捉え後の世界(捉え暦):7ヵ月
原始体操開始から:7ヵ月20日
検証理論:北京原人理論(重心力トレーニング)
2019年1月10日で満1年9ヵ月で、本日は1月12日。2日過ぎてしまったが、とりあえず満1年9ヵ月としてメモする。2019年最初のメモ。
●体操にプラスアルファ
体操は日課のものと変わらないが、最初の2つの体操をする際に手を頭の後ろで組むことにした。自分にはたったこれだけでかなり負荷が増す。前バージョンよりも肋骨上部や首回りの癒着がパリパリと音を立てるようにほどけるので続けていこうと思う。ただし、大事なのは胴体の動きなので、手を組む前に反る丸める伸ばす縮めるの動きを確認してから行う。
また、手を組んだ後にしっかりと肩周りの力を抜いて肩が上がらないようにする。
●長座
自分は本当にガチガチの身体で膝は伸びない腰は後傾で全然できなかった。え?まじ?かた!って感じであった。本当に最近になって、ようやく腰が後傾せずにさらに膝も伸ばせる状態になってきた。ただギリギリという感じ。繰り返すが本当にかたい!特に毎日やっていたわけではないが、座骨・恥骨▽が芽生えてきたあたりからなんとなくできるようになってきた。
もちろん、重心力トレの一つに長座をした時の連動を妨げないストレッチ方法がつぶやかれている。
①片脚を伸ばし、もう一方は胡坐のように曲げる。
②伸ばした脚側の股関節に乗る。
③伸ばした脚の膝が伸びていることを確認する。
④その状態で上半身をいわゆる「反る」動きで伸ばす。
⑤上記の状態で股関節から折るように前に倒す。
⑥その後今度は鳩尾から上だけを「反る」ように伸ばす。
⑦上記の状態で再度前に倒す。
⑧最後は首だけを起こして伸ばす。
⑨再度前に倒す。
こうすると、踵―膝ー股関節ー背骨―後頭部が連動して身体全体が伸びる。
しかし、本当に硬い自分は最初の大事な注意点である「股関節」に乗ることができなかった。なぜなら骨盤が後傾して後ろに落ちちゃうから(笑)。さらに膝は伸びない。
「股関節の捉えのない動きは上達しない」という大前提があるので、はい!保留という感じでそのうち捉えられるぐらい柔らかくなったら再度やることにしていた。
現在は上記の連動ストレッチが可能なので、たまにテレビを見ながらやっている。
興味深いのは、長座もまともにできない状態でも
①立ち・座り・歩きにおいて「股関節の捉え」は明確だし、
②重心移動もできるし、
③胸・首の付け根を独立して動かしたり、
④背骨全体を連動させたり、
⑤中心軸が確立されていたり、
と色々と出来ることである。
これは長座が正確にできても、「股関節の捉え」ができているとは限らないことを意味する。もう少し言えば、ストレッチ的な柔軟性が必ずしも胴体深部の柔軟性と比例するとは限らないということである。その最たる例が、まさに自分である。
おそらく現段階の自分の長座を見たら、まさか「股関節の捉え」ができるある程度胴体深部が柔らかく動く人だとは思わないと思う(笑)。それぐらい長座の外見はまだまだ硬い。
自分の硬い身体をもう少しアピールしておく。
名称が分からないのだが、横座り(左右お尻は地面につけて一方の足は前で、他方は後ろ)した時、後ろ足側のお尻が地面につかない(笑) 硬い!
しかし面白いことに、前の脚側の股関節には乗れるし、座骨・恥骨▽が分かる。
ちなみに硬い人でも「股関節の捉え」はできる(最初はもちろん無自覚)。それが北京原人姿勢=誰でもできる股関節の捉えである。「股関節の捉えのない動きは上達しない」に従うなら、ストレッチはまず無視してまずここから始めればよいと思う。まさに自分が採用した方法である。
何かトレーニングや体操やストレッチをやろうとして、「股関節の捉え」がキープできないと思えるものはやる必要ないような気がする。
始まりはいつも北京原人から。