明日は春の「ゲームマーケット」!
私もどこかに出現します٩(ˊᗜˋ*)و
是非遊びにきてくださいね!
というわけで、ゲムマ直前!
ボードゲーム紹介コーナーです(๑•̀ㅁ•́ฅ✧
本日ご紹介するのはこちら!
「Ejin研究所」様のゲムマ2015秋の作品
「ヌシも悪よのぅ」です!
・対象年齢:15歳~
・人数:3~5人
・所要時間:40分
簡単に言うと、
プレイヤーは商人となって、
お江戸の利権を得るために、他の商人を蹴落として
江戸一番の豪商を目指す!!という
ゲスゲーム(褒め言葉)です。
プレイヤーは、↓この下段5枚の商人誰かになります。
「紀伊国屋さん、ヌシも悪よのぅ」
「そういう蔦屋さんこそ…ひっひっひ」
とか言いながらプレイしていく訳です。
楽しくない訳がない!!
プレイの準備はこんな感じ。
これくらい広げられるスペースが必要です。
↑の写真の下段、利権札山から1枚ずつめくっていき、
その利権の取り合いを行います。
利権札はこちら。
衣食住3種類、それぞれ百両~五百両、全15枚あります。
これを手に入れるために、手元のお金から競りをおこないます。
勝利条件は、
・衣食住どれでも、全利権を合わせて千五百両になる
・衣食住すべて、それぞれ四百両に達する
です。
利権を巡った競りは、誰が何両出しているか分からない伏せた状態で行われます。
スタート時、プレイヤー(商人)には百両×2枚、二百両、そして空箱が1枚(蔦屋には2枚)渡されています。
そう!この空箱が、伏せられた競りで大活躍するのです。
プレイヤーは、順番に「この利権をいくらで買うか」=「袖の下」として手元の金子札を裏にして出していきます。
このように1枚の人もいれば2枚の人もいます。
しかし!
手元には空箱があるので、1枚の人は空箱しか出していないかもしれない、
もしくはそう見せかけて四百両を出しているかもしれない、
ということが分からないのです。
また、出した金子札は、利権を得られた人の総取りとなるため、
明らかに勝てなさそうな取引は空箱で下りる必要があったりと、駆け引きが必要です。
このように単純にやっていくと、一度上りつめた人が有利でしかなくなってしまうので、
相手を出し抜くお邪魔カード「悪徳札」が存在します。
それが、最初のゲーム準備の写真で中央段に並べられていた10枚です。
悪徳札には、自分が出した「袖の下」を2倍として計算するカードや、
お代官様(その時点で一番利権を持っているプレイヤー)の「袖の下」をすべて破棄するカードなどがあります。
この悪徳札は、それぞれのカードに書かれている「両」で購入することが可能です。
高い悪徳札程効果は強いので、手持ちの両を失ってでも手に入れるかどうかが重要な分かれ道になります。
また、裏面は「袖の下」の金子札と同じなので、
競り時「袖の下」を出す時、
悪徳札を出しているのかどうか分からない状態で出すことができます。
更に、この悪徳札は、写真に写っているこの10枚しか在庫がないため、
お代官様は「お代官様の袖の下を破棄する」を買い占めておき、自分を邪魔させないように抱え込んでおくことなどもできます。
誰がどの悪徳札を買ったか?も大切な情報になるのです!
更に!!
利権札山の中には、以下の「災厄札」も混ざっています。
住と衣の最高利権を破棄される「大火」や
所持している悪徳札すべてを破棄される「御用改め」は
本当に最悪な災厄札です!!
この災厄がすでに起こっているのかどうかは、とても大切な情報になります。
このように利権を巡った競りを行っていくと、
たいてい最終的に1対1の闘いになります。
この時、どの悪徳札を持っているか、
手持ちの金子札はいくらなのか、がキーになります。
私か行った時の最終競りはこうなりました。
左の甲州屋は、手に入れたら全金子札が千五百両を超えるため勝利、
右の紀伊国屋は、手に入れたら衣食住がそれぞれ四百両を超えるため勝利、
という、まさに一騎打ち!!!
結果、
左の甲州屋が八百両、
右の紀伊国屋が三百両×出合え出合え2倍で六百両で、
甲州屋さんが勝利!!
お江戸の利権を掌握したのでした(๑•̀ㅁ•́ฅ✧
負けた!!笑
おすすめポイントは、とにかくなりきってプレイすること!!
「甲州屋さん、やりよりますなぁ」
「お代官様、申し訳ありませんねぇ」
「どれどれ…?」(袖の下をめくる)
とかやってるだけで、楽しい!!
最終バトルもアツく、とてもいいバランスのゲームでした٩(ˊᗜˋ*)و
オトナなボードゲーム会で行ってみてはいかがですか?٩(๑•̀ω•́๑)۶
詳しいゲームルールは、ルールブックが分かりやすいのでやりやすいです。
また、「Ejin研究所」様ホームページにてルールブックを見ることもできるので、
詳しくはそちらを見てみてくださいませ☆
★このレポートは「ゲームマーケット公式サイト」のゲムマ公認レポーターとして書かせていただいています。
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