PLAN DO  -2ページ目

『PLAN DO UP!!』 メルマガ8月号です♪

今回のブログは、杉山さんらしさあふれる、深い言葉が紹介されています音譜

「DoじゃなくてBe」

これは何を意味する言葉なのか、ぜひ読み進めてみてくださいアップ


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
+前のめりな社長のブログ :「Be」というスタンス
-----------------------------------------------------------------
不動産の仲介という仕事。
特にPLAN DOは売主サイドで利益の最大化を目指すポジションでの
仕事をミッションとしている。
不動産は高額で、他に代わるものがないという特性があり、
当然顧客も千差万別のいろんな人がいるため、
単純に「高く売るためにがんばります」
そして「売れました」「売れませんでした」というものではない。

顧客が、いわゆる善人であったとしても、
自分の物件だけは特別であるとの思い込みから
相場を逸脱した売値に固執したり、
相場を分かってはいても、相場を逸脱して買ってくれる
゛夢の買い主”に期待したり。

また、価格に多大な影響を与える「瑕疵」を軽視していることも多い
(逆に、潜在価値に気付かず「もっと高く売れますよ」ってことも
あるけど)。

だから、教科書的にいえば、きちんと調査して、査定し、
売却方法と価格の提案をして、納得してもらって、売却活動をする―――。
ってことだけど、もちろん実務の現場ではいろんなことが起こる。

単純に価格の話で、
「1億以上の値付けでは反応ありませんよ。さらしものになりますよ」
なんて言っても、
「分かっているけど、出回り物件にならないように1憶2000万円で売ってくれ」
と言われることは日常茶飯事だし、
だったら8000万円の買付けはもちろん無理だろうと思い、無断で断ったら
「なんで相談してくれないんだ!!」と怒られたり。

価格ならまだ分かりやすいけど、手付金の額だったり、
引き渡しの時期だったり、測量や境界など、第三者の絡む条件だったりすると
何を受け入れて、何を断り、何を売主に相談するべきなのか……。

繰り返すが、売主は十人十色で、一筋縄にはいかない。
不動産の実務や法律や慣習など、最低限の知識はもちろん必要だけど、
そんな交渉の現場では、小手先のテクニックをどれだけ知っていても、
実はあまり役に立たない。

いくらウチが駆け引きは嫌いだと思っても、駆け引きの交渉をしないと
納得できない人(関西人気質?)だって多い。

『 Doじゃなくて、Be 』

セラピスト石井裕之さんの言葉。
石井さんの教えは、
「大切な人を幸せに導いていくには、
何をするかじゃなく、どうある(存在する)べきかが本質だ」
というもの。

すごく納得できた。
そして、仕事をする上で、本当に大事だなって痛感した。

不動産売買の実務の現場では、
売主、買主を中心とする様々な人の思惑が大きなエネルギーとなって
錯綜する。

この中で、とにかく顧客を怒らせないという目先のことにとらわれたり、
全く無理と思える要求をとりあえず引き受けたり、
というふうに本質を見失うと、顧客の利益を損ねるだけでなく、信用も失う。

コンサルティングというポジションにおいて、自分はどういうスタンスで仕事をするのか。
錯綜するエネルギーに右往左往することなく、
「誰のために、何を大切にして、行動するのか―――」。 Be 。

信念を持ったスタンスで「在る」ことが、
すべての人の信頼に値するはずだ。
それが、PLAN DOメンバーの目指すものでありたい。

2008.9.1.

7月号 ブックレビュー&今日の杉山さん

7月号のブックレビューと、今日の杉山さんのコーナーです。

今回のブックレビューは、初の小説です音譜


―――――――――――――――――――――――――――――――――
+PLAN DO 的 ブックレビュー :「さまよう刃」
                (東野圭吾著/朝日新聞社)
-----------------------------------------------------------------
毎月交代で、1人1冊ずつ本を紹介していきます。
さらに!その月に紹介された本に対して「自分も読んでこう思った!」
という意見がある人は、そのご意見を花岡まで投稿してください。
次号で掲載させていただきます!
今回は、高野さんのオススメブック。
今までとは毛色の一味違う、小説の紹介です。


「現在の日本の法律は、いったい何を守ろうとしているのだろうか」
読み進める中で、こう考えずにはいられなくなった小説でした。
この小説の主人公は、少年たちによって殺された娘の仇を討つために、
犯人の一人を殺害し、自分も逃亡します。
自分にとって最も大切な存在である娘を、残酷な形で奪ったにも
かかわらず、少年法のもとに守られ、裁かれない犯人たち。
法律とは何か、警察とはなんなのか。復讐は罪なのか。
遺族のやるせない気持ちが、リアルに、痛いほど伝わってきて、思わず
日本の法制度について考えさせられました。
お盆休みで、仕事から少し距離を置く合間に、普段だったらあまり考える
時間を持てない“日本の社会問題”に想いをめぐらすのも粋な夏の過ごし方
かもしれません。

―――――――――――――――――――――――――――――――――
+今日の杉様
--------------------------------------------------------------
お酒の前には気合い入れのウコンドリンク、
二日酔いの翌朝にはいたわりのトマトジュース……ってことで、
今日も飲みに行ってきます!!(木上)

『PLAN DO UP!!』 メルマガ7月号です♪

メルマが7月号、社長ブログですひらめき電球


プラン・ドゥ社員がプロの不動産コンサルティングとして、どういう立場であるべきかを

考える内容になっていますアップ


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
+前のめりな社長のブログ :相場とトレンド
-----------------------------------------------------------------


不動産には、相場が存在する。

そして、不動産の取引価格は、
値上がりトレンドの中では、
プレーヤーの相場観よりも高値で取引され、
値下がりトレンドの中では、
相場観よりも安値で取引される。
しかも、プレーヤーが、「こんな価格で……。」と思うような価格で。

では、相場とはなんだろう?
それは、値上がり傾向なのか、値下がり傾向なのか、
というトレンドを踏まえたものでなければならないはずだ。

そんなの、あたりまえな話しじゃん。
まさしくあたりまえ。
しかし、自分がプレーヤーとして、
特に売主や買主の場合は特に、このトレンドを見誤る。
と、いうか正確には「甘く」とらえる。

そうして、値上がりトレンドでは、相対的に買主が多い売り手市場であり、
値下がりトレンドでは、売主が多い買い手市場であるにもかかわらず、
往々にして、値上がり局面で「安い物件」を求め、
値下がり局面で「高値の買い手」を探す。

これは、プレーヤーがマーケットの渦中にいるために、
今までの相場観に引きずられて、「感情的」になっているからだ。

冒頭の話に戻るが、
トレンドは、現状のマーケット価格から
外れた価格で取引されるから形成されていく。
これを理解していないと、常に「後追い」となってしまう。

しかし、トレンドは作り出すことはできない。

われわれができるのは、
トレンドを踏まえた上で、あえて逆方向から焦点を当てて
値上がり局面の中で、誤って(引きずられて)高値の評価をすることや、
値下がり局面の中で、潜在的価値をみつけられないことをしないよう、
常に、最大の好奇心を持ちながら、細心の注意を払い、
最適活用方法を考え、最適事業者を見つけ出すこと。

現状の相場観に左右され、「高い」「安い」と批評家になることなく、
不動産の本質を見極めることと、
トレンドを把握することにスタンスして
仕事にあたりたいと思う。

2008.8.1.