先ほど101号室のお客さま(夫)と102号室のお客さま(娘)のお部屋に洗濯物をお届けにまいりました。

102号室に入ろうとしたところ、学校のバッグにそっくりな物体が落ちていて「すわ!バッグ忘れて学校行ったか?」と全身が総毛立つ思いをしましたが、逆光で別のバッグを見間違えたことが判明し支配人は安堵のため息をつきました。

 

イチョウ

 

そんな娘から、朝、LINEが入りました。

 

お母さん!

今日の電車は座れなくてドアの近くに立っていたんだけどね、たくさん人が降りる駅で邪魔にならないように一緒に降りたら、乗りそこなって1台遅れちゃった〜笑い

 

娘よ。バッグは忘れなくても、電車に乗るのは忘れちゃったかおばけ

夏に得たしっかりさん気質は秋霖と共に流されてしまいました。

さすが、生けし形状記憶合金。

何があっても、しなやかなに素早く元の形に戻ります。

でも、何だかちょっと安心。

 

イチョウ

 

夏休み前に学校で受けた模試の結果が秋寂びて戻ってまいりました。

 

数学:謎の良さ。数学苦手勢がごっそり抜けたとしてもバレエ

国語:古典の奇跡が起こらなかったので、現代文ほぼ満点+古典ほぼ零点🟰冴えのないな成績という、いつかどこかで見た風景がそこに広がる秋。

英語:学内凡庸ちょいマイナス。しかし、娘いわく。「お母さん、文法が満点!夏休みに1900を頑張って単語を覚えたから次はきっと偏差値あがるね!」と来年受験を控えた高校2年生が夢と希望に満ちた瞳で語ってくれました。君のその明るさが救いです。

 

イチョウ

 

九州にいる夫の友だちに「picotさん元気?今なんのゲームやってる?」と聞かれたそうです。

 

夫「すごい無理ゲーやっているよ」

友「なに?たけしの挑戦状?魔界村?」

夫「いや、娘の大学受験の伴走ゲーム………」

友「あ……そういう………………」

(脚色あり)

 

大丈夫!娘を観察し続けて16年、そこまで無理ゲーじゃない。ゼルダの神々のトライフォースぐらい!と思ってます。

勉強をゴリゴリさせるほうが、ずっとたけしの挑戦状です。

 

イチョウ

 

夏が強烈すぎて秋は腑抜けてしまい、こんなどうってことのないしみじみとした毎日を送っております。

つれづれ。

夏休み中は、娘が連日のように首都圏を横断する形で活動を行っていたため、あいだに宿泊を挟まないと身体がもたず、何泊もの夜をホテルで過ごしました。

大きなウォーキングクローゼットがついていて部屋をスッキリ使えたり、長い机があって並んでMac作業ができたり、気が向けばジムで運動できたりと、各ホテル、短い滞在でも住まうように宿泊できて新鮮な毎日でした。

 

そして、幾つものホテルに泊まっているうちに気持ちに変化がありました。

娘の部屋や夫の書斎&寝室が汚いことにすっかり諦めがついたのです。

 

これからのわたしは「ホテルニューピコット」支配人キラキラ

 

101号室のお客様(夫)は仕事場代わりにお部屋を長逗留で利用されています。

102号室のお客様(娘)は高校生ではありますが長く滞在されているお客様で、お勉強の際は夜遅くまでロビー(リビング)をご利用されています。

103号室は、101号室のお客様が宿泊のために寝室として借りられているお部屋です。

 

おふたりとも長期滞在でドアノブにはエア「Don't Disturb」カードが掛かっているため、お掃除には入ることができません。

なお22時過ぎはロビーの使用を禁止させていただいております。

 

当ホテルの支配人として美しく清潔に管理しておくのは、共有スペースである玄関、廊下、ロビー(リビング)、トイレ、洗面所、バスルーム、そしてホテル側のプラーベート部分であるキッチンと支配人スペースのみででございます。

 

現在は102号室のお客様が夏休み課題の総仕上げをしているため、特別なサービスとしてロビーのテーブルの上に教科書や参考書で山盛りにされておりますが、それも学校が始まるまでとさせていただきます。

 

また当ホテルはBook Hotelのためご自由に読書いただけますようロビー(リビング)に多数の本のご用意がございます。

 

夏休みがあけたら、すぐにロビー(リビング)を公共の場に戻し、フローリングにワックスがけを予定しております。

それまでは共有スペースのみを清掃しておきます。

 

流れ星流れ星流れ星

 

ちなみに娘の部屋はめちゃくちゃ散らかっているのですが、素敵な姪っ子ちゃんたちの部屋もママ達いわく「火をつけたい」ほどに散らかっているそうです。ならば、もう血ということで良きかな。

かくいうわたしも高校生の時は、チラリと部屋を覗いた弟の家庭教師が「お姉さん、あの部屋の中で◯んでるんじゃない?」というほどの散らかし屋だったので、将来的には片付けられるようになるんじゃないかな、と思っています。いや、思いたいw

 

とりあえず夫を「101号室のお客様」、娘を「102号室のお客様」そう思っていると、散らかった部屋を見ても「支配人の関与すべき範疇ではございませんので」と思えるので気が楽です。

そのうえ、他の場所を綺麗にするのが何だかウキウキと家事が楽しくなってきます。

さらに、お客さまだと思うと、お皿の盛りつけやサラダの彩りも気になってくるのでご飯作りもヤル気が出て良いこと尽くし。

 

なんと言いましても、ホテルニューピコットの誇り高き支配人でございますのでお願い

高2・夏の探求、先週にて無事に終了いたしました!

前半は楽しい嬉しい面白いだけの活動もたくさんありましたが、後半はプロばかりの現場、ひとりで自治体の人に渡り合って実施した責任感MAXな企画……記録撮影のために一部の時間だけ端っこにいさせてもらったわたしが見ていられなくて涙ぐんでしまうほど難易度が高いものでした。

 

娘、それら試練を乗り切るために、持っている力の200%をを出し切って乗り越えましたーーー花火

 

もともとヤル気0のグウタラ娘に必要だったものは希望であり、自分の歩いている道の先に見える淡い光だということには去年・高1の夏に気づいたのですが(遅い目)、そこから変貌とも言えるほどの成長を遂げるためには、本人ができる範囲ギリギリの負荷をかけて自分という人間への責任を感じることだったのかも、と思いました。

 

過酷な現場において笑顔で一所懸命、結果を出し続ける娘に、どんなプロフェッショナルな大人の方も優しさと厳しさと、何より敬意を示してくださり、精神的な意味で恵まれていたのが今回なんとか乗り切れた要因でもあります。

愛嬌と生真面目さ、最強伝説。

 

夏休みは残り1週間。

ここからはせめて受験生らしくお勉強をプリーズ……と思っていたら、学習面でも夏の経験が娘ちゃんを少し大人に変えてくれたようです。

 

・どえらく時間配分がうまくなっている。

 

・次の定期テストまでの期間・1週間・1日というマクロからミクロな単位を3つ並行して具体的な予定をたてられるようになった。

 

・自分に最適なスケジュール表を作れるようになった。

 

・スキマ時間を有効に使うことを覚えた。

 

・「できていること」「できていないこと」の明白な違いを知ることができたので、記憶系で覚えているような〜?いないような〜?では終わらせなくなったかな。これはそうあって欲しいという希望込みでヒヨコ

 

・やったことがない仕事を瞬時に理解して行動に起こすことにより勘が研ぎ澄まされた。なので授業で先生が、教科書が、何を学んで欲しくて発信しているのか勘を働かせて見るようになった。

 

・自分はできる、という自信がついた。

 

・3歩ぐらい先を読まないと生きていけない現場ばかりだったので、先を見通す力が強制的についたと思う。

 

・必要なものを過不足なく用意できるようになった。

 

・ものをなくさなくなった。

 

うんうん。書いてて今だけ感満載な気がしてきました。

なにせ娘はスーパー前向きな後ろを振り向かないやつ。

 

さあ、この効果がいつまで持つのかは疑問ですが、生きる上で時間の使い方が少しでもわかってくれたのは親としてありがたいことです。

 

あ!あと!とても嬉しいのが、ご飯を食べる時間がものすごく早くなったことです。

これで君も立派なギョーカイジンだw

やっと娘ちゃんの探求活動・前半戦が終わりました。

7月半ばから始まった前半戦はあの暑さの中、県をまたぐ他地域へ日参していたので、体調を壊さずに乗り切れたことに安堵の嵐です。

(体力の限界になりそうポイントで3泊ほど宿で前泊してHP回復しました)

 

また単発案件が多かったので、塾の合間を縫って入れてしまったのもキツさの原因でした。

昨日なぞ、塾→活動→塾だったので、お夕飯を終えて帰ってくるともうヘトヘトです。

にも関わらず、1日50問英単語を覚えるというチューターさんとの約束を果たそうとする姿を見て「なんて健気なんだろう」と涙が出そうになりました。

が!英単語帳が高1から始めて3周目なことに気づき「去年覚えた英単語を、なんで今、初見みたいな顔して覚えているんだー」と、打って変わって大魔神が出現しそうになりましたが一瞬で霧散しました。

もともと娘に甘いわたしですが、さすがに怒る気分にもなれませんおばけくん

 

さて通っている塾は3つです。

と言っても英・数・探求が週に1回、あとは不定期で季節休みやテスト休暇に入れている感じです。

 

1.英語と数学の塾

2.総合選抜の塾

(探求系はやらずに、ディスカッションを向上させる授業や学校別対策)

3.小論文個別/大学生チューターさんとリスニング&スピーキング個別の塾

(既に払い込んでいる金額の消化のための苦肉の策だったのですが、結果とても素晴らしい!)

 

総合選抜の塾の大学生チューターさんたちがこぞって英語推しだったり、3の塾では英語に特化した大学生チューターさんたちと触れ合っているせいか、英語について少しやる気が出てきたようです。

 

夏休み中、不定期でチューターさんにリスニングとスピーキングを見てもらっているのですが、娘が腑に落ちたことがたくさん。

・文法はできてる

・単語数もまあまあ

・スピーキングは教えたらできるようになった

・問題はリスニング!耳が拒否しているという根性論はさておき、発見してもらったこと・自分で発見したことがありました。

 

リスニング注意点

◯リンキングできない:単語の子音と、次の単語の母音が連結して違う音になることがわかってない

like it → ライキット → lie kit に聞こえる →「え?嘘?子供?意味がわからないアセアセ

think about → シンカバウト → thin ka bout に聞こえる →「え?薄い?試合?Kaさん?意味がわからないアセアセ

◯英語圏の人名を、知らない単語と勘違いする

Paulという単語が出てくると「え!柱Poleがどうしたって?」、Dr.Boltonと言われると「え!ボルトンなんて単語知らない!」とパニックになるそうです。

 

2個目は自分で発見したのですが、聞いた時は最初は意味がわからず説明してもらってわかるとめちゃくちゃ笑ってしまいました。

確かにそれは盲点!

 

チューターさんの個別をお願いする時、担任の先生に受講内容として「夏休みの間に英検2級に受かるぐらいのリスニング能力をつけろということでしょうか?」と聞かれたのですが、「いえいえいいえーーー!」と激しく反応してしまいました。

わたしは脳の欠陥なのか、なんとなーく数字主体の言葉にうまく反応できないところがあって、その弊害が偏差値とか級とか体重(!)とかを今ひとつ細やかに気にできない、という形になり表出されます。

全く気にならないのではなく、比較対象や受験条件としては気にできるのですが、今いち反応が鈍いのです。

その代わり心理的ものが気になって仕方なく、今回も「娘が英語苦手感が強いのは、ひとえにリスニングが異様に苦手という意識に引っ張られての感情だと思うので、大学生の皆さんにお手伝いしてもらってリスニングを苦手じゃなくすることによって英語全体への意識を良いほうへ変化させてほしい。そうしたら自分で進むと思うので」とお伝えしました。

 

チューターさんによるリスニング講座が始まってから、毎日、英単語とリスニングを勉強するようになったので効果はあったように思います。

苦手なものの克服より得意なものの精度を上げる方向で生きている娘(母もw)なので、リスニングの勉強をしているということ自体が奇跡です。

 

とにかく間違って「わたし、英語ちょっとイケそうかも」にシフトできる夏になってくれるとありがたいです。

基本、フェス大好きニンゲンなので、「オープンキャンパス」の字を見ると心躍ってしまいます。

高3にはもう行かないだろうから、今年が最後のチャンスなのに……文化祭行こうおばけくん

 

さて、昨日も昨日とて何やら楽しそうにオープンキャンパスが開かれていたようですが、娘は「夕方から区の人とイベント会場の視察があるから(オトナぶってて可愛いピンクハート)それまで宿題するー」と殊勝なことを言っていたので無理には誘えず、パンケーキのランチなんぞ作っていたら。

 

「おかあさん。。。」

 

弱々しげな声がします。

 

「アーンするから食べさせてえ。。。」

 

えええー。赤ちゃん!?

 

「だって親と人差し指がアロンアルファでくっついちゃってフォーク持てない。。。」

 

 

目

 

目

 

目

 

はあ?

 

スマホケースが壊れたのでアロンアルファで直そうと思ったら、指までくっつけてしまったらしい。

そんなわけでお湯に右手をつけたまま、左手でパンケーキを食べていました。

強い左利きの因子も入っているので、多少は左手も使えてよかったね。

 

お湯のおかげで無事、アロンアルファも取れて視察&打ち合わせに行った娘ちゃん。

区の方と会場の方に「進行も全部お任せしちゃって大丈夫?」と聞かれ「はい!もちろん!」と答えたところ、「まあ、なんだかプロのオトナねえ」とお褒めいただき相当えっへんな気持ちになったらしいのですが、帰り際「この後どうするの?」に対して

「お母さんと待ち合わせして本屋で地理の参考書を買ってもらいます!」と答えたところ「うわ!突然、高校生になった」と驚かれたそうです。

いやいや、その数時間前は赤ちゃんでしたけどねヒヨコ

 

1日に何度も年齢が変わる娘ちゃん、今日も張り切っていきましょーーー。

フォローさせていただいているブロガーの皆さまのタイトルに「オープンキャンパス」の字がキラキラキラキラ並んでいて、眩しくて目が開けられません。

 

悲しいことに我が家の娘、オープンキャンパスに興味がないのです。

年端もゆかぬ小学生の時ですら、このようなことを言っていました。

・中学校の説明会や文化祭に行っても、この学校に行きたいとか行きたくないとかの判断材料は得られない。

・文化祭はフェスで外向けの顔だから楽しいに決まっている。

・説明会は勉強や進学のことだけで、中学生活のワクワク感が伝わってこない。

・オープンキャンパスで見られる学校設備で気になるのはトイレだけ。

・制服も機能的であればどうでもいい。

・実際、その学年のムードは入ってきた生徒によって大きく変わると思うので、人間関係も入ってみなくてはわからない。

 

あの頃のやりたくないこと満載な娘より、中高で4年間楽しい時間を過ごさせてもらっている今はもう少し穏やかな目線になっていますが、逆にやりたいことができた今、娘にとってやりたいことができる大学が行きたい大学で、やりたいことができなさそうな大学は受けない大学で、と気持ちの中で決定してしまっています。

なので、あえてこの暑い中を出かけてまで得る気持ちの変化はないであろう、というのが娘ちゃんです。

(気になる大学が自分のやりたい授業を行っているかどうかは、学部名で検索してシラバスをチェックしてます)

 

そんな娘ですので、先月から知らない大学のオープンキャンパスには行かない気満々。

唯一「行こうかな」と言っているのは去年も行った大学の学部(↓だとB.D)の公開授業。去年は参加型で無双を味わったため今年も楽しみたいだけで新しいことを見たいわけではありません。

 

ちなみに小学校時代は御三家を言えず、今もMARCHがどこだか怪しい娘が知っている大学のタイプは、この4つ。

A.とにかく自由な選択がさせてもらえる大学

B.やっていることの側面1にドンピシャな大学

C.やっていることの側面2にドンピシャな大学

D.おしごとで知り合う先生たちが教えている大学(たいてい入れない大学)

 

しかしですね。母としては、もう少し視野を大きくしてほしい。

で、picotは考えました。

そして行き着いたのは「ワークショップ」「キャンプ」

小さな頃から毎週のように手を変え品を変え場所を変え、科学・人文・アートのワークショップに参加していた娘は、「ワークショップ」と聞くとパブロフの犬のように「やるやる!」と飛びついてしまいます。

そこで教授や大学生たちと1日または数日かけて一緒にワークしている状況を作り楽しい経験が作ることができれば、関係性があるものをこよなく愛する娘の気持ちは変わるはず。

 

そんなわけで!

オープンキャンパスは行けずとも7月後半から8月前半まで、高校からオススメされていた大学のキャンプ、ワークショップ、コンテストに参加してきましたよー。

泊まりもありの旅行気分なキャンプも♪

受験予定がなくテーマも娘とは直結しない大学へ「いい子にならずに安心して暴れておいでー」とホテルから送りだしたところ、なんとなんとの優勝までいただいてきてしまいましたハートのバルーン

 

「お母さん!あの大学、とってもおもしろいかもー!」と名刺をみせてくれ、先生たちからの数々の寸評を読むと確かに娘の良いところにクローズアップして受け止めてくれている感じもします。嬉しいな。

そして、「え。こっち系も楽しめるの?」と驚きのジャンルに意外な適性を見て、違う方向へのアプローチまで想像がついてしまい、つまりはますます勉強する時間がなくなっていくという凄まじいループに自らはまりこんでしまいました。とほほーおばけ

 

さあ、これから夏の後半戦、がんばってこー。

娘の探求活動や大学のキャンプ、推し活のため、前乗り1泊の小旅行が目白押し乙女のトキメキ

 

一泊旅行に加えて今月は1週間の探求活動(わたしは写真撮影係)があるので、わたしと娘それぞれに60Lぐらいのスーツケースが必要です。

 

30Lに次いで国内では出番の多そうなサイズなので、長ーく付き合うつもりで好きなデザインのスーツケースを選んでもらったのですが「グローブ・トロッターだけはご所望されまするな」と、予算と重さの関係上、祈っていました。

 

グローブ・トロッターほどの課金ではないので、「生涯保証がつくからRIMOWAもいいよー」なんてアドバイスしていたら、夫から痛いツッコミが。

 

「ねえ!RIMOWAって昔の10倍(そりゃ嘘だ)の値段になってるって知ってた?」

 

たはー。バレてたわーおばけ

 

とにかくわたしが限定色やら日本未発売カラーやらが好きなので、LVMHグループに入ってからのカラフルRIMOWAこそが好きなのです。

アルミがベコベコになればなるほど旅行の思い出として愛おしむ派ではなく、あの樹脂なのに金属質の上にかけられた妙に厚そうなトップコートのトロリとした塗装風の表面をなでて愛おしむ派です。

そして大きさに関わらず四角い筐体が大好き。

なので、わたしも娘のスーツケース選びに乗じて同じぐらいのサイズのスーツケースを新調しようと、こっそり使っていた同サイズのスーツケースを粗大ゴミに出して部屋のスペースを作り、心のお迎えは準備万端にしていたのに目

 

夫のお財布で買うわけではないので問題はないのですが、「えーーー、今この高い時期に?」と言われるのも何だか悔しい。

とはいえ、きっとよほどド派手な色にしない限り気づかないのが夫のいいところ。

「あれ?」と言われても、「ああ、これ前に父からもらったやつ」と言えば「あ、そっか」とすんなりそれを事実として受け止めてくれる人です。

 

そんなこんなで悩んでいたのですが、主役はわたしの物欲ではなく、娘ちゃんセキセイインコ青

娘が最終的にRIMOWAのチェックインM(深緑)を選んだら、それはそれで夫には内緒でサラッと買っちゃおうと思っていたのですが、「お母さん!これ!これ一択!」と選んだのは、なんとサムソナイト。余計な心配はしなくて済みました。

JKらしからぬシックなデザインなのですが、推しのイメージがあるそうな。それは良かった!

 

安心したところで、次の悩みはわたしの1週間用のスーツケースがない……。

勢い余って捨てちゃったから……。

 

毎年のように限定色が出るRIMOWAなので、次回の限定色がめちゃくちゃ好みだったらどうしよう、と、どこで決断するかのチキンレースが始まっています。

実のところ一番しっくりくるカラーは定番色で、現物も気に入っているので、最終的にはそれにしちゃうかも。

ずっと使う旅のお供だし場所もとるから、うんと愛でられるスーツケースがいい。

まずは娘ちゃんに、そんなスーツケースが見つけられて本当に良かった!娘ちゃんの旅をこれからも見守っておくれお願い

 

ふとん1ふとん2ふとん3

 

……なんて昨日までは思っていて、今はホテルにひとりなのですが(娘ちゃんはお出かけへ)。

わたし、30Lでも中がパンパンだと重い!ということに昨日、気づきました。

移動途中で「絶対に座りたい」と思ってグリーン車を使ったのですが、スーツケースを手で持ち数段の階段をあがるのすらしんどくて娘にフォローしてもらい「60Lなんて絶対に無理ゲーじゃない?」と不安になりました。

重すぎて手持ちできない……。

以前、お店で80Lぐらいのサイズを触らせてもらったのですが、背が小さいので持ち上げても数cmしか浮かないパックという驚愕の事実が判明し、店員さんを「わたしも小さいので同じなんですっ」と焦らせてしまいました。

なので60Lが限界かなと思っていたら、その60Lすらしんどいという現実。

さて、どうしようかな。期限はもうすぐ。