- 若い時に産んだ娘。
- 出産時に病院で大きな手違いがあり、産後すぐに緊急手術。数日間、母子離れ離れに。そのせいか、母性がほぼなくなる。
- 娘への愛情のかけ方がわからないどころか、自分のことで精一杯。
- 母親との関係が原因とされている【摂食障害】を娘も発症。
- 壮絶な数年間の記録。
- 現在は克服。けれど、今後何が起きても責任はわたしにある、と思っている。
続き。
【娘の摂食障害】
⑤始まった過食
娘と何日間かメルボルンに滞在して、
わたしと母と息子は、日本に帰ってきた。
娘は、あと、2ヶ月ほどの滞在だった。
また、それまで通り、
日本↔︎オーストラリアで、わたしとLINEのやり取り。
ホストファミリーに、
食べなさすぎ、や、
もっと食べなさい。
と、言われストレスを溜めているようだった。
が、この頃から、
今日は、チョコケーキ食べたら、
そのまま止まらなくてたくさん食べちゃった。
昨日と、今日、たくさん食べちゃったけど、
明日調整すれば大丈夫だよね。
3日連続で食べ過ぎちゃったけど、
そんなにすぐに太らないよね。
など、食の話題が多くなり、
常に、『大丈夫だよね?』と確認のLINEが来た。
わたしは、もっと体重は増やした方がいいから大丈夫。
ただ、3食きちんと食べるのが1番いいからね。
でも、今日は、美味しく食べれたならよかったじゃん。
という感じで、
叱るようなことや、
強制するようなこと、
〜はダメ!というような言葉は使わなかったと思う。
ツラいのを知ってるから。
拒食になり始めた頃から、
こうなることは、予想出来た。
それは、わたしが娘の心を育ててあげれなかったからだ。と、わかっていた。
(不安が強い。自己否定してしまうなど。痩せてることに価値を見出してしまった)
だから、出来る限り否定はしたくなかった。
そして、
本人も自分の異変に気づき、色々と調べたらしく、
やっぱり『摂食障害』かもしれないと自覚してきた。
一度スイッチが入ったら止まらない食欲。
これは、わたしも経験してるからよくわかる。
けれど、
ガリガリだった娘は、
まだ、少ーーしくらい太っても大丈夫だろう、とどこかで思っていたようだった。
帰国までには、
この暴飲暴食をやめよう。
そんな風に誓っては、
また食べてしまう、の繰り返しをしてしまっていた。
しかし、結局、
帰国してからも、LINEはほぼ食べ物のこと。
食べ過ぎて苦しいという内容。
今日も食べてしまった。
明日から食べないことにする。
今日も過食。やっぱりダメだ。
苦しい。太ったって思われたくない。
当時、ものすごい量のやり取りをしてる
帰国して、1ヶ月で7キロ増加した。
わたしは、わたしの体験談も交えつつ、
励ますしかなかった。
苦しそうな姿に、
励ますメッセージを送るだけで、
どうすることも出来なかった。
続きます。
アンジーって?
・ナリ心理学認定心理アドバイザー
・夫、娘(成人)、息子(大学生)、猫4人
・東京出身、長崎在住
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