先日訪れた盆梅展で知った
「刀剣」の企画展。
長期の学校・学級閉鎖が
続いていた息子くん…。
やっと全員揃ったようです
色々スケジュール変更の
ストレスも重なって
息子くんもそうですが
母もストレスマックス。
美しいものを眺めて心を
落ち着けたい
ということで
行ってきました
折角出るので、行ってみたかった
中之島美術館へはしごすることに
着物、古物に魅かれる母は
こちらの企画展も気になって
いました
「女性画家たちの大阪」は
2/25までの開催です
「モネ」の企画展も開催
されているので春休みくらいで
また息子くんと一緒に行きたい
なぁと思ったり
まずは中之島香雪美術館へ。
刀について知識は特に無いので
案内を参考にしつつ見ました。
こちらは何と全部撮影OK
息子くん視点で息子くんが
気に入ったらしい刀写真。
刀に詳しくない上に正直
見た目的には似ているので
なかなか難しい…
来られている方が
双眼鏡を持っていて
それで刀文などを見て
いらっしゃったのかな??
な、なるほどー
確かに絵でも工芸品でも
細かいところとか見えないっ。
年々視力も落ちますしね…(辛)
調べてみたら美術鑑賞には
単眼鏡というものが
おすすめという内容が
出てきました
調べてみよう…
香雪美術館は朝日新聞社の創設者、
村山龍平氏のコレクションが
収められている美術館。
村山氏の年表やコレクションに
ついてや御影にある、
国の重要文化財指定されている
旧村山邸の紹介スペースも
併設されています。
いつか御影の方にも訪れて
みたいところです。
拵(こしらえ)の方はもう
ずーっと見ていたくなるような
ものばかり
彫金、織物、螺鈿や漆などなど
緻密な工芸技術と芸術性が
表現された逸品の数々が
並んでおりました。
帯刀するにおいて拵という
外装にこんなに細かく種類が
あるということも知らなかったので
「へぇ~」なことばかり
渋いこちらも鮫皮に漆を塗って
研ぎ出していくことで文様を
表現する漆工芸が施されたもの。
息子くん視点の気に入ったもの
ショット
鍔(つば)も本当に素敵に
思えるものが並んでいました
七宝焼きの技法でこんなに
美しいデザインの鍔。
秋虫、秋の草花デザインは
和服の中でもよく見られ
秀逸なデザイン、技術の
アンティーク品はお値段も
高く人気だったなぁ、
なんてことも思い出し。
刀装具の小柄(こづか)、
笄(こうがい)、目貫(めぬき)の
三つを三所物(みところもの)と
呼ぶそうです。
ここで初めて知ったこと。
笄(こうがい)という道具を
母は女性の日本髪を
まとめるためのもの。
という認識を持っていました
笄も欲しくて、買ったことも
あります。
(どこで使うとか…ない)
ところが武士の身だしなみを
整えるものとして刀装具の
一つだったとは…。
学びました
「平家物語」の一場面を小柄に
表されたもの。
狂気とさえ思える細か過ぎな
彫金の世界
(た、単眼鏡欲しいー)
かたつむりの目貫。
細か過ぎる工芸技術と遊び心や
デザイン性が素晴らしい作品達
ガラスにへばりつきそうなくらい
近くで見ました笑
確かにルーペとか双眼鏡とか
欲しくなりました
面白い世界を味わえて満足
同じフロアに旧村山邸に現存する
茶室が再現されているスペースも
美術館のビルに飲食店も入って
いるのでそこでお昼ご飯を食べ
中之島美術館へ移動
できてから一度行ってみたかった
のですがなかなか行けなかった
美術館
屋内、屋外に現代美術作家、
ヤノベケンジさんの作品も
飾られています。
だいぶ前に行った中之島の
イルミネーションで見たような
記憶がある巨大モニュメント
天井までの空間が広々としている
美術館です
美術館ではスタッフの方に
依頼すると、子ども向けの
鑑賞用プリントを頂けます
今回頂いたものには、2つ絵が
載っていて、その絵に対しての
感想や絵の中に人は何人いるかな?
とか、見た中で気に入ったものを
描こう!というテーマがあったり
ワークできるようになっていて、
何ともありがたいサービス
息子くんは音声ガイダンスも
借りて、興味を持って見て
回れるように、という目的と
母もゆっくり楽しめるように、
という目的とでスタンバイして
入りました
大阪にゆかりのある女性画家
50名の約150点の作品を
鑑賞できます
女性だからこその視点で
描かれる世界、繊細な
部分だったり、逆に迫力ある
作品の数々など
ボリュームがすごいっ
こちらは最後のエリア辺りのみ
撮影可能でした
息子くんが好きそうな
「百鬼夜行絵巻」。
和装類のデザインや着姿などが
沢山見られて眼福…。
美しい見た目とは裏腹に
モチーフにした題材や
込められているメッセージは
悲しみ、苦しみを表現している
ものも沢山あります。
おかっぱ頭の女の子達の
色とりどりの着物姿が可愛過ぎる
さすがにボリュームある展示を
はしごして、皆で疲労…笑
美術館って、気持ちは刺激を
受けて楽しいのですが足が
疲れます…
会場内にはベンチも多くあったので
休憩しながら回りました
息子くんが生まれる前までは
着物来て、美術館、博物館
行ったりなんてことも結構
していたのですが。
乳幼児期はほぼ無くなり
今度は息子くんに見せる
機会を作りたい目的での
美術館、博物館に少しずつ
行くようになり。
今回、母の嗜好で行きたいな、
と思った企画展に行けて
何だか嬉しかったです
美しいものを沢山見られて
満足…
折角だから何か欲しい、
と言い出す息子くん
屋外にあったモニュメントの
ガチャガチャになるのかな(?)
をやって、同じデザインの
ものが当たって喜んでいました
そして今回もポストカードと
マグネット購入
母がポストカード、息子くんが
マグネットをチョイス。
色々溜まってきたのでそろそろ
何か上手く飾りたい…
1日アートな時間を満喫できました
広い「学び」を通して親子、
家族で「元気になる」を
目指しませんか?
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今の世の中で自分の身を
守るために必要なことは…?