本当にこの世界はくだらないね。

膝をついて、頭を垂れる。

いくらでも愛想笑いをしてあげる。

あなたが望む「私」でいてあげる。

あなたが望む「事」をしてあげる。

「都合のいい」、「私」でいてあげる。

だから望んで。

あなたに縋り付くこの手を、

あなたに委ねたこの首を。

あなたのその手で切り落とされるまで。

私は「私」

自分で自分を「頑張っている」と評価しても。

要は他人からそれが見れているのかどうか。

目の前で倒れ込んで血反吐でも吐かなきゃ認められない。

いくら「頑張っている」と言ったところで

「どこが?」と言われてしまえばそれが「頑張っていない」と見なされる。

自分さえ分かっていればいいじゃない、とあなたは言うけれど。

それじゃあ意味がないんだよ。

自分の存在価値なんて自分でなんか決められない。

誰かに認めてもらえなきゃ速攻で切り捨てられる世の中じゃないか。
抱き締めてもわからなかったものが、

抱き締め返されてやっとわかった。

愛しただけじゃわからなかったものが、

愛されて初めてわかった。



ああ、届かないのがこんなにも苦しいんだな。

苦しくて、

とても痛い。


ほんの些細な事でもいい。

口角を上げる。

一日一度、それが出来たなら。

その日はきっと「幸せな一日」となる。
誰かが「あっち」と指差さなければちっとも前へ進めない。

そうやって前へ進んだ所で納得できない。

こうして自分で歩いてみれど、

どこに向かっているのかさえわからない始末。

ねえ、どこへ行くの?

すれ違った老人が「天国がいいな」と笑う。
今日の自分に

よく頑張ったね。

お前はいい子だよ。

明日はきっといい日になる。

そう言いながら横になろう。

幸せはそこから始まる気がするよ。
声が枯れるまで叫んだ。
叫んだ後に気が付く。
ああ、まわりには誰一人いなかったんだと。
必死に問い詰めていたのは誰でも無い、自分自身だった。
助けを求めていたのは、何ひとつ出来やしない、怯えているばかりの自分。

間違ってなかった。
世界に自分一人だけなんじゃないかという孤独感は。
結局、私の世界を救えるのは私だけなんだ。

君じゃない。
だから、お願い。
中途半端に救いたがるのはやめて。

誰も助けてなんかくれない。
喚いても、
泣き叫んでも、
神様、助けて。
そう呟いてみたって。

なにひとつ変わらない。

この世界は本当に地獄そのもの。
吐き気がするような人混みの中。
ここにいると、私の生きてていい理由が見当たらない。
ここにいても、どこにいても。
ねえ、誰かといれば見つけられる?