分に良好な結果を期待することができます。

初回手術後に満足のいく結果を得られなかった方も、あまり心配せず、専門医に相談して適切な解決方法を見つけていただければと思います。

もし同様のケースで再手術をお悩みの方がいらっしゃいましたら、私たちプラネットまでお問い合わせいただいても構いません。最善の解決策を一緒に探していきたいと思います。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

プラネット美容整形外科 代表院長、シン・ドンウでした。

 

 

 

 

 

 

 

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