「テンプル騎士団の古文書(上下)」 レイモンド・クーリー | ロードバイクを待ちながら

「テンプル騎士団の古文書(上下)」 レイモンド・クーリー

先週旅行中に読んだ本 シリーズ その2

ロードバイクを待ちながら



これも最近ありがちな「キリスト教の根幹をゆるがす物」をめぐる冒険ストーリーです。

そういうのは何冊も読んだのですが、一番とんでもなかったのは「イエスのビデオ」というキリストが写っているビデオテープが発掘される、というのです。

始まりがメトロポリタン美術館に「騎士団」が強盗に入って古代の「暗号解読器」を盗む、というまるで「ダビンチコード」とそっくりじゃん、というところから始まります。

その後は、あれを見つけると今度はそれを見つけにいかないといけない、ということになって、というよくある展開です。

あ、別につまらないわけではないです。ジャンル小説として十分面白いです。

この小説で「大秘密」だということになっていることは、ある一つのこと以外は、歴史的には常識みたいなことなんですけどね。でも、キリスト教世界 の人たちはあえて語らないです。作者はそのことを小説の形で伝えたかったそうです。現在の中東の状況を考えるとなるほど、と思います。「死海写本」につい てのノンフィクションの本にかいてあるし、イスラム教の歴史をみるとわかることでもあります。

あとがきに「作者はこの本の構想はダビンチコードの前からあったといっている」とあったのですが、本当かなあ。

飛行機の映画で「天使と悪魔」をみました。これが「ダビンチコード」だったらさらに頭が混乱したかも。