料理苦手母。それでも必要性から
もがきながら台所に立つ記録です
やっているとそれなりに面白いことも
だんだん増えてきました
今年もお味噌の仕込みを
しました
今回で3度目。
今回からお味噌を作る会自体を
お手伝いする側になったので
「今年はやらないでいいっか…」
とかいう選択肢もなく…
背中を押される感じで味噌仕込みの
意識が沸いたので良かったです笑
初めての味噌作りで、2年寝かせ
いきなり熟成味噌を作った母…
今回仕込むにあたって、
甕を空けないといけないので
ちゃんと出来上がった頃に
去年仕込んだ分を開封しました
カビ写真出ます↓
やっぱり毎回引いて
しまうのですが
もう表面類はそういうものっ
と割り切ればいいのよー。
と先輩方の言葉で、これも
作り続けていけば気持ちも
慣れるのだろうか…。
タッパー6つ分ができました
国産の安心、安全大豆で作れて、
塩、米麹だけで作ったお味噌。
市販のものは流通、衛生管理の
問題上、発酵が止められています。
でも手作りすると発酵が止まらず
複雑な菌の世界が出来上がって
いく、しかも家庭ごとのオンリーワンな
お味噌を作ることができます
という点が大きな魅力
ということで開けたところ、
しばらくはかなり独特の香りが
最初は
これ、失敗してる…??
とかなり疑心暗鬼で、お味噌作りの
先輩方にも状態相談…。
でも火にかけてお味噌汁にすると
クセあるニオイもなくなり
普通に食べられます。
という点で「それ発酵のニオイだと
思うから大丈夫大丈夫」
と言われ。
そして冷蔵庫に入れておいた
ところ、期間が長くなってくると
ニオイもほぼしなくなり。
なるほど。
発酵が弱まってきた、という
ところで納得
発酵の面白い状態変化を
まさに体感
初回で熟成味噌にしてしまったが
ために正規な味噌仕上がりの
状態を知らずでしたが
今回の流れで、また一つ
味噌作りの過程を学べました
ということで我が家は日々
生きた元気な菌達が沢山
いるお味噌を頂くことが
できております
日々の腸環境ケアにも
ありがたいことです。
そして今回の仕込み
ブログしていると本当に
ノート代わりになって
便利ですねー
去年のものを振り返って
思い出しながら事前準備。
味噌を仕込む日の前に
大豆を煮るスケジュールで
考えていたのですが。
日中予定ができたので
色々なことを逆算。
まずは浸水。
今回も我が家にある大きな鍋
2つ分を占領
今回は色々再調べして18時間
たっぷり時間で浸水させました。
去年の反省を思い出し、お水も
たっぷり入れておき笑
しわしわ豆が膨らんでふっくら
状態に
そして煮る工程。
仕込む前日で持っていける状態に
なるよう、ちょうどいい
タイミングで
煮たかったのですが。
日中、予定ができたために
結果。
朝4時半から
豆を煮ることに
もう1年以上前から4時半起き
習慣にしたので、正直別に
母的には問題はないのですが。
息子くんが起きるのは面倒
なので静かに作業することに
注意して行いました笑
去年もびっくりした止まらない
泡状態
これも去年教えて頂いたお話から
ふきこぼれそうな分はすくって
大丈夫そうならもうそのままに
しておきました。
お水がやっぱり減っていくので
我が家の鍋ではいっぱいで
差し水の回数が多いのが
ちょっと面倒に感じながら
様子を見ながら煮えたかチェック。
これが去年もいまいち具合が
分からなかったなぁ…。
目安は薬指や小指と親指とで
潰せるくらい。
ということなのですが。
力加減で潰せなくもないぞ…?
というくらいなのか、
もう本当にシュっと潰せる
くらいを目指すのか…??
と分からずで結局何回も
チェック
さすがにこれくらいで大丈夫
かな??と思えたくらいまで
煮るのに約3時間半かかりました
やっぱり時間かかりますねー。
圧力鍋でされた方もいて
話を聞きましたが、圧力鍋は
1回量を少なくしないと
いけないので入れ替えて煮るを
繰り返す作業が発生。
あとアク含めで汚れるので
パーツ類に溜まるのを
注意しないと危ない、
掃除が大変。
という点があるそうで。
結局どちらもそれなりに
手間はかかるね。
ということのようで。
どっちがいいかは人それぞれ笑
種水である煮汁も仕込みで使うので
捨てないように注意
冷蔵庫に入れてしまうと固く
なって潰しにくくなりそう、
という去年の話も思い出し
今回は冷めてから袋に入れて
次の日の朝まで寒い部屋に
置いておきました。
去年はこれを家に忘れて
取りに帰った想い出
必要材料と甕を担いで、
今回は更に試食会用のグッズも
持っていくため更に荷物増
会場のミンサーで豆を潰します。
これがやっぱりそれなりに
疲れる作業。
軽く汗までかいてくる笑
モンブランっぽくて美味しそう
息子くんも一緒に行ったのですが。
どんどん自我強めになっていく
お年頃男児。
すーぐ気分が変わる。
行くって言っていたのに
着いて準備やらしている中で
「いつ終わるの??」
(え。まだ始まってもない)
「僕は来たくなかったっ」
(え。予定確認したじゃん)
こっちは自分の味噌仕込み以外にも
準備することが色々あって
脇でブーブー言っている男児に
イライラー
結局去年は興味津々で
やっていてミンサー作業も
影からじっとり見つめて
終了。
「お味噌作り終わっちゃうよー?
いいのー??」
と存在確認はしながら声を
かけつつ放置
塩と麹を混ぜ合わせる。
全部混ぜ合わせる。
ここで種水を先に入れて
量を確認するはずだったのですが
間違えて分量が分からなくなり。
先輩方が計算して調整して
下さいました。
(工程的には別に大丈夫。)
影からじとーっと見ていた
息子くん
丸めて容器に打ち付けながら
入れていく。
という作業でやっと
やり出しました。
これでもかっ、というくらい
打ち付けて、泥んこ遊び感覚で
やってくれていましたが苦笑
打ち付ける場所と力加減で
飛び散ってる…
とりあえずこの作業は
息子くん一人でやってくれました
空気を抜くようにラップをして
塩をまく。
これも先輩方に教えて頂き。
カビ防止で最後表面に塩を振る
というのもありますが
塩辛くなりそうなので
ラップをしてその上の縁や
表面に塩をまくということを
されている方もいるそうで。
今回その方法でやってみることに
しました
無事お味噌仕込み完了できて
良かった
会場で試食の会もあって
去年仕込んだお味噌と具で
みそ玉を作ってお味噌汁
味噌、みりん、ゴマを合わせた
ものを使って、焼きおにぎり
しました
(食べている途中で気付いて
撮った写真…苦笑)
焼きおにぎりとか普段しないので
練習を何度かしましたが。
1回目
ゴマ油を引いておにぎり両面を
軽く焼く。
調味料を塗って両面焼く。
もう1回塗って焼く。
という工程で作りました。
調味料がちょっと固めで
焦げ付きやすく、ボロボロ
2回目
息子くんも一緒におにぎり作り
みりんを少し多めにして
緩めな調味料の具合にして
みたのと塗って結構早めに
裏返す。
ゴマは2回目に塗る際の時に
混ぜる。
でやってみたら。
これは上手くできて
息子くんも「美味しい~」で
食べてくれました
3回目
何か気に入って自分のお昼ご飯用に
作りました笑
更に焼くタイミングを見ながらで
調整。
ネギやくるみ、じゃことか
入れても美味しそうだなぁ
と思いました
会場ではお味噌、大豆の
勉強もしながらでのお味噌仕込み。
聞いたお話で、家で仕込んだ人が
その日朝納豆を食べてしまった
そうで。
納豆菌の影響でお味噌全部が
納豆になったというお話
甕いっぱいの納豆…。
恐怖体験過ぎる
お味噌作りをする際には
納豆菌に注意というお話は
言われて、そういえば
聞いたことがある…
くらいの記憶だったので
うっかり食べていたかも…
と思って気を付けようと
改めて思いました
大豆の国内自給率もただでさえ
7%と低過ぎだったのものが
この約3年で更に6%に
下降しているそう…。
普段大豆製品食べている、
と思っている方も多いと
思いますが裏面見てみたら
ほぼ海外ものです。
本当にこの国の人達の
「農」や「食」への意識の
低さと危機感の無さと
国をもはや潰しにかかっている
としか思えない政策類の数々は
本当に恐ろしいです…。
今回参加された方が未就学児さん
2人育てながら、仕事もして
いる方で。
その中でなかなかな手間な
お味噌作りもされていて
すごいなぁと思いました
大変だけど、やっぱり手作りの
お味噌の美味しさも感じて
沢山できるし(笑)、子どもに
食べさせるもののことは
考えたいし、ということを
仰っていて。
皆でうなずきながら、
色々なお話もできて
楽しかったです
あとは無事お味噌に
なりますように…。
ということを祈ります…
初めての味噌作り↓
家族皆元気に過ごすために
食生活・生活習慣を
見直してみませんか?