やっと娘ちゃんの探求活動・前半戦が終わりました。

7月半ばから始まった前半戦はあの暑さの中、県をまたぐ他地域へ日参していたので、体調を壊さずに乗り切れたことに安堵の嵐です。

(体力の限界になりそうポイントで3泊ほど宿で前泊してHP回復しました)

 

また単発案件が多かったので、塾の合間を縫って入れてしまったのもキツさの原因でした。

昨日なぞ、塾→活動→塾だったので、お夕飯を終えて帰ってくるともうヘトヘトです。

にも関わらず、1日50問英単語を覚えるというチューターさんとの約束を果たそうとする姿を見て「なんて健気なんだろう」と涙が出そうになりました。

が!英単語帳が高1から始めて3周目なことに気づき「去年覚えた英単語を、なんで今、初見みたいな顔して覚えているんだー」と、打って変わって大魔神が出現しそうになりましたが一瞬で霧散しました。

もともと娘に甘いわたしですが、さすがに怒る気分にもなれませんおばけくん

 

さて通っている塾は3つです。

と言っても英・数・探求が週に1回、あとは不定期で季節休みやテスト休暇に入れている感じです。

 

1.英語と数学の塾

2.総合選抜の塾

(探求系はやらずに、ディスカッションを向上させる授業や学校別対策)

3.小論文個別/大学生チューターさんとリスニング&スピーキング個別の塾

(既に払い込んでいる金額の消化のための苦肉の策だったのですが、結果とても素晴らしい!)

 

総合選抜の塾の大学生チューターさんたちがこぞって英語推しだったり、3の塾では英語に特化した大学生チューターさんたちと触れ合っているせいか、英語について少しやる気が出てきたようです。

 

夏休み中、不定期でチューターさんにリスニングとスピーキングを見てもらっているのですが、娘が腑に落ちたことがたくさん。

・文法はできてる

・単語数もまあまあ

・スピーキングは教えたらできるようになった

・問題はリスニング!耳が拒否しているという根性論はさておき、発見してもらったこと・自分で発見したことがありました。

 

リスニング注意点

◯リンキングできない:単語の子音と、次の単語の母音が連結して違う音になることがわかってない

like it → ライキット → lie kit に聞こえる →「え?嘘?子供?意味がわからないアセアセ

think about → シンカバウト → thin ka bout に聞こえる →「え?薄い?試合?Kaさん?意味がわからないアセアセ

◯英語圏の人名を、知らない単語と勘違いする

Paulという単語が出てくると「え!柱Poleがどうしたって?」、Dr.Boltonと言われると「え!ボルトンなんて単語知らない!」とパニックになるそうです。

 

2個目は自分で発見したのですが、聞いた時は最初は意味がわからず説明してもらってわかるとめちゃくちゃ笑ってしまいました。

確かにそれは盲点!

 

チューターさんの個別をお願いする時、担任の先生に受講内容として「夏休みの間に英検2級に受かるぐらいのリスニング能力をつけろということでしょうか?」と聞かれたのですが、「いえいえいいえーーー!」と激しく反応してしまいました。

わたしは脳の欠陥なのか、なんとなーく数字主体の言葉にうまく反応できないところがあって、その弊害が偏差値とか級とか体重(!)とかを今ひとつ細やかに気にできない、という形になり表出されます。

全く気にならないのではなく、比較対象や受験条件としては気にできるのですが、今いち反応が鈍いのです。

その代わり心理的ものが気になって仕方なく、今回も「娘が英語苦手感が強いのは、ひとえにリスニングが異様に苦手という意識に引っ張られての感情だと思うので、大学生の皆さんにお手伝いしてもらってリスニングを苦手じゃなくすることによって英語全体への意識を良いほうへ変化させてほしい。そうしたら自分で進むと思うので」とお伝えしました。

 

チューターさんによるリスニング講座が始まってから、毎日、英単語とリスニングを勉強するようになったので効果はあったように思います。

苦手なものの克服より得意なものの精度を上げる方向で生きている娘(母もw)なので、リスニングの勉強をしているということ自体が奇跡です。

 

とにかく間違って「わたし、英語ちょっとイケそうかも」にシフトできる夏になってくれるとありがたいです。