- めちゃくちゃ非ダイヤだったアンジー
- 17歳から15年間壮絶な摂食障害を経験
- その後パニック障害に
- 原因が母親との関係性だったことに気づくまで時間がかかる
- きっかけから克服までの道のり
- 現在は完全に克服
続き。
【摂食障害】
⑦苦しみ
止められない苦しさ。
長年この状態が続いて、
『慣れる』なんてことはない。
早くこの地獄から抜け出したい。
一日のかなりの時間を、
食べ物のことで支配される。
食べてる時、
あれは、どんな感情だろう。
ただ、食べたい。
とにかく食べたい。
お腹じゃない、
脳が、食べたい食べたい！とにかく、
食べたい！食べたい！と騒いでいて、
どうにも止められない。
食べ物を口に入れるだけ入れて、
当然、味わってなんかいない。
全てを食べ尽くして、
一気に出す。
その全てとは、
家中のもの、(結婚してからも)
コンビニで大量に買ってきたもの。
毎日が、その繰り返し。
今、覚えてるのは、
家の誰かが、チョコパイの大袋を買ってきていて、
誰もいない時に、
大袋全部食べてしまうので、
バレないように、
その日にまた大袋を買う。
けど、また全部食べちゃうので、
また買う。という。
毎日、チョコパイの大袋を買いに行った記憶がある。
人が買ったもんはダメだ。
食べるとバレる。
だからまた同じものを買いにいくはめになる、、、
と思った。
そんな毎日。
周りのみんなが、
勉強だ、旅行だ、遊びだ、仕事だって全力でやってる時に、
わたしは、一体どれだけの時間を、
『食べて吐く』に費やしてしまったんだろう。
本当にしんどかった。
でも、やめられなかった。
もうやめよう、と思える時間は一瞬。
すぐに、過食スイッチが入った。
一回父に、
首が変な腫れ方してるって言われた。
吐く時に使う筋肉が発達？してしまっていた。
そんなことないよ、って言った。
そんなのも、本当にイヤだった。
母は過食の場にいたこともあった。
その時は、
わたしが、楽しい話をしながら、
とにかく、怪しまれないように楽しく食べた。
それは、それで楽しかった。
話を聞いてもらうのは、
めちゃくちゃ楽しかった。
だから、
母との関係性になにかあるなんて、
その頃は、まったく考えなくなった。
どんな時が一番苦しかったか。
それは、
吐けなくて、全部出せなかった時。
太ったらどうしよう。
本当に地獄だった。
続きます。
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【摂食障害】について、
シリーズで書いています。
★あくまで、アンジーの体験したことを書いてます。
わたしの体験を伝えることはできますが、
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アンジーって？
・ナリ心理学認定心理アドバイザー
・夫、娘(成人)、息子(大学生)、猫4人
・東京出身、長崎在住
・元プロの非ダイヤw
・鬱、摂食障害、パニック障害を経験
・極度の方向音痴
・ポジティブ
・動物に好かれる
＊子育て、人間関係、パートナーシップ