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「テンプル騎士団の古文書(上下)」 レイモンド・クーリー

先週旅行中に読んだ本 シリーズ その2

ロードバイクを待ちながら



これも最近ありがちな「キリスト教の根幹をゆるがす物」をめぐる冒険ストーリーです。

そういうのは何冊も読んだのですが、一番とんでもなかったのは「イエスのビデオ」というキリストが写っているビデオテープが発掘される、というのです。

始まりがメトロポリタン美術館に「騎士団」が強盗に入って古代の「暗号解読器」を盗む、というまるで「ダビンチコード」とそっくりじゃん、というところから始まります。

その後は、あれを見つけると今度はそれを見つけにいかないといけない、ということになって、というよくある展開です。

あ、別につまらないわけではないです。ジャンル小説として十分面白いです。

この小説で「大秘密」だということになっていることは、ある一つのこと以外は、歴史的には常識みたいなことなんですけどね。でも、キリスト教世界 の人たちはあえて語らないです。作者はそのことを小説の形で伝えたかったそうです。現在の中東の状況を考えるとなるほど、と思います。「死海写本」につい てのノンフィクションの本にかいてあるし、イスラム教の歴史をみるとわかることでもあります。

あとがきに「作者はこの本の構想はダビンチコードの前からあったといっている」とあったのですが、本当かなあ。

飛行機の映画で「天使と悪魔」をみました。これが「ダビンチコード」だったらさらに頭が混乱したかも。

「プロバビリティ・ムーン/サン/スペース(3部作)」 ナンシー・クレス

先週の旅行中に読んだ本 シリーズ その1.

先月読んだ中編集「ベガーズ・イン・スペイン」が面白かったので、久々にSF大作のこの分厚い3冊を。

設定は、謎の異星文明が残した、ワープ・トンネル網でつながった恒星系を人類が探検していくと、なぜかあちこちに人間に似た文明があって、という よくあるヤツです。お話は、そういう世界を大型宇宙船で交易するのが普通になっていたら、全然人間とは違う別の異星人と戦争するようになっている、という 状況の中からはじまります。 この設定の元祖はある有名なシリーズなんですが名前が思い出せない。

というありがちな設定なのですが、3冊の連続したストーリーが全然違うタイプのSFになってます。

1巻目「* ムーン」は、文化人類学的 中世的 異文化遭遇もの。物語はある惑星の地球の中世に似た程度の文明を探検するお話。この星の人間は髪の毛が首に生えている以外にもう一つ変わったことがあって...... というお話。

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2巻目「* サン」はその惑星で発見されたワープ・トンネルを作った謎の文明と同じ製作者による「物」の正体をめぐる天才マッドサイエンティストが活躍するハードSF。途中で目くらましの「ストリング理論」とか出てきてもっともらしいです。

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3巻目「* スペース」は、その天才科学者の高校生の娘が誘拐されるところから始まる、少女大冒険スペースオペラもの。相当にご都合主義なのがそういうジャンルなのでしょうがないですよね。

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と3冊で3種類の味が楽しめて飽きない物語です。中心になっている謎の古代文明が残したワープトンネル網と、なぜあちこちに人間ににた生物がすん でいるのか、という謎は完全には解き明かされないままにこのシリーズとしては続きが書きにくい状態で終わりますが、この設定の別のシリーズが期待されま す。

1巻目ののろのろ進む文化人類学SFのところで脱落しなければ後は楽しめます。

次はどこにいこうか?



そろそろ秋がきそうです。

今年後半の自転車のりはこんなところにいってみたいです。

山方面

- 奥武蔵グリーンライン
- 奥多摩のどこか
- 道志道でいけるとこまで
- 箱根

海方面
- 三浦半島一周
- 伊豆半島一周

川方面
- 荒川の上流

都心方面
- 山手線全駅通過
- 23区全区役所めぐり

そして ロングライド方面
- ブルベ 200Kmのコースをいけるところまで

さていくつクリアできるか...


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