こんにちは。
プラネット整形外科代表院長のシン・ドンウです。
ブログのコメントを見ると、「顔のリフトアップ手術とは具体的にどのような手術ですか?」とご質問をいただくことがあります。
顔のリフトアップ手術とは、つまり**フェイスリフト(SMASリフト)**のことを指します。
おそらく、最初からフェイスリフトを検索して来られる方はそれほど多くないと思います。
糸リフトやレーザー施術を先に受けてみたものの、期待していたほどの効果が得られず、自然とここにたどり着かれる方がほとんどだからです。
特に50代以降になると、シワやたるみは皮膚表面ではなく筋膜層から始まるため、簡単な施術だけでは改善が難しくなります。そのため、顔のリフトアップ手術まで検討されるようになるのです。
しかし、「施術よりは効果が高そう」というイメージはあっても、実際にどの部分をどのように処理し、どのような変化が期待できるのかまではよく分からないという方も少なくありません。
そこで今日は、この部分についてお話ししたいと思います。
フェイスリフトがどのような原理で行われ、どのような結果につながるのかを、できるだけ分かりやすくご説明いたします。
施術を受けても期待したほどの効果が得られなかった方、あるいはより確実で長持ちする変化を求めている方は、ぜひ最後までお読みください。
〈プラネット ミニプラスアップリフティング 術前・術後〉
目次
- 顔のリフトアップ手術は、思っている以上に深い部分を扱います
- 顔のリフトアップ手術で、どこまで改善できるのでしょうか?
1.顔のリフトアップ手術は、思っている以上に深い部分を扱います
顔のリフトアップ手術の原理を理解するためには、まず顔がどのような層で構成されているかを知る必要があります。
顔は大きく、皮膚 → 脂肪層 → SMAS(筋膜層)の3つの構造から成り立っています。

多くの方は、加齢によるたるみを単純に「皮膚の問題」と考えがちですが、実際はそうではありません。
顔のたるみは、一つの層だけの問題ではなく、
*皮膚の弾力低下
*皮下脂肪の変化(減少や位置の移動)
*SMASを含む支持組織の弾力低下
が複合的に作用して現れる変化です。
そのため、この問題を改善するためには、それぞれの層で起きている変化を同時に整える必要があります。
ここで、リフトアップ手術の核心が出てきます。

フェイスリフトは、皮膚の下にあるSMAS層まで直接アプローチして行われます。
下垂したSMAS層の組織を上方向へ移動させて固定し、余った皮膚を適切な量だけ切除して縫合することで、乱れてしまった顔の構造を本来の位置へ戻します。
つまり、表面だけを無理に引っ張るのではなく、内部構造と外側の皮膚を同時に整えることで、自然な仕上がりにつながるのです。
もちろん、切開と縫合を伴う手術であるため、簡単なリフトアップ施術と比べると一定期間の回復は必要です。
しかし、構造的なたるみを根本から改善できるため、より確かな効果が期待できます。
2.顔のリフトアップ手術で、どこまで改善できるのでしょうか?
先ほど、顔のリフトアップ手術は皮膚の下にあるSMAS層まで直接扱う方法であることをご説明しました。
では実際に、どのような効果が期待できるのでしょうか。
まず最大の特徴は、特定の部位だけではなく、顔全体の印象が改善されるという点です。
たるんだ頬が整うことで、深くなっていたほうれい線が浅くなり、ぼやけていたフェイスラインもよりシャープになります。
また、場合によっては顎下のたるみが改善されることで、首のシワまで滑らかに整うこともあります。
さらに重要なのが、効果の持続期間です。
たるみの原因となる構造そのものを改善する方法であるため、効果も長く持続します。
一般的には5年以上持続することが多く、個人の状態によっては10年近く維持される場合もあります。
一度の手術で長期間効果が持続するため、施術のように定期的に繰り返す必要がないという点も特徴です。
ここまでお話しすると、
「変化が大きい分、不自然な顔になってしまうのでは?」
と心配される方もいらっしゃいます。
もちろん、皮膚だけを引っ張った場合には、不自然な印象になる可能性があります。
しかし、SMAS層まで一緒に整えることで、顔全体が安定して引き上がり、違和感は大きく軽減されます。
人工的に引っ張ったような印象ではなく、もともとたるみのなかった顔のように自然に見えるのです。
つまり、フェイスリフトは表面だけを整える手術ではなく、顔の構造そのものを正しい位置に戻す手術です。
だからこそ、変化がはっきりしており、その結果も長く維持されると言えるでしょう。
〈プラネット ミニプラスアップリフティング 術前・術後〉

(左)手術前
(右)ミニプラスリフティング+脂肪移植(ほうれい線)6か月後
今日は、顔のリフトアップ手術の原理と効果についてご説明しました。
もちろん、すべての方に手術が必要というわけではありません。
たるみの程度や原因、そしてお一人おひとりの状態によって、適した方法は異なります。
しかし、施術を繰り返しても満足できる変化が得られなかった方、あるいはより確実で長期間維持できる結果を望まれる方にとって、フェイスリフトは一つの有力な選択肢となるでしょう。
何よりも大切なのは、十分なカウンセリングを通じて、ご自身の状態に合った方法を見つけることです。
ぜひこの点を念頭に置き、ご自身にとって最適な選択をしていただければと思います。
ご不明な点がございましたら、コメントまたはプラネット整形外科までお気軽にお問い合わせください。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、プラネット整形外科代表院長 シン・ドンウでした。















