フォローさせていただいているブロガーの皆さまのタイトルに「オープンキャンパス」の字がキラキラキラキラ並んでいて、眩しくて目が開けられません。

 

悲しいことに我が家の娘、オープンキャンパスに興味がないのです。

年端もゆかぬ小学生の時ですら、このようなことを言っていました。

・中学校の説明会や文化祭に行っても、この学校に行きたいとか行きたくないとかの判断材料は得られない。

・文化祭はフェスで外向けの顔だから楽しいに決まっている。

・説明会は勉強や進学のことだけで、中学生活のワクワク感が伝わってこない。

・オープンキャンパスで見られる学校設備で気になるのはトイレだけ。

・制服も機能的であればどうでもいい。

・実際、その学年のムードは入ってきた生徒によって大きく変わると思うので、人間関係も入ってみなくてはわからない。

 

あの頃のやりたくないこと満載な娘より、中高で4年間楽しい時間を過ごさせてもらっている今はもう少し穏やかな目線になっていますが、逆にやりたいことができた今、娘にとってやりたいことができる大学が行きたい大学で、やりたいことができなさそうな大学は受けない大学で、と気持ちの中で決定してしまっています。

なので、あえてこの暑い中を出かけてまで得る気持ちの変化はないであろう、というのが娘ちゃんです。

(気になる大学が自分のやりたい授業を行っているかどうかは、学部名で検索してシラバスをチェックしてます)

 

そんな娘ですので、先月から知らない大学のオープンキャンパスには行かない気満々。

唯一「行こうかな」と言っているのは去年も行った大学の学部(↓だとB.D)の公開授業。去年は参加型で無双を味わったため今年も楽しみたいだけで新しいことを見たいわけではありません。

 

ちなみに小学校時代は御三家を言えず、今もMARCHがどこだか怪しい娘が知っている大学のタイプは、この4つ。

A.とにかく自由な選択がさせてもらえる大学

B.やっていることの側面1にドンピシャな大学

C.やっていることの側面2にドンピシャな大学

D.おしごとで知り合う先生たちが教えている大学(たいてい入れない大学)

 

しかしですね。母としては、もう少し視野を大きくしてほしい。

で、picotは考えました。

そして行き着いたのは「ワークショップ」「キャンプ」

小さな頃から毎週のように手を変え品を変え場所を変え、科学・人文・アートのワークショップに参加していた娘は、「ワークショップ」と聞くとパブロフの犬のように「やるやる!」と飛びついてしまいます。

そこで教授や大学生たちと1日または数日かけて一緒にワークしている状況を作り楽しい経験が作ることができれば、関係性があるものをこよなく愛する娘の気持ちは変わるはず。

 

そんなわけで!

オープンキャンパスは行けずとも7月後半から8月前半まで、高校からオススメされていた大学のキャンプ、ワークショップ、コンテストに参加してきましたよー。

泊まりもありの旅行気分なキャンプも♪

受験予定がなくテーマも娘とは直結しない大学へ「いい子にならずに安心して暴れておいでー」とホテルから送りだしたところ、なんとなんとの優勝までいただいてきてしまいましたハートのバルーン

 

「お母さん!あの大学、とってもおもしろいかもー!」と名刺をみせてくれ、先生たちからの数々の寸評を読むと確かに娘の良いところにクローズアップして受け止めてくれている感じもします。嬉しいな。

そして、「え。こっち系も楽しめるの?」と驚きのジャンルに意外な適性を見て、違う方向へのアプローチまで想像がついてしまい、つまりはますます勉強する時間がなくなっていくという凄まじいループに自らはまりこんでしまいました。とほほーおばけ

 

さあ、これから夏の後半戦、がんばってこー。