ロードバイクを待ちながら -80ページ目

四国遍路自転車旅 (11-2) 宿毛絶景ロードと「しまんトロッコ」の旅

前日 泊った愛南町のホテルを朝早く出て、宿毛方面を目指します。ここも単純にいけば国道57号なのですが、交通量も多いし殺風景なルートみたいなので、海岸線沿いの県道に迂回することにしました。

 

 

こんな絶景がありました。でもその前に…


 

国道を離れて深浦という漁港を通ります。この日も朝から良い天気。

 

 

ここから海岸線に抜けるには激坂が!よくルートチェックしてなくて想定外!

 

えぐい九十九折りが!諦めて押して登りました。後で調べたら1キロで150メートル登る、平均斜度 15%の鬼坂でした。

 

 

なんとか押しクライムでピークに。

 

ここから10キロぐらい宿毛方面に海岸線沿いで下り基調の絶景コースです。愛媛県道7号「宿毛城辺線」です。(途中で高知県に入りますがそっちでも県道7号。)これ、都会の近くにあったら絶対、サイクリストに大人気のコースになるはず。私が走ったときは自転車は1台だけすれ違いました。

 

 

 

途中の展望台っぽいところで記念自撮り!なかなかこの「四国の左下外側」に自転車で行く人は少なそうですが、もし宿毛方面に行くことがあったら是非!

 




絶景コースの後は国道57号に戻って、宿毛市内を通過して、中村に行く途中にある39番札所「延光寺」に。

 

 

 

御朱印をいただきました。去年の9月にバスで足摺岬の金剛福寺に行ったときにここも回れるかなと思ったのですが、雨だったりで今まで持ち越しでした。

 

 

 

この後、四万十市の中村駅で一旦自転車を片付けて、「四万十くろしおライン」に乗って窪川駅まで。片道だけど、この観光切符のほうが安いみたい。駅についたのが11時半ごろで、列車が正午過ぎ発なので、昼食は駅前のコンビニでパンとかを買って車内でいただきました。

 

さらに窪川駅でJR予土線に乗り換えます。やってきたのはこういう塗装の一両編成ワンマンカーの各駅停車。「しまんトロッコ」という観光列車で、四月からは、うしろに黒部渓谷のトロッコ鉄道みたいな、屋根しかない客車が連結されて運行しているようです。

 

四国遍路旅のついでにJR四国全線乗車もやっているので、この予土線にも乗らないといけないのです。このために、わざわざ、途中の宇和島からスタートして、予土線で宇和島に戻るという変な行程になっているのです。

窪川から宇和島はこの各駅停車で2時間半ぐらいかかります。途中までは四万十川沿いの景色の良いところを通っていきます。去年の9月に自転車で通ってキャンプやカヤックを楽しんだところを今度は列車で通過!

 

 

トイレもない車両で2時間半なので、途中の駅で一回 30分の「トイレ休憩」があります。こんなのは初めて。車内は乗客のほとんどが男性一人客で、時刻表とかでかいカメラを持っている人が多いので、鉄分の多い人たちばかりかと。みんな3席にひとりぐらいの間隔でおとなしく乗っているので感染リスクは低そう。

 

やっと宇和島駅に着くと「アンパンマン号」が居ました。JR四国は観光列車多いです。予土線には「しまんトロッコ」のほかに新幹線の形をした各駅停車も走っているらしいです。

 

さて、宇和島に戻ってきたのが4時前です。まだ少し時間があるので、自転車を組み立てて、市内へ。

 

「宇和島城」に行ってみました。この入り口に自転車を置いて城内を徒歩で登ります。

 

 

建物は天守閣ひとつしかないのですが、全国に十二しかない、江戸時代から残る現存天守閣の一つです。

 

お城を見学すると丁度夕方なので、宇和島駅の近くの「宇和島オリエンタルホテル」へ。

 

 

ここは「サイクルターミナル」にもなっているホテルで、部屋まで自転車を持ち込ませてくれました。

 

一休みして、市内に夕食を求めて徒歩ででかけます。

 

 

この「ほずみ亭」というお店がただならぬ雰囲気だったので入ってみました。

 

 

まだ5時台なのにカウンターは一杯で、二階の座敷の隅で一人宴会。宇和島の名物の鯛の刺身。

 

 

シラス丼に「はらんぼちぎりあげ」という地元料理。この店はなかなか良かったです。

 

ということで絶景あり、観光列車あり、地元グルメありの盛りだくさんな一日でした。

 

この日の走行距離は51キロ、獲得標高は515メートル。 走行ルートは このGarmin Connect に。

 

 

 



 

 

 

 

 

四国遍路自転車旅 (11-1) いよいよ最後の愛媛県の「左下」方面へ

去年の3月に香川県からスタートして順番はバラバラで回ってきた四国遍路サイクリングですが、去年の12月に高知市周辺を回ったきり年を越してしまい、寒くなったりで、開始後1年をちょっと過ぎた3/21-22の三連休に残った愛媛県と高知県の5寺を回ってきました。

世間はコロナ騒動で、自粛気味でしたが、「四国の左下」は人も少ないから、まあいいか、と。

 

 

新神戸駅で6時台の新幹線で岡山まで。そこから特急を2本乗り継いで昼前にやっと宇和島駅到着。さすがに遠いです。列車はどれもガラガラでした。

 

 

とりあえず、宇和島の港の「道の駅」で昼食。名物の「鯛めし」です。普通、鯛めしというと、鯛をご飯と一緒に炊いたやつですが、ここのは全然ちがっていて、卵かけご飯に鯛の刺身を乗せて食べるものです。美味しいです!

さて、昼飯も済んでこの日はここから南下していきます。未踏破区間はもっと北の大洲から高知県四万十市中村なので、この宇和島市は中間地点です。なぜそこからスタートしたかは後程。

 

南にいく道路は基本的には国道56号なのですが、この道路はこのあたりの幹線で、その割に狭いので、なるべく避けていきます。普通に進むと「松尾トンネル」という難所があるので、旧道らしきルートをあらかじめ引いておいて、そちらを行きます。

 

 

こういう採石場の前を通って峠を上っていきます。

 

一応、元国道だった感じで道はきれいです。交通量は少ないです。斜度は余りないですが、2泊旅行の荷物背負ってなのでのんびり登ります。

 

 

真冬用のアウタージャケットが暑くなってきたので、脱いで大型サドルバッグに押し込みます。このR260のバッグ、伸縮自在で便利。


 

峠を下ったところにある「道の駅 津島やすらぎの里」でちょっと休憩。

 

この後は、大体、国道57号で海岸沿いに進んで「愛南町」に。「愛南」は「愛媛の南」という合成地名で、5つの町村が合併してできた町です。目的地のお寺は旧御荘(みしょう)町にあります。

 

 

 

40番札所 観自在寺です。町の中にあるこじんまりとしたお寺です。

 

 

3カ月ぶりに御朱印帳登場!この日は、これでミッション終了。

 

 

お宿は「青い国ホテル」というファンシーな名前のビジネスホテルです。多分、この町で一番立派なホテル。でも、三連休なのにお客さん少なそう。コロナ騒動もあるし、観光シーズンでもないし。

 

ホテルの隣の和食レストランで、カツオと鳥から揚げ。広い座敷の片隅で一人宴会。感染リスク低く、ビールで反省。ホテルが朝食付き(それでも5000円ぐらい)だったのを忘れてコンビニで朝食用のパンも買ってしまい、部屋で夜のおやつにしてしまい、大幅に食べ過ぎました。

 

この日の走行距離は57キロ、獲得標高は464メートルでした。走行ログは このGarmin Connect に。

良い天気で、ちょっと風が強かったですけど、快適な一日でした。実は、元々はこの日にしまなみ海道にキャンプに行こうと計画していたのですが、風が強くてテントが不安だったので、計画変更してこっちにきました。


 

 

紀見峠から吉野のハンバーガーへ

3/8, 天気予報が雨から晴れに変わったので、コロナ騒動を吹き飛ばすべく、今週も自転車出撃!

今回は大阪、和歌山、奈良の3府県の県境地帯に。


(紀見峠付近)

まず、輪行で、近鉄河内長野駅まで。これで、近鉄のこの支線を乗りつぶし。

 

駅前は普通の郊外都市の殺風景な景色なんですが。

 

ここは昔の高野山まで行く「高野街道」の町だったようで、昔の街道を石畳舗装して、昔の建物が保存されています。ここは「酒蔵通り」のようです。日本酒好きの方は電車で行くと楽しめそうです。今回はまだ朝早いので通過のみ。

 

高野街道沿いに行くと、「烏帽子形神社」という変わった名前の神社の石段に突き当りました。まだ時間はたっぷりあるので、ちょっと寄ってみます。

 

石段の上の神社は、いたって普通なのですが、さらに上になにかあるようです。

 

 

神社の裏山はハイキングコースになっていてこんな風に登っていきます。

 

 

 

「烏帽子形山」の山頂です。ここは「烏帽子形城」の城跡でした。戦国時代の山城で、途中に土塁や堀の跡もあり、山頂には建物の礎石跡があります。ここからは四方の街道や山城が監視できるので戦略的に重要な場所だったようです。


こんなお城があったようです。天守閣とかはない、本来の意味での「山城」だったようです。

さて、まだ2キロも走っていないうちに寄り道してしまいました。ここから高野街道をたどりながら和歌山との県境の「紀見峠」を目指します。

 

その前にコンビニでおにぎり補給。

 

 

 

紀見峠は車は国道371号で、バイパスとトンネルで越えるのですが、交通量が多いわりに道が狭いので、なるべく旧道、裏道をたどっていきます。途中から、南海電車(高野鉄道)の旧線路跡を利用したサイクリングロード的な遊歩道が使えます。気持ちの良い道路です。今回は途中でこのルートを見つけたのですが、もう少し下から使えたようです。

 

道路わきの石積みがなんとなく廃線跡の雰囲気があります。特に鉄道遺構みたいなものは見当たらなかったです。

 

 

途中で、現役の南海高野線の駅前に出ました。この駅からハイキングも楽しそうです。

 

駅のそばにあった廃墟っぽい建物。多分、南海の変電所だったものではないでしょうか?

ここから、紀見峠のトンネルの手前で旧道に出て、トンネルの上の峠を登ります。斜度はゆるく距離も短いので、最近、めっきり落ちた脚力でも楽勝の山ポタリングです。



和歌山県境到着。

 

記念写真。標高400メートルちょっとなので、大阪周辺のヒルクライムでは一番低い峠越えかも。反対側からなんと太いタイヤのファットバイクで登ってくる人がいました。

 

橋本に向けてくだっていく途中で遅い御十時補給。

 

 

橋本駅前のまことちゃんでまた記念写真。

 

ここから紀の川(途中から吉野川)沿いに吉野方面に向かいます。この辺りは何回も走ったことある地域です。ゆるい登りです。大淀町の「下市口駅」近くがこの日のランチ目的地です。

 

 

 

「ライダーズカフェ ビンテージ」の新店舗です。近くから最近移転してきたようです。どうも私は勘違いしていたようで、吉野のもっと奥深いところで見かけたライダー向けの店が移転してきたのかと思っていたのですが、勘違いでした。以前から地元の人はオートバイ乗りで人気のお店のようです。ちゃんと自転車ラックもありましたが、他に自転車の人はなし。コロナ騒動で人が少ないかもと思ったのですが、満員でした。店頭に消毒薬置いて、店員さんはマスク着用。

 

メニューのトップにあった「プレミアムバーガー」をいただきます。巨大なので、かぶりつけません。ナイフとフォークで分解して食べました。美味しい!アボカド、ベーコン、チーズ、レタス、トマト、焼きオニオン全部乗せ!

 

 

アメリカンな店内。

 

 

ここの向かい側には中華料理店「未来飯店」があります。ここは以前食べにきたことがあります。

遅めのランチでのんびりした後は、JR和歌山線の駅を目指します。「吉野口駅」まできたら、次の列車は1時間後だったので、もう一駅「掖上駅」まで走りサイクリング終了。3時半と早かったですが、曇ってきたので丁度良かったかも。


 

なんか見覚えがあると思ったら2018年に壷阪寺に行ったときはここがスタートでした。ここから、のんびりJR和歌山線で和歌山駅まで。これで和歌山線全線乗車です。

 

和歌山駅前で適当に入って居酒屋で反省。盛り付けが映えるお店でしたが、料理は「普通」。居酒屋は南海の和歌山市駅前のほうがレベル高いかも。(サンプル数2ですが。)

この日の走行距離は57.5キロ(少ない!)、獲得標高は638メートル。走行ログは この Garmin Connect に。

そろそろ暖かくなってきたので、お遍路とかキャンプも行きたいと思います。